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4D v18.4
dataStore.encryptionStatus( )

dataStore.encryptionStatus( ) 


 

dataStore.encryptionStatus () -> 戻り値 
引数   説明
戻り値  オブジェクト in カレントデータストアと、それぞれのテーブルの暗号化についての情報

説明   

dataStore.encryptionStatus( ) コマンドは、カレントのデータファイル(つまりds データストアのデータファイル)の暗号化状態を表すオブジェクトを返します。各テーブルについての状態も提供されます。

注:

  • 他のデータファイルの暗号化状態を調べるためには、Data file encryption status コマンドを使用して下さい。
  • dataStore.encryptionStatus( ) メソッドは暗号化されたリモートデータストアから呼び出すことはできません。

 

戻り値

返されたオブジェクトには、以下のプロパティが格納されています:

プロパティ詳細
isEncryptedブールデータファイルが暗号化されていればTrue
keyProvidedブール暗号化されたデータファイルに合致する暗号化キーが提供されていればTrue(*)
tablesオブジェクト暗号化可能テーブルおよび暗号化されたテーブルと同じ数だけのプロパティを持つオブジェクト
<table name>オブジェクト暗号化可能または暗号化されたテーブル
nameテキストテーブル名
num数値テーブル番号
isEncryptableブールテーブルがストラクチャーファイルで暗号化可能と宣言されていればTrue
isEncryptedブールテーブル内のレコードがデータファイル内で暗号化されていればTrue

(*) 暗号化キーは、以下の手段のどれかで提供されます:

例題  

カレントのデータファイル内で暗号化されているテーブルの数を知りたい場合を考えます:

 C_OBJECT($status)
 
 $status:=dataStore.encryptionStatus()
 
 If($status.isEncrypted) //データベースは暗号化されている
    C_LONGINT($vcount)
    C_TEXT($tabName)
    For each($tabName;$status.tables)
       If($status.tables[$tabName].isEncrypted)
          $vcount:=$vcount+1
       End if
    End for each
    ALERT(String($vcount)+" encrypted table(s) in this datastore.")
 Else
    ALERT("This database is not encrypted.")
 End if



参照 

4D Blog - New 4D commands to work with encrypted data
Data file encryption status

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: ORDA - データストア

This command can be run in preemptive processes

 
ページの目次 
 
履歴 

初出: 4D v17 R5

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v18)
ランゲージリファレンス ( 4D v18.4)
ランゲージリファレンス ( 4D v18.6)