QR ON COMMAND コマンドは、ユーザによるメニューコマンドの選択やボタンのクリックなどで、クイックレポートコマンドが起動されると、 methodName に渡された4Dメソッドを実行します。areaが0の場合、データベースが閉じられるか、QR ON COMMAND (0;"")という構文で QR ON COMMAND コマンドが呼び出されるまで、methodNameが各クイックレポートエリアに適用されます。
methodNameは次の2つの引数を受け取ります:
- $1はエリアの参照(倍長整数)です。
- $2は選択されたコマンドのコマンド番号(倍長整数)です。この値は QR Commands テーマ内にある以下の定数と比較可能です。
定数 |
型 |
値 |
コメント |
qr cmd generate |
倍長整数 |
2008 |
QR RUN コマンドの使用が推奨されます |
qr cmd page setup |
倍長整数 |
2006 |
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qr cmd print preview |
倍長整数 |
2007 |
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注: データベースをコンパイルする予定がある場合、$1と$2を使用しない場合でも、それぞれを倍長整数として定義する必要があります。
最初のコマンドを実行させたい場合には、呼び出されるメソッドに次の命令を記述する必要があります: QR EXECUTE COMMAND($1;$2)
無効なarea番号を渡した場合、エラー番号-9850が生成されます。