概要

4D v19

概要

4D のバックアップと復旧の設定は、独立した XML ファイルに保存されています。データベース設定を開くと 4D はこのファイルのデータに基づいてオプションを表示します。また、バックアップや復旧処理を行う際にも、このファイルに保存された設定を確認します。

このファイルに保存されているバックアップパラメーターは 4D XML コマンドや、XML エディターなどを使って取得・編集することができます。

バックアップと復旧の設定を保存している XML ファイルの名称は Backup.4DSettings で、自動で次のロケーションに置かれます:

データベースの Settings フォルダー (デフォルトのストラクチャー設定)
ユーザー設定モードが有効担っている場合には、データファイルと同じ階層にある Settings フォルダー
これらのファイルについての詳細はバックアップジャーナルを参照ください。

互換性に関する注記: デフォルトの backup.4DSettings ファイルは、4D v18 より前のバージョンでは backup.xml という名称で Preferences フォルダーに保存されています。データベースを 4D v18 以降へと変換する際に、このファイルは自動で名称変更・場所移動されます。

このマニュアルでは、backup.4DSettings ファイルで使用されている XML キーを説明しています。各キーについて説明と、データベース設定において対応するオプション、受け入れ可能な値、そしてデフォルト値を記載しています。

特定のオプションについての詳細は、4D デザインリファレンスマニュアルを参照ください。