リアルタイムモニターは、アプリケーションによって実行された、「長い」オペレーションの操作をリアルタイムでモニターします。これらのオペレーションとは、例えばシーケンシャルクエリや4D式の実行などです:

このページは、サーバーマシンの管理ウィンドウの中にありますが、リモートの4Dマシンからも見られます。リモートマシンの場合は、サーバーマシン上で実行されてる操作からのデータを表示します。
データ上で実行されている長い処理は、それぞれ行が割り当てられます。この行は、操作が完了すると消えます(オペレーションを最低5秒間表示するoption オプションをチェックすることで早いオペレーションを5秒間表示したままにする事ができます。以下を参照して下さい)。
行の中には、以下の情報が行ごとに表示されています:
- 開始時刻: 操作の開始時刻が、 "dd/mm/yyyy - hh:mm:ss" というフォーマットで表示されます。
- 経過時間 (ms): 進行中の操作の経過時間がミリ秒で表示されます。
- 情報: 操作の説明
- サブオペレーション: 選択したオペレーションに依存しているオペレーションが表示されます(サブオペレーションを含んでいる行は太字で表示されます)。
- 詳細: このエリアには選択したオペレーションのタイプに応じて、その詳細な情報が表示されます。具体的には以下の情報が表示されます:
- 作成された場所: そのオペレーションがクライアントアクションの結果(クライアントで作成された)のか、サーバー上でストアドプロシージャ―、または"Execute on server" オプションを使用したのか(サーバーで作成された)を表示します。
- オペレーション詳細: オペレーションタイプと、(クエリオペレーションに対しては)クエリプランを表示します。
- サブオペレーション(あれば): 選択したオペレーションに従属するオペレーションを表示します(例:親レコードの前にリレートするレコードを削除する)
- プロセス詳細: テーブル、フィールド、プロセスまたはクライアントに関する情報が表示されます。オペレーションのタイプによって異なります。
このページは表示されてからすぐにアクティブになり、恒久的に更新され続けます。ただし、この操作はアプリケーションの実行を極端に遅くさせる可能性があることに注意して下さい。以下の方法を用いて更新を一時的に停止させることが可能です:
- 停止ボタンをクリックする
- リストの中をクリックする
- スペースバーを押す
ページを停止させると、一時停止のメッセージが表示され、ボタンの表示が「再開」へと変わります。
モニタリングを停止する操作と同じ操作をすることでモニタリングを再開させることができます。
注: リアルタイムモニタリングは、
GET ACTIVITY SNAPSHOT コマンドを使用して行うこともできます。
必要であれば、RTMページは追加の情報をオペレーションごとに表示することができます。
オペレーションのアドバンスドモードへとアクセスるには、Shiftを押しながら情報を取得したいオペレーションを選択して下さい。閲覧可能な情報が全て、フィルタリングなしで"プロセス詳細"エリアに表示されます(GET ACTIVITY SNAPSHOT コマンドで返されるものと同様です)。表示される情報は選択したオペレーションによって異なります。
標準モードで表示される情報の例です:
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アドバンスドモード(オペレーションをShift+クリック)では、さらなる情報が表示されます:
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スナップショットボタンを使用すると、RTMパネルに表示されている全てのオペレーションと、それに関連する詳細(プロセスとサブオペレーション情報)がクリップボードへとコピーされます:
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オペレーションを最低5秒間表示するオプションをチェックすると、表示されたオペレーションはどれも(実行が終了した後も)最低5秒間は表示されたままになります:
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このオプションが適用されたオペレーションは、オペレーションリストの中で灰色に表示されます。
この機能は、とても早く終わってしまうオペレーションの情報を取得したい場合に有効です。