Version type コマンドは、現在実行している4Dや4D Server環境のバージョンタイプを示す数値を返します。4Dでは 4D Environmentテーマ内にある以下の定義済み定数が用意されています。
定数 |
型 |
値 |
コメント |
64 bit version |
倍長整数 |
1 |
|
Demo version |
倍長整数 |
0 |
|
Merged application |
倍長整数 |
2 |
バージョンは 4D Volume Desktopを使用して組み込まれたアプリケーションです。 |
注: カレントバージョンの4Dでは、デモモードは使用することが出来ません。
注: Version type はビットフィールドの形式で値を返します。ビットワイズ演算子を使用してそれを解析しなければなりません (例題参照)。
以下の例によって、あるバージョンが4Dによってビルドされたアプリなのか4Dサーバーによって開かれたデータベースなのかを判別し、それに応じて違うコードを実行する、ということが出来るようになります:
If(Version type?? Merged application)
Else
End if