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4D v20.6
Method called on error

Method called on error 


 

Method called on error {( scope )} -> 戻り値 
引数   説明
scope  整数 in エラーメソッドのスコープ
戻り値  文字 in エラー時に呼び出されるメソッド名

説明   

Method called on error コマンドはカレントプロセス、またはscope 引数で指定したスコープにおいてON ERR CALL コマンドでインストールされたメソッドの名前を返します。

scope 引数には、エラー処理メソッドの名前を取得したい実行コンテキストを渡します。以下の定数のいずれか1つを使用することができます:

 

定数 コメント
ek errors from components 2

コンポーネントで発生したエラー

ek global 1

プロジェクトのグローバル実行コンテキストで発生したエラー

ek local 0

ローカル実行コンテキストで発生したエラー(scope 引数が省略されていた場合のデフォルト)

scope 引数で指定したスコープにおいてエラー処理メソッドが何もインストールされていなかった場合、空の文字列("") が返されます。

例題  

このコマンドはコンポーネントでとくに有用です。エラー処理メソッドを一時的に変更し、後で復元することができます:

 $methCurrent:=Method called on error
 ON ERR CALL("NewMethod")
  ` ドキュメントを開くことができなければエラーが生成される
 $ref:=Open document("MyDocument")
  ` 前のエラー処理メソッドに戻す
 ON ERR CALL($methCurrent)



参照 

Error Handler
ON ERR CALL

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 割込
番号: 704

This command can be run in preemptive processes

 
ページの目次 
 
履歴 

初出: 4D v6.8.1
変更: 4D v19 R8

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v20)
ランゲージリファレンス ( 4D v20.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v20.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v20.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v20.4)
ランゲージリファレンス ( 4D v20.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v20.6)