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4D v20.6
New object
|
New object {( property ; value {; property2 ; value2 ; ... ; propertyN ; valueN} )} -> 戻り値 | ||||||||
引数 | 型 | 説明 | ||||||
property | テキスト |
![]() |
作成するプロパティ名 | |||||
value | Mixed |
![]() |
プロパティの値 | |||||
戻り値 | オブジェクト |
![]() |
新しいランゲージオブジェクト | |||||
New object コマンドは新しい空の、あるいは事前に値が入れられたオブジェクトを作成し、その参照を返します。
何も引数を渡さなかった場合、New object は空のオブジェクトを作成し、その参照を返します。この参照をC_OBJECT で作成された4D変数あるいは4Dオブジェクトフィールドへと割り当てて下さい。
注: C_OBJECT はObject type型の変数を宣言しますが、オブジェクトは作成しません。
オプションとして、一つあるいは複数のproperty/value のペアを引数として渡すことにより、新規オブジェクトにあらかじめ値を入れておくことができます:
以下の点に注意して下さい:
このコマンドは空の、あるいは値が入れられたオブジェクトを作成することができます:
C_OBJECT($obj1)
C_OBJECT($obj2)
C_OBJECT($obj3)
$obj1:=New object
// $obj1 = {}
$obj2:=New object("name";"Smith")
// $obj2 = {name:Smith}
$obj3:=New object("name";"Smith";"age";40)
// $obj3 = {name:Smith,age:40}
オブジェクトを引数の値として渡して、新規のオブジェクトを作成する場合を考えます:
C_OBJECT($Children;$Contact)
//オブジェクト配列を作成
ARRAY TEXT($arrChildren;3)
$arrChildren{1}:="Richard"
$arrChildren{2}:="Susan"
$arrChildren{3}:="James"
OB SET ARRAY($Children;"Children";$arrChildren)
//オブジェクトを初期化
$Contact:=New object("FirstName";"Alan";"LastName";"Parker";"age";30;"Children";$Children)
// $Contact = {FirstName:Alan,LastName:Parker,age:30,Children:{Children:[Richard,Susan,James]}}
このコマンドはオブジェクトを引数として渡す際に便利です:
C_OBJECT($measures)
$measures:=Get database measures(New object("path";"DB.cacheReadBytes";"withHistory";True;"historyLength";120))
このコマンドを使用すると、オブジェクトをループ内で容易に管理できます:
ARRAY OBJECT($refs;0)
C_LONGINT(vCounter)
For(vCounter;1;100)
APPEND TO ARRAY($refs;New object("line";"Line number "+String(vCounter)))
End for
プロダクト: 4D
テーマ: オブジェクト(ランゲージ)
番号:
1471
初出: 4D v16 R3
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