ここは旧式の4DドキュメントWebサイトです。最新のアップデートされたドキュメントを読むには新サイトをご利用下さい→ developer.4d.com |
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
4D v20.6
INTERSECTION
|
INTERSECTION ( set1 ; set2 ; resultSet ) | ||||||||
引数 | 型 | 説明 | ||||||
set1 | 文字 |
![]() |
最初のセット | |||||
set2 | 文字 |
![]() |
2番目のセット | |||||
resultSet | 文字 |
![]() |
結果のセット | |||||
INTERSECTIONコマンドは、set1とset2を比較し、set1とset2の両方に存在するレコードだけを選択します。下表に、INTERSECTIONコマンドの処理で考えられるすべての組み合わせを示します。
Set1 | Set2 | Result Set |
Yes | No | No |
Yes | Yes | Yes |
No | Yes | No |
No | No | No |
以下の図に、集合交差演算の処理結果を図で示します。塗りつぶした部分が結果のセットです。
resultSetはINTERSECTIONコマンドで作成されます。 resultSetと同じ名前のセット (set1とset2も含めて) が既に存在する場合はresultSetに置き換わります。set1とset2は同じテーブルに属していなければなりません。resultSetもset1とset2と同じテーブルに属します。set1とset2両方に同じカレントレコードが設定されている場合、そのカレントレコードはresultSetに保持されます。カレントレコードが異なる場合、resultSetはカレントレコードを保持しません。
4D Server: クライアント/サーバモードにおいて、セットはタイプ (インタープロセス、プロセスおよびローカル) およびそれらがどこで作成されたか (サーバまたはクライアント) によって、アクセス可能かどうかが決定されます。INTERSECTIONでは3つのセットが同じマシン上でアクセスできる必要があります。詳細は4D Server Referenceマニュアルの4D Server: セットと命名セレクションに関する説明を参照してください。
以下の例は、“Joe”と“Abby”という2人の販売担当者が重複して担当する顧客を検索します。販売担当者は、各自の顧客を表すセット“Joe”と“Abby”を持っています。
INTERSECTION("Joe";"Abby";"Both") ` 両方の顧客のセットを作成する
USE SET("Both") ` セットを使う
CLEAR SET("Both") ` セットを消去、ただし他は残す
DISPLAY SELECTION([Customers]) ` 両方が担当する顧客を表示
プロダクト: 4D
テーマ: セット
番号:
121
初出: < 4D v6
ランゲージリファレンス ( 4D v20)
ランゲージリファレンス ( 4D v20.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v20.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v20.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v20.4)
ランゲージリファレンス ( 4D v20.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v20.6)