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4D v20 R7
UNION
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UNION ( set1 ; set2 ; resultSet ) | ||||||||
引数 | 型 | 説明 | ||||||
set1 | 文字 |
![]() |
最初のセット | |||||
set2 | 文字 |
![]() |
2番目のセット | |||||
resultSet | 文字 |
![]() |
結果のセット Resulting set | |||||
コマンドは、set1とset2のすべてのレコードを含むセットを作成します。下表に、UNIONコマンドの処理で考えられるすべての組み合わせを示します。
Set1 | Set2 | Result Set |
Yes | No | Yes |
Yes | Yes | Yes |
No | Yes | Yes |
No | No | No |
以下の図に、集合結合演算の処理結果を図で示します。塗りつぶした箇所が結果セットの部分です。
resultSetは、UNIONコマンドで作成されます。resultSetと同じ名前のセット (set1とset2も含めて) がすでに存在する場合には、resultSetに置き換えられます。set1とset2は同じテーブルに属していなければなりません。resultSetもset1、set2と同じテーブルに属します。resultSetのカレントレコ-ドは、Set1からのカレントレコ-ドです。
4D Server: クライアント/サーバモードにおいて、セットはタイプ (インタープロセス、プロセスおよびローカル) およびそれらがどこで作成されたか (サーバまたはクライアント) によって、アクセス可能かどうかが決定されます。UNIONでは3つのセットが同じマシン上でアクセスできる必要があります。詳細は4D Server Referenceマニュアルの4D Server: セットと命名セレクションに関する説明を参照してください。
この例題では優良顧客のセットにレコードを追加します。二行目のコードでレコードはスクリーンに表示されます。レコードが表示されたのち、優良顧客のセットがディスクからロードされ、ユーザが選択したレコード (セット名 “UserSet”) がそのセットに追加されます。最後に新しいセットがディスクに保存されます:
ALL RECORDS([Customers]) `全ての顧客を選択
DISPLAY SELECTION([Customers]) `全ての顧客をリスト表示
LOAD SET("$Best";$Path) ` 優良顧客セットをロード
UNION("$Best";"UserSet";"$Best") `任意に選択した顧客をセットに追加する
SAVE SET("$Best";$Path) ` "お得意様" セットをディスクに保存する
プロダクト: 4D
テーマ: セット
番号:
120
初出: < 4D v6
ランゲージリファレンス ( 4D v20 R7)