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4D v20 R7
LOG EVENT
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LOG EVENT ( {outputType ;} message {; importance} ) | ||||||||
引数 | 型 | 説明 | ||||||
outputType | 倍長整数 |
![]() |
メッセージの出力タイプ | |||||
message | 文字 |
![]() |
メッセージの内容 | |||||
importance | 倍長整数 |
![]() |
メッセージの重要度レベル | |||||
LOG EVENTコマンドを使用して、アプリケーションの使用中に発生した内部イベントを記録するためのカスタマイズされたシステムを設定します。
イベントに応じて記録されるカスタム情報を messageに渡します。
オプションの引数outputTypeを使用して、messageによって取得された出力チャネルを指定します。Log Eventsテーマにある以下の定数の一つをこの引数に渡します。
定数 | 型 | 値 | コメント |
Into 4D commands log | 倍長整数 | 3 | この値は4Dのコマンドログファイルがアクティブである場合、このファイルにmessageの内容を記録するよう4Dに指示します。4DコマンドログファイルはSET DATABASE PARAMETERコマンド (セレクター34) を使用して有効にできます。 注: 4Dのログファイルは、Logsフォルダに配置されます(Get 4D folderコマンドを参照) 。 |
Into 4D debug message | 倍長整数 | 1 | この値は4Dにmessageをシステムデバッギング環境へ送るよう指示します。結果はプラットホームにより異なります。
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Into 4D diagnostic log | 倍長整数 | 5 | ログファイルが有効である場合に、メッセージを4Dのログファイルに記録するよう指示します。 ログファイルはSET DATABASE PARAMETERコマンド (セレクター79) を使用して有効にできます。 |
Into 4D request log | 倍長整数 | 2 | この値は4Dリクエストログがアクティブである場合、このファイルにmessageを記録するよう4Dに指示します。 |
Into system standard outputs | 倍長整数 | 6 | この値は 4D に message を標準出力ストリームへ送るよう指示します。メッセージの送り先はimportanceの値により決まります:
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Into Windows log events | 倍長整数 | 0 | この値は、4Dにmessage をWindowsの"Log events" へ送るよう指示します。このログは起動しているアプリケーションから送られるメッセージを受け取り保存します。この場合オプションのimportance引数を使用してmessageの重要度を設定できます (後述)。 Notes:
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outputType引数を渡さない場合、デフォルトでInto Windows Log Events (0) が使用されます。
引数outputTypeにInto Windows Log Eventsを指定すると、オプションの引数importanceを通してmessageに重要度を付けることができます。ログイベントを読んだり理解する助けになります。重要度には情報、警告とエラーの3つのレベルがあります。
4Dには、前もって定義された以下のような定数があります。これらはLog Eventsカテゴリーに置かれています。
定数 | 型 | 値 |
Error message | 倍長整数 | 2 |
Information message | 倍長整数 | 0 |
Warning message | 倍長整数 | 1 |
Windowsでデータベースが開かれた時の情報をログしたい場合は、以下のコードをOn Startupデータベースメソッド内に記述します。
LOG EVENT(Into Windows log events;"The Invoice database was opened.")
データベースが開かれるたびに、重要度レベルが0として、この情報がWindowsログイベントに書き込まれます。
プロダクト: 4D
テーマ: システム環境
番号:
667
変更: 4D v11 SQL Release 2
変更: 4D v13
変更: 4D v17 R6
ランゲージリファレンス ( 4D v20 R7)