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4D v19.8
SET PRINT OPTION
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SET PRINT OPTION ( option ; value1 {; value2} ) | ||||||||
引数 | 型 | 説明 | ||||||
option | 倍長整数 |
![]() |
オプション番号 | |||||
value1 | 倍長整数, テキスト |
![]() |
オプションの値1 | |||||
value2 | 倍長整数, テキスト |
![]() |
オプションの値2 | |||||
SET PRINT OPTIONコマンドを使用し、 プログラムから印刷オプションの値を変更することができます。プリントパラメーターを変更する他のコマンド (PRINT SETTINGS、> 引数を使用しない PRINT SELECTION) が呼び出されない限り、このコマンドを使用して定義された各オプションは、セッションの間、データベース全体に対して適用されます。印刷ジョブが(例えばOPEN PRINTING JOB などによって)開かれている間はこのオプションを変更することはできません。
option引数を使用し、変更するオプションを指定することができます。“Print Options”テーマ内の定義済定数のいずれか、またはPDFオプションコード (WindowsのみでPDFCreatorドライバーで利用可能) を渡すことができます。
指定したoptionの新しい値は、value1と (オプションの) value2に渡します。渡す値の数と種類は、指定したオプションのタイプによって異なります。
以下の表でoptionとそれに対応するvalueを説明します:
定数 | 型 | 値 | コメント |
Paper option | 倍長整数 | 1 | value1 のみを使用した場合、ここには用紙の名前のみが含まれます。両方の引数を使用した場合、value1 には用紙の幅が、value2 には用紙の高さが含まれます。幅と高さはどちらもスクリーンピクセルで表現されます。プリンターで使用できる全ての用紙フォーマットの名前、高さと幅を取得する場合にはPRINT OPTION VALUES コマンドを使用して下さい。 |
Orientation option | 倍長整数 | 2 | value1 のみ:1=縦向き、2=横向き。異なるページ方向が使用されている場合、GET PRINT OPTIONコマンドはvalue1に0を返します。このオプションは印刷ジョブ内から呼び出す事が可能なので、同一印刷ジョブ中において縦向きを横向きに、あるいはその逆へと切り替えることが可能です。 |
Scale option | 倍長整数 | 3 | value1 のみ: 拡大縮小の倍率の値(パーセント)。一部のプリンターでは倍率の変更を許可していないものもあるという点に注意して下さい。無効な値を渡した場合、プロパティは印刷時に100%へとリセットされます。 |
Number of copies option | 倍長整数 | 4 | value1 のみ: 印刷する部数 |
Paper source option | 倍長整数 | 5 | (Windows のみ) value1 のみ: コマンドで返されるトレイの配列の中で、使用される予定の用紙トレイのインデックスに対応する番号。このオプションはWindowsでのみ使用可能です。 |
Destination option | 倍長整数 | 9 | value1: 印刷先のタイプを指定するコード: 1=プリンター、2=ファイル(MacではPS)、3=PDFファイル、5=スクリーン(OS X ドライバーオプション)。 value1 が1あるいは5以外であった場合、value2 には生成されたドキュメントへのパス名が含まれます。このパスは他のパスが指定されるまでは使用され続けます。保存先に同じ名前のファイルが既に存在していた場合には、それは置き換えられます。GET PRINT OPTIONの場合、カレントの値が既定のリスト内にない場合、value1 には-1が返され、OKシステム変数は1に設定されます。エラーが起きた場合、value1 とOKシステム変数は0に設定されます。 |
Double sided option | 倍長整数 | 11 | (Windows のみ) value1: 0=片側印刷あるいは標準、1=両面印刷。value1=1のとき、value2 にはページ綴じの設定が含まれます: 0=左綴じ(デフォルト値)、1=上綴じ |
Spooler document name option | 倍長整数 | 12 | value1 のみ: スプーラドキュメントの一覧に表示される、カレントの印刷ドキュメント名。この宣言によって定義される名前は、新しい名前あるいは空の文字列が渡されない限りはセッションで印刷される全てのドキュメントに対して使用されます。標準のオペレーション(メソッドの場合にはメソッド名を、レコードの場合にはテーブル名を使用)を使用あるいは復元するためには、空の文字列をvalue1 に渡して下さい。 |
Page range option | 倍長整数 | 15 | 4D Write Pro 専用のオプション |
Legacy printing layer option | 倍長整数 | 16 | (Windows用4D 64-bit版のみ) value1 のみ: 1=以降の印刷ジョブに対してはGDI-ベースの旧式の印刷レイヤーを選択。0=D2D印刷レイヤーを選択(デフォルト)。 64-bit 版: このセレクターはWindows用64-bit版4Dのシングルユーザーアプリケーションでのみサポートされます。他のプラットフォームでは無視されます。これは主に64-bit版4Dアプリケーションの4Dジョブ内で旧式プラグインが印刷できるようにするためにものです。 |
注:
option 引数でPDFオプションコードを使用できるようにするためには、4D環境にPDFCreatorドライバーがインストールされていなければなりません (詳細情報についてはWindowsにおけるPDFCreatorドライバーの統合を参照してください)。さらにオプションコードが効力を得るためには、以下の文を使用してPDF印刷の制御を有効にしなければなりません:
SET PRINT OPTION(Destination option;3;fileName)
PDFoptionコードは2つの部分からなるテキストタイプのコードです。OptionTypeとOptionNameを"OptionType:OptionName"のように組み合わせます。このコードの説明は以下の通りです:
注: それぞれの印刷後に、4DはPDFCreatorを使用する他のアプリケーションとの衝突を避けるために、自動でPDFCreatorドライバーの設定を以前のものに戻します。
以下のメソッドはテーブル中の全レコードを印刷するために、PDFドライバーを有効にします。PDFはC:\Test\Test_PDF_X (Xはレコード位置番号) に書き出されます:
SET CURRENT PRINTER(PDFCreator Printer Name)
// WindowsではPDFCreatorがインストールする仮想プリンターを選択
If(OK=1) // PDFCreatorが実際にインストールされていれば
ALL RECORDS([Table_1])
For($i;1;Records in selection([Table_1]))
SET PRINT OPTION(Destination option;3;"C:\\Test\\Test_PDF_"+String($i))
// Destination optionに3を指定することでPDFCreator印刷ジョブを起動
PRINT RECORD([Table_1];*)
NEXT RECORD([Table_1])
End for
// PDFCreatorドライバーのオプションをリセット
SET PRINT OPTION("PDFInfo:Reset standard options";0)
End if
Orientation option の値は同一印刷ジョブ内で変更することができます (特例)。PAGE BREAK コマンドの呼び出しより先に、このオプションがあらかじめ設定されている必要があることに留意ください:
ALL RECORDS([People])
PRINT SETTINGS
If(OK=1)
OPEN PRINTING JOB
SET PRINT OPTION(Orientation option;1) // 縦向き
Print form([People];"Vertical_Form")
SET PRINT OPTION(Orientation option;2) // 横向き
PAGE BREAK // 必ずオプションの後にコールします
Print form([People];"Horiz_Form")
CLOSE PRINTING JOB
End if
コマンドが正しく実行されるとシステム変数OKに1が設定され、そうでなければ0が設定されます。
optionに渡した値が無効であるか、そのプリンタでoptionが利用できない場合、コマンドはエラーを返し (ON ERR CALLコマンドでインストールされたエラー管理メソッドを用いて、このエラーをとらえることができます) 、オプションの現在の値がそのまま保持されます。
GET PRINT OPTION
PRINT OPTION VALUES
Print Options
SET CURRENT PRINTER
プロダクト: 4D
テーマ: 印刷
番号:
733
変更: 4D 2004.3
変更: 4D v12
変更: 4D v12.2
変更: 4D v15 R5
変更: 4D v16
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