LISTBOX Get row height コマンドは、object および * パラメーターで指定されたリストボックスの、row で指定された行の高さを返します。行の高さは、LISTBOX SET ROWS HEIGHTコマンド、あるいはプロパティリストを使うなどしてグローバルに指定するほかに、LISTBOX SET ROW HEIGHT コマンドを使って個別に指定することもできます。
任意の * 引数を指定することにより、object パラメーターがオブジェクト名 (文字列) であることを示します。この引数を渡さない場合、object が変数であることを示します。この場合、文字列ではなく変数参照を受け渡します。オブジェクト名についての詳細は オブジェクトプロパティ を参照してください。
row に指定した行がリストボックスに存在しなかった場合、このコマンドは 0 を返します。
返される高さの値の単位は、以下のようになります:
- 行の高さが固定の場合には、プロパティリストまたは事前に呼び出されたLISTBOX SET ROWS HEIGHT コマンドによってリストボックス行に対してグローバルに定義されたカレントの単位が使われます。
- 行の高さが可変の場合、つまり自動に設定されていた場合(自動行高 参照)、または配列によって管理されていた場合には、ピクセル単位の値が返されます。