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4D v19
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このページでは4Dアプリケーションの一般的な動作を設定するためのオプションが含まれています。

このエリアのオプションを使用して、起動時やアプリケーションモードに移動する際の自動機能を設定できます。

このオプションではユーザーがアプリケーションのみを起動したときの起動時に4Dが提供するデフォルトの表示を設定することができます。

  • 何もしない: アプリケーションウィンドウのみが表示されます。
  • ローカルデータベースを開くダイアログ: 4Dは標準のドキュメントを開くダイアログボックスを表示し、ローカルのデータベースを選択することができます。
  • 最後に使用したデータベースを開く: 4Dは直接最後に使用されたデータベースを開きます。データベースを開くダイアログボックスは表示されません。
    : このオプションが選択されているときに、データベースを開くダイアログボックスを表示させるには、Alt (Windows) または Option (Mac OS) キーをデータベースを起動する際に押します。
  • リモートデータベースを開くダイアログ: 4Dは4D Serverにログオンする標準のダイアログボックスを表示し、ネットワークに公開されたデータベースを指定することができます。
  • Welcomeウィザードダイアログ (初期設定): 4DはWelcomeウィザードダイアログボックスを表示します。

4D Serverの注意: 4D Server アプリケーションではこのオプションは反映されません。この環境においては、「何もしない」モードがあ常に選択されます。

このメニューを使用して、ストラクチャーエディターでテーブルを作成した後に例えばレコードを表示するウィンドウを表示する際の、4Dの動作を設定できます。デフォルトで4Dは、新しいテーブルのフォームがまだ作成されていないことを通知し、自動でフォームを作成するかどうかの選択を促すダイアログを表示します:

3つの選択肢があります:

  • しない: 警告ダイアログボックスは表示されず、デフォルトフォームは作成されません。
  • その都度指定: テーブルにフォームが作成されていない場合、警告ダイアログボックスが表示されます (初期設定)。
  • 常にすべて作成する: 警告ダイアログボックスは表示されず、自動ですべてのテーブルにデフォルトフォームが作成されます。

macOS Sierra以降、Macのアプリケーションは、複数のウィンドウを整理しやすくする自動ウィンドウタブ機能を利用することができます。ドキュメントウィンドウは単一の親ウィンドウに積み重ねられ、タブを通してブラウズすることができます。この機能は小さなスクリーンや、トラックパッドを使用している場合などに有用です。

この機能は以下の環境において利用することができます(4D 64-bit版のみ):

  • メソッドエディターウィンドウ
  • フォームエディターウィンドウ

これらのエディターの全てのウィンドウは、タブ形式にすることができます:

ウィンドウメニューのコマンドのセットによって、タブを管理することができます:

4D設定ダイアログボックス内では、ウィンドウタブオプションを使用することによってこの機能を管理することができます:

以下の三つのオプションから選択可能です:

  • システム設定に準拠(デフォルト): 4DのウィンドウはmacOSシステム環境設定で定義されているように振る舞います(フルスクリーン時のみ、常に、あるいは手動)。
  • 使用しない: 4Dフォームエディターあるいはメソッドエディターで開かれた新しいドキュメントは常に新しいウィンドウを作成します(タブは決して作成されません)。
  • 常に使用: 4Dフォームエディターあるいはメソッドエディターで開かれた新しいドキュメントは常に新しいタブを作成します。

このオプションが選択されていると、アプリケーションテストコマンドを使用してユーザーがアプリケーションモードに移動する際に、デザインモードのすべてのウィンドウが閉じられます。このオプションがチェックされていないと (初期設定)、デザインモードのウィンドウはアプリケーションモードの後ろに表示されたままとなります。

このオプションをチェックすると、ファイル > 新規 メニューと、ツールバーボタンの新規ボタンに、2つの項目が追加されます:

  • データベース...
  • ストラクチャー定義を使用したデータベース...

この項目を使用するとバイナリーデータベースを作成することができるようになります(新しいデータベースを作成する の章を参照)。これらの項目はデフォルトでは表示されていません。今後4D は新規の開発にはプロジェクトベースのアーキテクチャーを使用することを推奨するからです。

このグループのオプションは新規にアプリケーションを作成する際に適用されます。

このオプションをチェックすると、新規データベース作成時にログファイルが自動的に開始され、使用されます。詳細な情報についてはログファイルの管理を参照してください。

このオプションがチェックされていると、4Dデータベースは自動で.4dbase拡張子が付いたフォルダーに作成されます。
この原則のため、Mac OSではデータベースフォルダーが特別なプロパティ付きのパッケージとして表示されます。Windowsではこれは普通のフォルダーと変わりありません。詳細については4Dファイルの説明を参照してください。

このパラメターは新規データベース作成時に、文字列の処理と比較で使用されるデフォルトの言語を設定します。言語の選択は直接テキストの並び替えや検索、大文字小文字の比較ルール等に影響を与えます。ただしテキストの翻訳や日付/時刻/通貨のフォーマットはシステムランゲージ設定が使用され、この設定には影響されません。初期設定では、4Dはシステムに設定されたカレントのユーザー言語を使用します。
4Dデータベースはシステムの言語とは異なる言語で動作することができます。データベースが開かれるとき、4Dエンジンはデータファイルに使用されている言語を検知し、(インタープリターやコンパイルモードの) ランゲージに提供します。データベースエンジンあるいはランゲージいずれでテキスト比較が行われるかに関わらず、同じ言語が使用されます。
新規にデータファイルを作成する際、4Dはこのメニューで設定された言語を使用します。ストラクチャーの言語と名時でない言語のデータファイルを開くと、データファイルの言語が使用され、ストラクチャーに言語コードがコピーされます。

注: データベース設定を使用して、開かれているデータベースの言語を変更することができます (テキスト比較参照)。

このエリアでは、カレントのブラウザーに表示される4D HTMLドキュメントへのアクセスを設定できます:

4Dオンラインドキュメントサイト (4D Doc Center) に直接アクセスするか、ローカルに保存したファイルにアクセスするかを選択できます。

スタティックなHTMLドキュメントの場所を指定します。デフォルトでこれは\Help\Command\language サブフォルダーに設定されています。このエリアに割り当てられているメニューをクリックすると、場所を見ることができます。このサブフォルダーが存在しない場合、場所は赤で表示されます。 
この場所は変更することが可能です。HTMLドキュメントはこのとなるボリュームやCD-ROM上などに置くことも可能です。他の場所を指定するには、メニューの隣の[...]ボタンをクリックし、ドキュメントのルートフォルダー (fr, en, es, de または jaなどの言語に対応するフォルダー) を選択します。

注: HTMLドキュメントのダウンロードに関する情報は4D Doc Centerのホームページを参照してください。

4D Doc Center上の対応するバージョンのオンラインドキュメントにアクセスするためのURL。4DはこのURLをベースとしてドキュメントの呼び出しを構築します。このURLを変更して、例えばアプリケーションランゲージとは異なる言語のドキュメントを参照できます。エリア右側のテストボタンを使用すると、デフォルトのブラウザーが起動され、指定されたURLにアクセスします。

(デフォルトでチェックされている) このオプションは、エクスプローラーやF1キーで呼び出されたドキュメントのページを探す場所を設定します。

  • チェックされている場合、4Dはまずローカルフォルダーでページを探します。ページが見つかれば、4Dはそのページをカレントブラウザーで表示します。見つからない場合、4Dは自動でWebサイトのオンラインドキュメントを参照します。この場合インターネットに接続されていない環境でも、ローカルのドキュメントが参照できます。
  • チェックされていない場合、4DはWebサイトのオンラインドキュメントに直接アクセスし、カレントブラウザーでページを表示します。ページが見つからない場合、4Dはブラウザーにエラーメッセージを表示します。このオプションはマシンがインターネットに接続されている場合にのみ使用できます。

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 環境設定

 
ページの目次 
 
履歴 

変更: 4D v16 R3
変更: 4D v18 R4

 
ARTICLE USAGE

デザインリファレンス ( 4D v19)