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4D v20.2
標準アクション

標準アクション  


 

標準アクションにはいくつかの使い方があります:

  • ボタン用のアクションや、チェックボックス、ポップアップおよびドロップダウンリストなど様々なフォームオブジェクト用のアクションとして使用: フォームエディターのプロパティリストを使用して、あるいはOBJECT SET ACTIONコマンドを使用することによって、フォームオブジェクトに標準アクションを割り当てることができます。
  • メニューコマンド用のアクションとして使用: メニューエディター(メニューアクションを指定する参照)にて、あるいはSET MENU ITEM PROPERTYコマンドを使用することによって、メニューコマンドに標準アクションを割り当てることができます。
  • リスト用のアクションとして使用 (当該リストがポップアップおよびドロップダウンリストや階層ポップアップメニューに紐付いている場合): リストエディター (リストの作成と変更参照)、またはSET LIST ITEM PARAMETER コマンドを使用することによって、リストに標準アクションを割り当てることができます。
  • INVOKE ACTIONあるいはGet action infoコマンドの引数として使用。

フォームオブジェクトあるいはメニューコマンドには、標準アクションとメソッドの両方を割り当てることができます。この場合、標準アクションは常にメソッドの後に実行されます(ただしdeleteRecord アクションを除く、以下参照)。

一部の標準アプションでは、その実行を定義するための複数の引数を渡すことができます。使用するシンタックスはURLのシンタックスと似ています:

 standardActionName{?nameParameter=valueParameter}

ここでは:

  • standardActionName は標準アクション名(文字列)
  • nameParameter (任意)は渡す引数の名前(文字列)
  • valueParameter (任意)設定する値(文字列、倍調整数、など)

例えば、ページ(5)へ移動アクションを定義する場合、以下のように書くことができます:

 gotoPage?value=5

このシンタックスは標準アクションが定義できるところであればどこでも(プロパティリスト、メニューエディター、あるいはランゲージコマンドなどで)使用可能です。例えば、プロパティリスト内では:

この章では4Dフォーム内で使用可能な、フォームページやレコードを管理する標準アクションについて説明しています。
アクション名定数(あれば)有効化条件利用可能な対象(*)詳細
No actionak noneN/Aボタン、メニューコマンド標準アクションを実行しません。メソッドを作成してボタンを管理する必要がある場合には、動作なしを選択します。 例えばカスタムアプリケーションにおいて、独自の検索ダイアログボックスを表示するボタンには、動作なし標準アクションを指定します。これはメソッドを作成してカスタムダイアログボックスを表示しなければならないためです。
acceptak acceptなし(OBJECT SET ENABLEDコマンドで管理可能)(**)ボタン、メニューコマンド新規あるいは編集されたレコードを保存します。そのため、On Saving New Record Event あるいは On Saving Existing Record Event のどちらかをトリガします。またDIALOGコマンドで表示されたフォームを受け付けます。いずれの場合においても、On Validateフォームイベントがトリガーされます。
cancelak cancelなし(OBJECT SET ENABLEDコマンドで管理可能)(**)ボタン、メニューコマンド変更を保存せずにカレントレコードを終了します。またDIALOGコマンドで表示されたフォームを閉じるか、あるいはDISPLAY SELECTION または MODIFY SELECTIONコマンドを使用して表示されたレコードのセレクションを表示するフォームを終了します。
deleteRecordak delete record新規に追加されたレコードではないレコードが選択されているボタン、メニューコマンドユーザーに削除の確認をするアラートを表示します。アラート内のはいをクリックするとカレントレコードが削除されます。ユーザーがレコード削除ボタンをクリックしたあとは、4Dは自動的に出力表示へと戻ります。 特殊なケース: ボタン/メニューにメソッドも割り当てられている場合、まず標準アクションが先に呼ばれ、ユーザーがアラートダイアログボックスのはいをクリックした後にメソッドが実行されます。
nextRecordak next recordセレクションの最後ではないレコードが選択されているボタン、メニューコマンドカレントのレコードを保存した後、次のレコードをカレントレコードにします。
previousRecordak previous recordセレクションの最初ではないレコードが選択されているボタン、メニューコマンドカレントのレコードを保存した後、前のレコードをカレントレコードにします。
firstRecordak first recordセレクションの最初ではないレコードが選択されているボタン、メニューコマンドカレントのレコードを保存した後、最初のレコードをカレントレコードにします。
lastRecordak last recordセレクションの最後ではないレコードが選択されているボタン、メニューコマンドカレントのレコードを保存した後、最後のレコードをカレントレコードにします。
nextPageak next pageマルチページフォーム上の最後ではないページボタン、メニューコマンド次のページを表示します。
previousPageak previous pageマルチページフォーム上の最初ではないページボタン、メニューコマンド前のページを表示します。
firstPageak next pageマルチページフォーム上の最初ではないページボタン、メニューコマンド最初のページを表示します。
lastPageak last pageマルチページフォーム上の最後ではないページボタン、メニューコマンド最後のページを表示します。
editSubrecordak edit subrecord
  • リストボックス: "セレクション"型の行が少なくとも一つ選択されている
  • サブフォーム: フォーカスが入っており中でレコードが選択されている
  • リストフォーム: レコードがリスト内で選択されている
  • ボタン、メニューコマンド
  • リストボックス: リストボックスの行に対応しているレコードがリストボックスに定義されている詳細フォーム内に表示されます。ユーザーは値を変更することができ、入力あるいはフォームをキャンセルするとリストボックスに戻ります(標準アクションの使用も参照してください)。
  • サブフォーム: 選択されたサブレコードはリスト内、あるいは関連付けられた詳細フォーム内にて編集モードへと切り替わります(サブフォームのプロパティによります)。
  • リストフォーム: 選択されたレコードは編集モードへと切り替わります。MODIFY SELECTION / DISPLAY SELECTIONコマンドで表示されたリストについては、enterList 引数に渡された値に応じて、リスト内あるいは詳細ページにて編集が実行されます。レコード表示ウィンドウ内では、変更は詳細ページ内にて実行されます(この動作はダブルクリックと同等です)。
  • displaySubrecordak display subrecord
  • リストボックス: "セレクション"型のリストボックスが少なくとも一つ選択されている
  • サブフォーム: フォーカスが入っており中でレコードが選択されている
  • リストフォーム: レコードがリスト内で選択されている
  • ボタン、メニューコマンド
  • リストボックス: リストボックスの行に対応しているレコードがリストボックスに定義されている詳細フォーム内に読み込みのみモードで表示されます。ユーザはリストボックスに戻るためにフォームをキャンセルすことしかできません(標準アクションの使用も参照してください)。
  • サブフォーム: 選択されたサブレコードは関連付けられた詳細フォーム内にて読み込みのみモードで表示されます(サブフォームのプロパティで定義されていた場合)。
  • リストフォーム: MODIFY SELECTION / DISPLAY SELECTIONコマンドで表示されたリストについては、enterList 引数に渡された値に応じて、詳細ページにて選択されたレコードが読み込みモードで表示されます。レコード表示ウィンドウ内では、選択されたレコードは詳細ページにおいて読み込みのみモードで表示されます。
  • deleteSubrecordak delete subrecord
  • リストボックス: "セレクション"型のリストボックスが少なくとも一つ選択されている
  • ブフォーム: フォーカスが入っており中でレコードが選択されている
  • リストフォーム: レコードがリスト内で選択されている
  • ボタン、メニューコマンド
  • リストボックス: ユーザーに削除の確認をするアラートを表示し、ユーザーは削除を確認あるいはキャンセルすることができます(標準アクションの使用も参照してください)。
  • サブフォーム: ダイアログボックスが表示され、選択されたサブレコードの削除の確認あるいはキャンセルをすることができます。
  • リストフォーム: ダイアログボックスが表示され、選択されたレコードの削除の確認あるいはキャンセルをすることができます。
  • addSubrecordak add subrecord
  • リストボックス: フォーム内に少なくとも一つの"セレクション"型リストボックスがあり、フォーカスが入っている
  • サブフォーム: フォーカスが入っている
  • リストフォーム: なし
  • ボタン、メニューコマンド
  • リストボックス: 新しい空のレコードが、リストボックスに定義された詳細フォーム内に表示されます。ユーザーは値を入力でき、レコードを確定させると新しい空のレコードが自動的に表示されます。これはユーザーがキャンセルボタンをクリックするまで繰り返されます(標準アクションの使用も参照してください)。
  • サブフォーム: 4Dは、リスト内にて、あるいは関連付けられた詳細フォームにおいて(サブフォームのプロパティによる)、テーブルあるいはリレートしたテーブルに新規のレコードを作成します。
  • リストフォーム:新しい空のレコードが作成されます。MODIFY SELECTION / DISPLAY SELECTIONコマンドを使用して表示されたリストについては、enterList 引数に渡された値に応じて、リスト内あるいは詳細ページにてレコードが追加されます。レコード表示ウィンドウでは、レコードはリストに追加されます。
  • automaticSplitterak automatic splitterなし(OBJECT SET ENABLEDコマンドで管理可能)透明ボタンこの標準アクションはフォーム上にカスタムのスプリッターを作成することができます。これは透明ボタンにのみ割り当てることができます(ボタンを参照して下さい)。透明ボタンにこのアクションが割り当てられたとき、透明ボタンはスプリッターと同じ挙動になります。例えば透明ボタンにピクチャーを貼り付けた場合、スプリッターに対してどのようなカスタムのインターフェースでも作成することができます。スプリッターの詳細な情報については、スプリッターを参照して下さい。
    gotoPageak goto pageマルチページフォームタブコントロール、リストボックス、ボタングリッド、ポップアップメニュー/ドロップダウンリスト選択された項目(タブコントロール、行、ボタンなど)の番号に対応するフォームページを表示します (存在すれば)。詳細な情報については、ページ指定アクションを参照して下さい。
    gotoPage?value=<page>ak goto pageマルチページフォームボタン、メニューコマンド<page> 番号に対応するフォームページを表示します

    (*) オブジェクトと標準アクションについての注記 を参照ください。
    (**) Dynamic pop up menu コマンドの使用時において、この標準アクションが割り当てられた対象は、当該アクションが使えないときでも自動的に非表示化されません。

    以下の標準アクションは、Webエリアにおいてのみ利用可能です。

    アクション名定数(あれば)有効化条件利用可能な対象(*)詳細
    openBackURLak open back url以前にURLが読み込まれているボタン、メニューコマンドWebエリア内にてユーザーによって実行されたブラウザシークエンスで前に読み込まれたURLを開きます。以前のURLがない場合には無効化されています。別の言い方をすると、ユーザーがWebエリア内に一つしかページを表示していない場合です。
    openForwardURLak open forward urlopenBackURL が前に実行されているボタン、メニューコマンドWebエリア内にてユーザーによって実行されたブラウザシークエンスでの次のURLを開きます。次のURLがない場合には無効化されています。別の言い方をすると、ユーザーがシークエンス内で一度もページを戻る操作をしていない場合です。
    refreshCurrentURLak refresh current urlopenBackURL が前に実行されている(OBJECT SET ENABLEDコマンドで管理可能)ボタン、メニューコマンドWebエリアのカレントのコンテンツを再読み込みします。
    stopLoadingURLak stop loading urlURLが読み込まれている最中ボタン、メニューコマンドWebエリア内のカレントのURLのページあるいはオブジェクトの読み込みを中止します。

    (*) オブジェクトと標準アクションについての注記 を参照ください。

    このセクションは4Dダイアログボックスを呼び出す標準アクション、あるいは4Dアプリケーションを終了させる標準アクションについて説明しています。

    アクション名定数(あれば)有効化条件利用可能な対象(*)詳細
    databaseSettingsak database settingsなし(OBJECT SET ENABLEDコマンドで管理可能)(**)ボタン(*)とメニューコマンド標準のデータベース設定ダイアログボックスを表示(***)します
    quitak quitなし(OBJECT SET ENABLEDコマンドで管理可能)(**)ボタン、メニューコマンド"よろしいですか?"確認ダイアログボックスを表示(***)し、確定が発生したら4Dアプリケーションを終了します。それ以外の場合、オペレーションはキャンセルされます。このアクションがオブジェクトメソッドが割り当てられているボタンに割り当てられた場合、以下の順番でシークエンスが実行されます。最初に確認ダイアログボックスが表示されます。確定されれば4Dはオブジェクトメソッドを実行します。実行が完了すると、アプリケーションは終了します。
    designModeak return to design modeアプリケーションモード(OBJECT SET ENABLEDコマンドで管理可能)(**)ボタン、メニューコマンド4Dデザイン環境のウィンドウとメニューバーを最前面に持ってきます。データベースがインタープリタモードで実行されている場合、このアクションはデザイン環境のカレントウィンドウを表示します。データベースがコンパイル済みモードで実行されている場合、このアクションはカレントテーブルのレコードウィンドウを表示します(コンパイル済みモードでは、レコードへのアクセスのみが可能です)。
    mscak mscなし(OBJECT SET ENABLEDコマンドで管理可能)(**)ボタン、メニューコマンドMaintenance & Security Centerウィンドウを表示します。

    (*) オブジェクトと標準アクションについての注記 を参照ください。
    (**) Dynamic pop up menu コマンドの使用時において、この標準アクションが割り当てられた対象は、当該アクションが使えないときでも自動的に非表示化されません。
    (***) MacOS環境において、databaseSettingsquitアクションが割り当てられたメニューコマンドは、データベースが同環境で実行されている場合には、自動的にアプリケーションのシステムメニュー内に配置されます。この機構はmacOS環境下での終了コマンドの管理をシンプルにします。

    ここでは標準の編集アクションについて説明します。これらのアクションは以下の場所において使用が可能です:

    • 標準の編集可能エリア
    • マルチスタイルテキストエリア
    • 4D Write Proエリア
    アクション名定数(あれば)有効化条件利用可能な対象(*)詳細
    undoak undo編集アクションがされたボタン、メニューコマンド最後に実行されたアクションをキャンセルします(=編集コマンドの戻るメニュー)。戻るキャンセルを混同しないようにして下さい(キャンセルはレコードの表示中に行った編集を全てキャンセルし、出力フォームへと戻ります)。
    redoak redo戻るアクションがされたボタン、メニューコマンド最後にキャンセルされたアクションを繰り返します。(= 編集コマンドのやり直すメニュー)。
    cutak cutコンテンツが選択されているボタン、メニューコマンド選択範囲を削除し、それをクリップボードへと入れます。
    copyak copyコンテンツが選択されているボタン、メニューコマンド選択範囲のコピーをクリップボードに入れます。
    pasteak pasteクリップボードが空ではないボタン、メニューコマンドクリップボードのコンテンツを挿入ポイントに挿入します。
    clearak clearフォーカスされているオブジェクトに編集可能エリアがあるボタン、メニューコマンド選択範囲を削除します。何も選択されて居合場合には、カーソルが含まれている全てのエリアを削除します(入力可能エリアのみ)。
    selectAllak select allフォーカスされているオブジェクトに編集可能エリアがあるボタン、メニューコマンドコンテキスト内の全ての選択可能要素を選択します。
    showClipboardak show clipboardなしボタン、メニューコマンドクリップボードのコンテンツを表示する新しいウィンドウを開きます。

    (*) オブジェクトと標準アクションについての注記 を参照ください。

    以下の標準アクションは次の場所において使用可能です:

    • マルチスタイルテキストエリア(別名リッチテキストエリア)
    • 4D Write Pro エリア

    注: 追加のアクションは4D Write Proエリアでのみ使用可能です。これらについては、4D Write Proリファレンスマニュアルの4D Write Pro標準アクションの使用の章に説明があります。

    アクション名定数(あれば)有効化条件利用可能な対象(*)詳細
    backgroundColorak background colorなしメニューコマンド、ポップアップ/ドロップダウンリスト、階層ポップアップメニュー標準の背景色サブメニューを表示します。
    backgroundColor?value=<color>ak background colorなしボタン、メニューコマンド、リスト項目背景色を<color>の色に設定します。CSSカラー値、あるいは名前を渡します。例:backgroundColor?value=#FF0000、backgroundColor?value=red、backgroundColor?value=transparent
    backgroundColor/showDialogak background color dialogなしボタン、メニューコマンドフォント背景色ダイアログを開きます。
    colorak font colorなしメニューコマンド、ポップアップ/ドロップダウンリスト、階層ポップアップメニュー標準のフォントカラーサブメニューを表示します。
    color?value=<color>ak font colorなしボタン、メニューコマンド、リスト項目フォントカラーを<color>の色に設定します。CSSカラー値、あるいは名前を渡します。例: color?value=#FF0000、color?value=red
    color/showDialogak font color dialogなしボタン、メニューコマンドシステムフォントカラーダイアログボックスを表示します。
    font/showDialogak font show dialogなしボタン、メニューコマンドシステムフォントカラーピッカーダイアログボックスを表示します。
    fontItalicak font italicなしボタン、メニューコマンドイタリックフォント属性を切り替えます。
    fontBoldak font boldなしボタン、メニューコマンド太字フォント属性を切り替えます。
    fontLinethroughak font linethroughなしボタン、メニューコマンド打ち消し線フォント属性を切り替えます。
    fontSizeak font sizeなしメニューコマンド、ポップアップ/ドロップダウンリスト、階層ポップアップメニュー標準のフォントサイズサブメニューを表示します。
    fontSize?value=<size>ak font sizeなしボタン、メニューコマンド、リスト項目フォントサイズを<size>に設定します。pt単位のCSS長さ値を渡します。例: fontSize?value=12pt
    fontUnderlineak font underlineなしボタン、メニューコマンド下線フォント属性を切り替えます。
    fontStyleak font styleなしメニューコマンド、ポップアップ/ドロップダウンリスト、階層ポップアップメニュー標準のフォントスタイルサブメニューを表示します。

    (*) オブジェクトと標準アクションについての注記 を参照ください。

    注: 標準アクションを通してスタイル属性が変更されたとき、4DはOn After Edit フォームイベントを発生させます。

    アクション名定数(あれば)有効化条件利用可能な対象(*)詳細
    computeExpressionsak compute expressionsなしボタン、メニューコマンドエリア内の全ての動的な式を更新します。
    freezeExpressionsak freeze expressionsなしボタン、メニューコマンドエリア内の全ての動的な式を評価します。
    visibleReferencesak show referenceなしボタン、メニューコマンドエリア内の全ての動的な式を参照として表示します。

    (*) オブジェクトと標準アクションについての注記 を参照ください。

    スペルチェックアクションは、エリア内にて自動スペルチェックオプションが選択されている場合に限り利用可能です。

    アクション名定数(あれば)有効化条件利用可能な対象(*)詳細
    spell/autoCorrectionEnabled-スペルチェックが有効化されているボタン、メニューコマンド自動修正モードを有効化/無効化します。
    spell/autoDashSubstitutionsEnabled-スペルチェックが有効化されているボタン、メニューコマンド入力中、ダブルハイフン(--) をダッシュ(—) で置き換えるのを有効化/無効化します(macOSのみ)。
    spell/autoLanguageEnabled-スペルチェックが有効化されているボタン、メニューコマンドテキストコンテンツで使用する辞書言語の識別を有効化/無効化します(macOSのみ)。
    spell/autoQuoteSubstitutionsEnabled-スペルチェックが有効化されているボタン、メニューコマンドストレート引用符のスマート引用符への置き換えを有効化/無効化します(macOSのみ)。
    spell/autoSubstitutionsEnabled-スペルチェックが有効化されているボタン、メニューコマンドテキスト置換を有効化/無効化します。
    spell/enabled-なしボタン、メニューコマンドエリアのスペルチェックを有効化/無効化します(エリア内にて自動スペルチェックオプションがチェックされている必要があります)。
    spell/forgetIgnore-スペルチェックが有効化されているボタン、メニューコマンド無視する単語の一覧を消去します。
    spell/grammarEnabled-スペルチェックが有効化されているボタン、メニューコマンドテキストの文法チェックを有効化/無効化します(macOSのみ)。
    spell/ignore-スペルチェックが有効化されている/未知の単語が選択されているかそこにカーソルがあるボタン、メニューコマンド未知の単語はそのままにされ、今後は下線が引かれません。
    spell/learn-スペルチェックが有効化されている/未知の単語が選択されているかそこにカーソルがあるボタン、メニューコマンド未知の単語が辞書に追加されます。
    spell/removeSubstitution-スペルチェックが有効化されている/置き換えられた単語が選択されいてるかそこにカーソルがあるボタン、メニューコマンド選択された置き換えを削除します。
    spell/showDialog-スペルチェックが有効化されているボタン、メニューコマンドスペルチェックダイアログを表示します。
    spell/suggestion?index=<1<=number<=10>-スペルチェックが有効化されている/綴りが間違っている単語が選択されているボタン、メニューコマンドnumberは、選択範囲内での最初の綴り間違いの単語のN番目の修正サジェスチョンを表します。例: spell/suggestion?index=1 は、カレントのフォーカスビュー内のカレントの綴り間違いの単語を、最初のサジェスチョンで置き換えます。
    spell/unLearn-スペルチェックが有効化されている/習得済みの単語が選択されているかそこにカーソルがあるボタン、メニューコマンド習得済みの単語の一覧から選択された習得済みの単語を削除します。
    spell/visibleSubstitutions-スペルチェックが有効化されているボタン、メニューコマンドテキスト内で可能性のある置換につく青い下線を有効化/無効化します。
    spell-なしメニューコマンド完全なスペルチェックメニューを表示します。

    (*) オブジェクトと標準アクションについての注記 を参照ください。

    • ボタン とは標準のボタン、3Dボタン、ハイライトボタン、ピクチャーボタン、および透明ボタンを意味します。また、True/False で設定される "fontBold" などの標準アクションを表すことが可能なチェックボックスと3Dチェックボックスも含みます (スリーステートオプションはチェックボックスのみ対応しています)。
    • ポップアップ/ドロップダウンリスト および 階層ポップアップメニュー オブジェクトには、"backgroundColor" や "fontSize" などの サブメニュー (リスト) を生成する標準アクションのみを直接割り当てることができます。この場合、リスト項目に標準アクションが設定されていなければ (後述参照)、これらのオブジェクトは自動の値のリストを表示します。
    • リスト項目: 自動でない値のリストを利用するには、リストエディターまたは SET LIST ITEM PARAMETER コマンドを使って、作成したリストの各項目に標準アクションを設定します。このリストをポップアップ/ドロップダウンリスト および 階層ポップアップメニュー の"選択リスト"として指定すると、ランタイムにおいて自動値のリストが置換されます。この場合、リスト項目に設定できる標準アクションは、サブメニュー (リスト) を生成する親の標準アクションと関わりのあるものに限ります。たとえば、backgroundColor 標準アクション値 (backgroundColor?value="red", backgroundColor?value="blue"...) の項目を持つリストを任意に定義して、階層ポップアップメニューの選択リストとして指定すると、選択可能な色が制限された背景色メニューを作成することができます。



    参照 

    Download HDI database
    標準アクションの使用

     
    プロパティ 

    プロダクト: 4D
    テーマ: アクティブオブジェクトのプロパティ

     
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    履歴 

    変更: 4D v16 R3
    変更: 4D v16 R4

     
    ARTICLE USAGE

    デザインリファレンス ( 4D v20)
    デザインリファレンス ( 4D v20.1)
    デザインリファレンス ( 4D v20.2)