データベース設定のST Get plain textではバックアップやログファイルの有効化/無効化、および保存先を設定できます。これらのパラメーターは4Dアプリケーションで開かれる各データベースごとに設定されます。
4D Serverに関する注記: これらのパラメーターは4D Serverマシン上でのみ設定できます。
このエリアでは次回のバックアップ時にコピー対象とするファイルやフォルダーを指定します。
- データファイル: データベースデータファイル。このオプションが選択されている場合、(存在すれば) データベースのカレントログファイルがデータとともにバックアップされます。
- ストラクチャーファイル: データベースストラクチャーファイル。データベースがコンパイルされていた場合には、このオプションは.4dcファイルをバックアップします。
- ユーザーストラクチャーファイル (任意): カスタマイズされたユーザーフォームが格納されたユーザーストラクチャーファイル (作成されている場合)。詳細はユーザーフォームを参照してください。
- 添付: このエリアではデータベースと同時にバックアップの対象とするファイルやフォルダーを指定します。ここではどのようなタイプのファイル (ドキュメントやプラグイン、テンプレート、ラベル、レポート、ピクチャーなど) でも指定できます。
ファイルまたはその内容をバックアップするフォルダーを個々に設定できます。添付エリアには設定されたファイルのパスが表示されます。
- 削除: 選択したファイルを添付エリアから取り除きます。
- フォルダー追加...: バックアップに追加するフォルダーを選択するダイアログボックスを表示します。復元の場合、フォルダーがその内容物とともに復元されます。データベースファイルを含むフォルダーを除き、すべてのフォルダーやマシンに接続されたボリュームを選択できます。
- ファイル追加...: バックアップに追加するファイルを選択するダイアログボックスを表示します。
4Dデータベースファイルについては
4Dファイルの説明を参照してください。
このエリアではバックアップファイルの格納場所を確認したり、変更したりできます。
エリアをクリックすると、ファイルの場所がポップアップで表示されます。
バックアップファイルの格納場所を変更するには、[...]ボタンをクリックします。選択ダイアログが表示され、バックアップファイルを配置するフォルダーやディスクを選択できます。“使用状況”と“空き容量”エリアは、選択したフォルダーが存在するディスクの状態を自動で表示します。
ログファイルを使用オプションが選択されていると、データベースはログファイルを使用します。ログファイルの場所はオプションの下に表示されます。このオプションが選択されている場合、ログファイルなしでデータベースを開くことはできません。
デフォルトでは、4Dで作成されたどんなデータベースでもログファイルが使用されます(環境設定のWEB STOP SERVER 内でチェックされているオプションです)。ログファイルにはDataFileName.journalのように名前が付けられ、データベースストラクチャーと同階層に置かれます。
新しいログファイルを有効にするためには、その前にデータベースのデータをバックアップしなければなりません。このオプションをチェックすると、バックアップが必要である旨の警告メッセージが表示されます:

ログファイルの作成は延期され、実際には次のバックアップの後にログファイルが作成されます。