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4D v20 R7
ラベルの作成

ラベルの作成  


 

 

ラベルエディターやカスタムレポートフォームを使用してラベルを生成できます。レポートフォームを使用する場合、よりカスタマイズを行うことが可能です。特にフォームエディターを使用してラベル中に変数を挿入することができるようになります。

フォームエディターでラベルレポートフォームを作成したら、以下の2つの方法で使用できます:

  • PRINT LABELコマンドを使用する
    PRINT LABEL([myTable]) 文を実行するとテーブルのカレントセレクションがカレントの一覧フォームで印刷されます。この場合4Dはラベルのフォーマット (高さと幅) を設定するためにマーカーを使用します。
  • ラベルエディターを使用する
    この方法を使用すると、フォームエディターの詳細機能とラベルエディターのレイアウトパラメーター両方の利点を利用できます。
    ラベルエディターはフォーム上のオブジェクトの絶対座標と設定されたマージンのみを考慮します。マーカーは無視されます。

ラベルレポートフォームを作成しそれをPRINT LABELコマンドで使用するには:

  1. ラベル幅を設定します。ラベル幅により、PRINT LABELコマンドがページに印刷するラベルの横の数が決定されます。
    ラベル幅はフォームサイズの幅により定義されます:

    フォームが "自動サイズ" に設定されている場合や、特定のオブジェクトに対して相対的に定義されている場合、フォームの幅は基準となるオブジェクトの座標にマージンを足したサイズになります。
    また、ラベル間のスペースから、ラベルの外マージンも計算しておく必要があります。例えば、ラベル間のスペースが0.25インチの場合、それを2で割った0.125インチが外マージンとなります。これをフォームに反映させます。
    フォームサイズが確定したら、ここにラベルを構成するオブジェクトを追加します。
  2. ラベルにはフィールドや (必要に応じてメソッドを記述することができる) アクティブオブジェクト、画像、スタティックテキストを配置できます。サブフォームはラベルとして印刷できません。

    このラベルには変数が配置され、その値はオブジェクトメソッドで計算されます。例えばFullName変数のメソッドではレコードの姓と名フィールドの値を結合します:
     FullName:=[Customers]FirstName+" "+[Customers]LastName
  3. ラベル幅に収まるように、印刷する要素をフォームの左端と右端の間に配置します。
    要素を配置するにあたっては、フォームエディターの幅マーカーを目安として使用することができます。

    注: 配置をしやすくするために、ルーラーの単位をセンチやインチに変更できます (デフォルトはポイント)。これを行うにはフォームメニューからルーラー定義を選択します。
  4. ヘッダーマーカーをフォームの最上部に、詳細/ブレーク/フッターマーカーをラベルの高さになるように設定します。

    ラベル印刷時にはヘッダーと詳細マーカーの間のオブジェクトが印刷されます。
  5. フォームを保存し、PRINT LABELコマンドでセレクションを印刷します。



参照 

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プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 一覧フォームとレポート

 
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デザインリファレンス ( 4D v20 R7)