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4D v20 R7
Get Monitored Activity

Get Monitored Activity 


 

Get Monitored Activity -> 戻り値 
引数   説明
戻り値  コレクション in モニターしているアクティビティのコレクション

説明   

Get Monitored Activity コマンドは、START MONITORING ACTIVITY コマンドによって設定された詳細に応じて記録されたオペレーションを表すオブジェクトのコレクションを返します。このコマンドは4D リモート、4D Server、スタンドアロン版の4D において実行または呼び出し可能です(ただしスタンドアロン版はsource 引数で指定されたソースがネットワークアクティビティでない場合のみ可能)。

返されたコレクション内のオブジェクトは、以下のようなプロパティを格納しています:

 

プロパティ

詳細
activityKind  倍長整数 記録されたアクティビティのタイプ:

定数 コメント
Activity language 1

ランゲージ実行オペレーション

Activity network 2

ネットワークリクエストオペレーション

Activity operations 4

4D データオペレーション

activityDuration  実数 アクティビティの時間、秒単位
activityData オブジェクト 記録されたアクティビティのタイプ(activityKind)に応じて特定のプロパティを格納したオブジェクト。状況によっては、同じオペレーションに対して複数のオブジェクトが返されることもあります。この場合、これらのオブジェクトには同じUUIDが振られます。これらのオブジェクト内に格納される追加のプロパティについては、以下のセクションにおいて詳細な説明があります。

注: activityData オブジェクトは4DDebugLog.txt (標準) においてはSET DATABASE PARAMETER コマンドで定義された情報を(あれば)使用しますが、それ以外の場合にはデフォルトモードを使用します。そのため、コマンドの実行中にログ記録を開始した場合には、返される戻り値に影響します。

activityData オブジェクト:

 

プロパティ

詳細
sequenceNumber  倍長整数 ログセッション中の固有かつシーケンシャルなオペレーション番号
elapsedTime  倍長整数 デバッグログが開始されてからの経過時間(ミリ秒単位)  
processID  倍長整数 プロセスID
uniqueProcessID  倍長整数 固有のプロセスID
stackLevel  倍長整数 スタックレベル
duration  倍長整数 オペレーション時間の長さ(ミリ秒単位)
kind  テキスト 記録されたオペレーションの種類。取り得る値は以下の通りです:
  • "command" 
  • "method"
  • "Message"
  • "pluginMessage"
  • "pluginCommand"
  • "pluginCallback"
  • "pluginEvent"
  • "task"
  • "member"

kind で表されるオペレーションの種類によっては、activityData オブジェクト内に以下の追加のプロパティが返されます:

 

プロパティ
Kind プロパティ
詳細
commandName テキスト command コマンド名
commandNumber 倍長整数 command コマンド番号
connectionUUID テキスト task クライアントマシンUUID
formEvent テキスト command フォームイベント名
formMethod テキスト command フォームメソッド
functionName テキスト member ORDA メンバーメソッド名
memberMethod テキスト command 4D のオブジェクト呼び出しのメンバーメソッドのローカライズされた文字列
method テキスト command 4D コマンドとファンクションのローカライズされた名前
parameters テキスト command
member
message
method
pluginCommand
pluginEvent
task
オペレーションに渡された引数
pluginCommandName テキスト pluginCommand
pluginEvent
プラグインコマンド名前
pluginCommandNumber 倍長整数 pluginCommand
pluginEvent
pluginMessage
プラグインコマンドの番号
pluginExternalCall 倍長整数 pluginCallback プラグインSDK エントリーポイント呼び出し
pluginMessageName テキスト pluginMessage

取り得る値:

  • PackMsgServerDeInit
  • PackMsgServerDisposeData
  • PackMsgServerWriteData
  • PackMsgServerReadData
  • PackMsgServerKillClient
  • PackMsgServerNewClient
  • PackMsgServerInit
  • PackMsgProcessDeInit
  • PackMsgProcessInit
  • PackMsgClientDeInit
  • PackMsgClientInit
pluginName テキスト pluginCallback
pluginCommand
pluginEvent
pluginMessage
プラグインの名前

: 

  • デバッグログが4D Server のGRAPH SETTINGSにて停止されている場合、Get Monitored Activity は何も返しません。ログがサーバー上で、あるいはSTART MONITORING ACTIVITY コマンドとActivity network を使用して再開されていた場合、Get Monitored Activity コマンドはネットワークアクティビティ情報を返すのを再開します。
  • activityData オブジェクトは4DRequestsLog.txt においてはSET DATABASE PARAMETER コマンドで定義された情報を(あれは)使用しますが、それ以外の場合にはデフォルトモードを使用します。そのため、Get Monitored Activity コマンドの実行中にログ記録を開始した場合には、返される戻り値に影響します。

activityData オブジェクト:

 

プロパティ

詳細
sequenceNumber  倍長整数 ログセッション中の固有かつシーケンシャルなオペレーション番号
time  テキスト ISO 8601 フォーマットの日付と時間("YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.sss")  
systemID  テキスト システムID
component  テキスト コンポーネント署名(例: 4SQLS または dbmg) 
processInfoIndex  倍長整数 4DRequestsLog_ProcessInfo.txt ログの"index"フィールドに対応し、リクエストとプロセスがリンクするのを許可します。
request  倍長整数 C/Sメッセージ、SQL リクエスト、LOG EVENT メッセージのリクエストID
bytesIn  倍長整数 受信したバイト数
bytesOut  倍長整数 送信したバイト数
execDuration 倍長整数 生成された場所に応じて変化します:
  • server_duration .
    または
  • サーバーで生成された場合にはexec_duration  --サーバーがリクエストを処理するのにかかった時間(マイクロ秒単位)
 
writeDuration 倍長整数 以下のものを送信するのにかかった時間(マイクロ秒単位):
  • リクエスト(クライアント上で実行された場合)
  • レスポンス(サーバー上で実行された場合)
serverDuration 倍長整数 クライアント/サーバー通信にかかった時間(マイクロ秒)
taskKind テキスト プリエンプティブまたはコオペラティブ(それぞれ 'p' または 'c')
rtt 倍長整数 クライアントがリクエストを送信し、サーバーがそれを受信するまでの概算時間
  • ネットワークレイヤーを使用している場合のみ計測されます。旧式ネットワークレイヤーを使用している場合には0を返します
  • Windows 10以前、Windows Server 2016 以前のWindows のバージョンでは、この呼び出しは0を返します

注: activityData オブジェクトはGET ACTIVITY SNAPSHOT コマンドから返されるものに近いですが、閾値と完了したオペレーションのみが返されるという点が異なります。

activityData オブジェクト:

 

プロパティ
 
詳細
message   テキスト オペレーションの詳細
maxValue    倍長整数 オペレーションの最大繰り返し回数(繰り返さないオペレーションに対しては値= -1)
remote    ブール クライアント / サーバーオペレーション。取り得る値: true, false 
uuid    テキスト  オペレーションのUUID
taskId    倍長整数   元となるプロセスの、4D内部の識別ID
startTime   テキスト オペレーションの開始時刻(ISO 8601 フォーマット / "YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.sss")
duration   倍長整数   オペレーション実行の総時間(ミリ秒単位)
title   テキスト オペレーションについての追加の情報
extraInfo   オブジェクト 追加のSQL情報(あれば):

  • extraInfo.SQL_Query (テキスト): SQL クエリ
  • extraInfo.SQL_User (テキスト): SQL サーバーで認証されているユーザー
dbContextInfo   オブジェクト オペレーションのコンテキスト情報
  host_name テキスト オペレーションをローンチしたホスト名
  user_name テキスト オペレーションをローンチしたセッションの4Dユーザー
  task_name テキスト オペレーションをローンチしたプロセス名
  task_id 倍長整数   オペレーションをローンチしたプロセスのID
  client_uid テキスト (C/S オペレーションのみ)データベースオペレーションをローンチしたクライアントマシンのUUID
  is_remote_context 倍長整数   (C/S オペレーションのみ)オペレーションが、ストアドプロシージャ経由でサーバーでローンチされた(値=0)か、クライアントでローンチされた(値=1)を表す
  user4d_id 倍長整数   クライアントマシン上の4D ユーザーのID
  user4d_alias テキスト 4D ユーザーのエイリアスセット。SET USER ALIAS を参照してください。
  client_version テキスト Application version コマンドによって返される、4D環境のバージョン番号を表すエンコードされた文字列値
dbOperationDetails   オブジェクト データベースエンジン絵のオペレーション呼び出しについての情報
  table テキスト オペレーション内のテーブル名
  field テキスト オペレーションのフィールド名
  queryPlan テキスト オペレーションのクエリプラン
  operationType テキスト オペレーションのタイプ
  sortParameters コレクション 並び替え条件
subOperations   コレクション カレントオペレーション内の下位オペレーションについての情報を格納したactivytData オブジェクトのコレクション
  [ ].message テキスト オペレーションのラベル
  [ ].maxValue 倍長整数 オペレーションの最大繰り返し回数(繰り返さないオペレーションに対しては値= -1)
  [ ].remote ブール クライアント / サーバーオペレーション(0=true, 1=false) 
  [ ].uuid テキスト オペレーションのUUID
  [ ].taskId 倍長整数 元となるプロセスの、4D内部の識別ID
  [ ].startTime テキスト オペレーションの開始時刻(ISO 8601 フォーマット / "YYYY-MM-DDTHH:MM:SS.sss")
  [ ].duration 倍長整数 オペレーション実行の総時間(ミリ秒単位)
  [ ].title テキスト オペレーションについての追加の情報
  [ ].extraInfo オブジェクト 追加のSQL情報(あれば):

  • [ ].extraInfo.SQL_Query (text): SQL クエリ
  • [ ].extraInfo.SQL_User (text): SQL サーバーで認証されているユーザー

 

例題  

START MONITORING ACTIVITYの例題を参照してください



参照 

START MONITORING ACTIVITY
STOP MONITORING ACTIVITY

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: ツール
番号: 1713

This command can be run in preemptive processes

 
ページの目次 
 
履歴 

初出: 4D v18 R3

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v20 R7)