注: リストボックスのヘッダープロパティにアクセスするためにはリストボックスのプロパティリストで"ヘッダーを表示"オプションが選択されていなければなりません(リストボックス特有のプロパティ参照)。
フォームエディターでリストボックスオブジェクトが選択されているときに、リストボックスヘッダーをクリックするとヘッダーを選択できます:

リストボックスの各列ヘッダー毎に標準のテキストプロパティを設定できます。この場合、これらのプロパティはリストボックスや列に設定されたプロパティよりも優先されます。
さらにこの節で説明する特定のプロパティを設定することができます。
このテーマにはヘッダーを定義するために使用されるプロパティが含まれています。
- オブジェクト名: ヘッダーオブジェクトの名前。
- 変数名: ヘッダーオブジェクトに割り当てる変数の名前。この変数は数値型であり、列の並び替えや並び替えを示す矢印の表示をプログラムで管理するために使用されます (4Dランゲージリファレンスマニュアルのリストボックスオブジェクトの管理参照)。
- タイトル: ヘッダーに表示される文字。
注: \ (バックスラッシュ)文字を入れる事で、タイトルの文字列に改行を挿入する事ができます。実際に\ 文字をタイトルに挿入するためには、\\ と入力して下さい
このテーマには、列ヘッダーにピクチャーを表示するためのプロパティが含まれています (設定は任意)。アイコンは特にカスタマイズされた並び替えを行う際などに、列タイトルの隣、あるいはタイトルの場所に表示できます。

- アイコン: ヘッダーに挿入するピクチャーのソースを指定します。4Dピクチャーボタンのように変数、ピクチャーライブラリー、リソースファイル、またはファイルのピクチャーを使用できます。
- 名前/ID: 指定したソース内で使用するピクチャーを指定します。ここに入力する値は選択したソースにより異なります。ピクチャーが変数の場合変数名、ピクチャーライブラリーやリソースファイルの場合ID番号、ピクチャーファイルの場合パス名を入力します。パス名はデータベースのResourcesフォルダーからの相対パスで記述します (ピクチャーファイルの自動参照参照)。
- アイコンの場所: ヘッダー中でのアイコンの場所。ヘッダーの左または右を選択できます。
- ミラー効果 (Windows): アイコンを右から左モードでして表示するために使用します (TRANSFORM PICTURE参照)。
注意: プロジェクトにおいては、プロパティリストを使用することでリストボックス、カラム、ヘッダーまたはフッターに対して水平方向パディングと垂直方向パディングを定義することができます(developer.4d.com 参照)。また、ランタイムでLISTBOX SET PROPERTY コマンドを使用することもできます。
各ヘッダーは個別にヘルプメッセージを持つことができます。