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4D v20 R7
プロセスページ
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![]() | アプリケーションサーバ |
![]() | SQL サーバ |
![]() | DB4D サーバ (データベースエンジン) |
![]() | Web サーバ |
![]() | SOAP サーバ |
![]() | 保護された4D クライアントプロセス (接続した4D の開発プロセス) |
![]() | メイン4Dクライアントプロセス (接続した4D のメインプロセス。クライアントマシン上で作成されたプロセスに対応するサーバプロセス。) |
![]() | 4D クライアント基本プロセス (4D クライアントプロセスと並列なプロセス。メイン4D クライアントプロセスをコントロールするプリエンプティブプロセス。) |
![]() | 予備プロセス (以前または未来の"4D クライアントデータベースプロセス") |
![]() | SQL サーバーワーカープロセス |
![]() | HTTP サーバーワーカープロセス |
![]() | 4D クライアントプロセス (接続した4D 上で実行しているプロセス) |
![]() | ストアドプロシージャ (接続した4D により起動され、サーバ上で実行しているプロセス) |
![]() | Web メソッド (4DACTION などにより起動) |
![]() | Web メソッド (プリエンプティブ) |
![]() | SOAP メソッド (Web サービスにより起動) |
![]() | SOAP メソッド (プリエンプティブ) |
![]() | ロガー |
![]() | TCP 接続リスナー |
![]() | TCP セッションマネージャー |
![]() | その他のプロセス |
![]() | ワーカープロセス(コオペラティブ) |
![]() | 4D クライアントプロセス(プリエンプティブ) |
![]() | ストアドプロシージャー(プリエンプティブプロセス) |
![]() | ワーカープロセス(プリエンプティブ) |
注: グループ毎にプロセスを表示オプションがチェックされていると、それぞれの4D クライアントメインプロセスと4D クライアント基本プロセスは一緒にグループ化されて表示されます。
各プロセスには作成順にユニークな番号が割り振られていています。アプリケーション開始時に4Dが起動するプロセスに最初の番号が割り当てられます。使用される数は起動時に実行されるサーバー機能の数によって変化します。
カスタムプロセスを開始すると、プロセスリストの最後に追加されるか、アボート済みの番号が割り当てられます。例えばプロセス番号8までが使用中で、プロセス番号7がアボートされていた場合、次に開始されるプロセスの番号は7になります。
注: (Webプロセスなど一部を除き) 処理が終了するとプロセスは自動で終了されます。ランタイムエクスプローラーを使用すると、処理終了前でもプロセスをアボートできます。プロセスのアボートについてはプロセスをアボートを参照してください。
New processやExecute on serverコマンドを使用して新規プロセスを開始する際、プロセス名を指定することができます。引数として指定されたプロセス名はプロセスリストに表示されます。
コマンドにプロセス名を指定しなかった場合、4Dがデフォルト名を割り当てます。使用されるデフォルト名は、プロセスが開始された方法に基づき以下のとおりとなります:
4D Serverに関する注記: プロセス名が"$"から始まる場合、それはローカルプロセスであり4D Server上のオブジェクトにアクセスする事はできません (グローバルプロセスとローカルプロセス参照)。
プロセスの状態とは、プロセスが実際行っていることを示す現在の実行状況です。
ランタイムエクスプローラに表示される各プロセス状態の説明は以下の通りです:
ランタイムエクスプローラーにはプロセスごとの処理時間が表示されます。プロセスの管理において、4Dは既存のプロセスに対し順番に処理時間を割り当てます。そのため処理時間とは、プロセスが起動されてから、そのプロセスが使用した総時間 (秒) のことであり、プロセス開始時からの経過時間ではありません。
CPUのパーセンテージは、4Dがそのプロセスにかけた時間を表します。更新頻度はコンテキストメニュー(行を右クリック)を使用して設定する事ができます:
ランタイムエクスプローラーからプロセスを一時停止、再開、アボートできます。またプロセスをデバッグモードにすることもできます。さらに選択したプロセスを非表示にしたり、再表示したりできます。
これらの操作は、プロセスの一覧の下の方に表示されているコントロールボタンによって実行可能です。これらのボタンはプロセスのセレクションに対して有効です。一度に複数のプロセスを選択することもできます(Shift+クリックで連続したセレクション、または Command/Ctrl+クリックで連続していないセレクション)
注: コマンドを使用してプロセスを指定時間だけ遅延させることもできます。
プロセスの実行を一時的に停止させることができます。あるプロセスを一時停止することで他のプロセスにより多くの実行時間を割り当てたり、他のイベントを割り込ませたりすることができます。
例えばレコードセレクションを印刷するプロセスを開始したとします。しかしその中のレコードを変更する必要が生じました。そこでまずプロセスを一時停止し、レコードを変更したら、印刷プロセスを再開します。
プロセスは処理が終了すると自動でアボートされます。しかしデバッグの目的で、処理の終了を待たずにプロセスをアボートしたい場合があるかもしれません。それ以外の理由ではいかなる場合でもアボートすべきではありません。処理の実行を停止するには、ランタイムエクスプローラー内でプロセスをアボートします。
プロセスがアボートされると4Dはレコードのロックを解除し、そのプロセス内で開始され閉じられていないトランザクションをキャンセルし、カレントセレクションやカレントレコードを解放します。
プロセスをアボートするには対象プロセスを選択しアボートボタン をクリックします。ランタイムエクスプローラー中のプロセス状態は自動で"aborted"になります。
4Dデバッガーを使用してプロセスの実行をモニターし、デバッグを行うことができます。
プロセスをデバッグモードにするには対象プロセスを選択しトレースボタン をクリックします。
プロセスが実行中であれば4Dのデバッグウィンドウが表示され、実行をステップしながらメソッド中で使用される式の値を確認し、デバッグを行うことができます。プロセスが一時停止中である場合、4Dはデバッグリクエストを記憶します。そのプロセスの実行が再開され次第デバッグウィンドウが表示されます。
デバッグウィンドウの使用方法については4Dランゲージリファレンスマニュアルを参照してください。
4Dが作成し管理する内部プロセスをトレースすることはできません。
アプリケーション環境においてプロセスを非表示にすることができます。プロセスが非表示にされるとそのプロセスで実行中のメニューやダイアログはユーザーに対し表示されなくなります。
プロセスの非表示は、後で再利用したいウィンドウを一時的に隠したい場合に有用です。ウィンドウを閉じるためにプロセスをアボートする代わりに、そのプロセスを非表示にすることができます。ウィンドウが隠されていてもプロセスは存在し続けます。
プロセスを隠すにはそのプロセスを選択し、オプションメニューから隠すを選択します:
結果プロセスはアプリケーション環境に表示されなくなります。隠されている間も実行は継続される点に留意してください。
画したプロセスをいつでも再表示できます。
プロセスを再表示するには表示ボタンをクリックします。するとそのプロセスはアプリケーション環境に再表示されます。
プロセス内で開かれているウィンドウを最前面にするには、そのプロセスを最前面にします。例えばアプリケーションプロセスを最前面にすると、アプリケーション環境がスクリーンの最前面となります。
どのユーザープロセスでも最前面にできます。プロセス内でウィンドウを開いている場合、そのウィンドウが最前面になります。ウィンドウにメニューバーが割り当てられていればそのメニューバーがカレントとなります。
プロセスを最前面にするにはそのプロセスを選択し、オプションメニューから前面にボタンをクリックします:
そのプロセス内で開かれているウィンドウがすべて最前面となります。さらに4Dは最前面プロセスウィンドウのメニューバーを表示します。
プロダクト: 4D
テーマ: ランタイムエクスプローラー
デザインリファレンス ( 4D v20 R7)