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4D v20 R7
SOAP SEND FAULT

SOAP SEND FAULT 


 

SOAP SEND FAULT ( faultType ; description ) 
引数   説明
faultType  倍長整数 in 1 = クライアント側のエラー, 2 = サーバー側のエラー
description  文字 in SOAPクライアントに送信する、エラーの説明

説明   

SOAP SEND FAULTコマンドを使用して、SOAPクライアントにエラーの発生元 (クライアントまたはサーバ) を示すエラーを送ることができます。このコマンドを使用することで、結果を返さなくても、クライアントにエラー示すことができます。

例えば、“Square_root” Webサービスが呼び出された時に負数がクライアントから送信された場合、クライアントによるエラーが検知します。このコマンドを使用してクライアントに、正数が必要であることを通知できます。

サーバ側のエラーとしては、例えば、メソッド実行時のメモリ不足などがあります。

faultTypeにエラーの発生元を渡します。Web Services (Server)テーマの定義済み定数を使用できます:

定数
SOAP client fault 倍長整数 1
SOAP server fault 倍長整数 2


descriptionにはエラーの説明を渡します。クライアントの実装が対応していれば、エラーを処理できます。

例題  

“Square_root” Webサービスの例題において、負数が渡された場合にリクエストを処理するため、以下のコードを使用できます:

 SOAP SEND FAULT(SOAP client fault;"Positive values required")



参照 

SOAP DECLARATION
SOAP Get info

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: Webサービス (サーバ)
番号: 781

This command can be run in preemptive processes

 
ページの目次 
 
履歴 

初出: 4D 2003
名称変更: 4D v13 (SEND SOAP FAULT)

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v20 R7)