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4D v19.8
dataClass.get( )
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dataClass.get ( primaryKey {; settings} ) -> 戻り値 | ||||||||
引数 | 型 | 説明 | ||||||
primaryKey | 倍長整数, テキスト |
![]() |
取得するエンティティのプライマリーキー値 | |||||
settings | オブジェクト |
![]() |
Build option: context | |||||
戻り値 | Entity |
![]() |
指定されたプライマリーキーに合致するエンティティ | |||||
dataClass.get( ) メソッドはデータクラスをクエリして、primaryKey 引数で指定したプライマリーキーに合致するエンティティを取得します。
primaryKey 引数には、取得したいエンティティのプライマリーキーの値を渡します。値の型は、データストアで設定されたプライマリーキーの型(倍長整数あるいはテキスト)と合致している必要があります。entity.getKey( ) メソッドとdk key as string 引数を使用することで、プライマリーキーの値が常にテキスト型で返されるように指定することができます。
primaryKey 引数のプライマリーキーを持つエンティティが見つからない場合、Null エンティティが返されます。
このメソッドにはレイジーローディングが適用され、リレートされたデータは必要な時にのみディスクから読み込まれるということを意味します。
任意のsettings 引数には、以下のオプションを格納しているオブジェクトを渡すことができます。以下のプロパティがサポートされています:
プロパティ | 型 | 詳細 |
context | テキスト | エンティティに適用されている自動最適化コンテキストのラベル。このコンテキストはそれ以後のコードで使用されるので、エンティティは最適化の恩恵を受けることができます。この機能はクライアント/サーバー処理を想定して設計されています。詳細な情報については、クライアント/サーバーの最適化 の章を参照してください。 |
C_OBJECT($entity)
$entity:=ds.Employee.get(167) // プライマリーキーの値が167のエンティティを返す
$entity:=ds.Invoice.get("DGGX20030") // プライマリーキーの値が"DGGX20030"のエンティティを返す
以下の例題では、context プロパティの使用について紹介しています:
C_OBJECT($e1;$e2;$e3;$e4;$settings;$settings2)
$settings:=New object("context";"detail")
$settings2:=New object("context";"summary")
$e1:=ds.Employee.get(1;$settings)
completeAllData($e1) // completeAllData メソッドには、最適化がトリガーされており、"detail" コンテキストが割り当てられています
$e2:=ds.Employee.get(2;$settings)
completeAllData($e2) // completeAllData メソッドには、最適化がトリガーされており、"detail" コンテキストが適用されています
$e3:=ds.Employee.get(3;$settings2)
completeSummary($e3) // completeSummary メソッドには、最適化がトリガーされており、"summary" コンテキストが割り当てられています
$e4:=ds.Employee.get(4;$settings2)
completeSummary($e4) // completeSummary メソッドには、最適化がトリガーされており、"summary" コンテキストが適用されています
プロダクト: 4D
テーマ: ORDA - データクラス
初出: 4D v17
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