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4D v20 R7
JSON コマンドについての概要
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型 | 説明 | 詳細 | |||||||||||
文字列 | 二重引用符(")とバックスラッシュ(/)以外ならどんなUnicode文字も使用できます。
| 制御文字には \ が使用されます:
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数値 | 整数または浮動少数 | 数字に関してはCやJavaに近いですが、8進法数と16進法数は使用できません。 | |||||||||||
オブジェクト | { } | ||||||||||||
配列 | [ ] | ||||||||||||
ブール | true または false | ||||||||||||
null | null |
JSON オブジェクトは中カッコ({ })によって定義され、必要な数だけ名前/値のペアを内包することが出来ます。表記は以下のようになります:
{ "firstName":"John" , "lastName":"Doe" }
JSON オブジェクトは4Dではオブジェクト変数(_O_C_OBJECT)とフィールドを通して保存と管理ができます。
JSON 配列は大カッコ([ ])によって定義されます。それぞれの配列は、未定数のオブジェクトを内包することができます:
{ "employees": [ { "firstName":"John" , "lastName":"Doe" }, { "firstName":"Anna" , "lastName":"Smith" }, { "firstName":"Peter" , "lastName":"Jones" } ] }
JSON配列は4Dではコレクション型(_O_C_COLLECTION)の変数を通して保存と管理が可能です。
4D はJSON ポインターをサポートします。JSON ポインターはJSON ドキュメント全体の中にある特定のフィールドあるいはキーへとアクセスするために使用する文字列です。慣習に則り、JSON ポインターを格納しているURIは、JSON オブジェクトプロパティ内にあり、そのプロパティの名前は"$ref" でなければなりません。
{ "$ref":<path>#<json_pointer> }
JSON ポインターは、JSON Resolve pointers コマンドを呼び出した時に解決される他、ダイナミックフォーム を使用した場合には自動的に解決されます。
詳細な情報については、JSON Resolve pointers コマンドの詳細を参照して下さい。4D の日付とJSON文字列間でデータの変換が行われる際、デフォルトで変換を行ったマシンのタイムゾーンに沿って(JavaScriptに従って)変換されます。例えば、フランス(GMT+2)では !23/08/2013! を変換すると"2013-08-22T22:00:00Z" という結果が得られます(逆もまた然りです)。
例えばSET DATABASE PARAMETER コマンド(のDates inside objects セレクター)などを使用してこの機能を変更し、 書き出し処理を実行する際にタイムゾーンを考慮しないようにすることもできます。またこのセレクターは、日付がオブジェクト内にて保存される際の振る舞いにも影響するという点に注意して下さい。
注: 4D v16 R6以降、"YYYY-MM-DD"というフォーマットのJSON日付文字列もサポートされるようになりました。詳細な情報については、互換性ページの"オブジェクトではISO日付フォーマットの代わりに日付型を使用する"オプションを参照して下さい。
4D/JSON 間の日付の変換についてのより詳細な情報は、 を参照して下さい。
プロダクト: 4D
テーマ: JSON
変更: 4D v16 R5
ランゲージリファレンス ( 4D v20 R7)