SVG_New_rect

4D v20 R7

SVG_New_rect


SVG_New_rect ( parentSVGObject ; x ; y ; width ; height {; roundedX {; roundedY {; foregroundColor {; backgroundColor {; strokeWidth}}}}} ) -> 戻り値

引数	型	説明
parentSVGObject	SVG_Ref	親要素の参照
x	倍長整数	左上端のX座標
y	倍長整数	左上端のY座標
width	倍長整数	長方形の幅
height	倍長整数	長方形の高さ
roundedX	倍長整数	水平方向の曲線
roundedY	倍長整数	垂直方向の曲線
foregroundColor	文字	線のカラー名またはグラデーション名
backgroundColor	文字	背景のカラー名またはグラデーション名
strokeWidth	実数	線の太さ
戻り値	SVG_Ref	長方形の参照

SVG_New_rect コマンドはparentSVGObject 引数で指定したSVGコンテナ内に新しい長方形を作成し、その参照を返します。parentSVGObject 引数がSVGドキュメントではない場合、エラーが生成されます。

長方形は、x、y、width そしてheight 引数の値に応じて位置とサイズが決定されます。

任意のroundedX と roundedY 引数を使用すると、指定した値に応じて角を丸めることができます。roundedY 引数が省略された場合(または-1を渡した場合)、曲線は通常のものになります。この引数をコマンドに無視させたい場合には、この引数に-1を渡して下さい。

任意のforegroundColor と backgroundColor 引数には、それぞれ線のカラー名と背景のカラー名を渡します(カラーの詳細については、テーマのコマンドを参照して下さい)。

任意のstrokeWidth 引数には、ペンのサイズ(線の太さ)の値を渡します(単位：ピクセル)。デフォルトの値は1です。

デフォルトのカラーと太さの境界線で長方形を描画する場合を考えます:

 svgRef:=SVG_New

 objectRef:=SVG_New_rect(svgRef;10;10;200;100)

3ピクセル幅の赤い境界線をもった、青い長方形を描画する場合を考えます:

 svgRef:=SVG_New

 objectRef:=SVG_New_rect(svgRef;10;10;200;100;0;0;"red";"blue";3)

丸い角の、デフォルトのカラーと太さの境界線で三角形を描画する場合を考えます:

 svgRef:=SVG_New

 objectRef:=SVG_New_rect(svgRef;10;10;100;100;20)

左右の端が丸い、青の境界線を持った水色の長方形を描画する場合を考えます:

 svgRef:=SVG_New

 objectRef:=SVG_New_rect(svgRef;10;10;200;100;-1;50;"blue";"lightblue")

参照