dataClass.newSelection( )

4D v19.8


dataClass.newSelection ( {keepOrder} ) -> 戻り値

引数	型	説明
keepOrder	倍長整数	dk keep ordered: 順列ありのエンティティセレクションを作成します dk non ordered あるいは省略時: 順列なしのエンティティセレクションを作成します
戻り値	EntitySelection	データクラスにリレートされた新しい空のエンティティセレクション

説明

dataClass.newSelection( ) メソッドはメモリ内にデータクラスにリレートされた、追加可能な、新しい空のエンティティセレクションを作成します。

注: 詳細な情報については、共有可能なエンティティセレクション/追加可能のエンティティセレクションを参照してください。

順列ありのエンティティセレクションを作成したい場合、keepOrder 引数にdk keep ordered セレクターを渡します。この引数を省略した場合のデフォルト、あるいはdk non ordered セレクターを渡した場合には、メソッドは順列なしのエンティティセレクションを作成します。順列なしのエンティティセレクションの方が速いですが、エンティティの位置に頼ることはできません。詳細な情報については、4D デベロッパーガイドのエンティティセレクションの順列あり/順列なしの段落を参照してください。

エンティティセレクションが作成されても、そこにはエンティティは何も含まれていません(mySelection.length は0を返します)。このメソッドのあとにadd( ) メソッドを呼び出すことで、エンティティセレクションを徐々にビルドしていくことができます。

例題

 C_OBJECT($USelection;$OSelection)

 $USelection:=ds.Employee.newSelection() //順列なしの空のエンティティセレクションを作成

 $OSelection:=ds.Employee.newSelection(dk keep ordered) //順列ありの空のエンティティセレクションを作成

参照

dataClass.query( )