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4D v19.8
File
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File ( path | 4Dfile {; pathType | *} ) -> 戻り値 | ||||||||
引数 | 型 | 説明 | ||||||
path | 4Dfile | テキスト, 倍長整数 |
![]() |
ファイルパスまたは4Dファイル定数 | |||||
pathType | * | 倍長整数, 演算子 |
![]() |
path 指定時: fk posix path (デフォルト) または fk platform path 4Dfile 指定時: ホストデータベースのファイルを返すには* を渡す |
|||||
戻り値 | オブジェクト |
![]() |
新規ファイルオブジェクト | |||||
File コマンドはFile 型の新しいオブジェクトを作成して返します。このコマンドは二種類のシンタックスを受け入れます。
path 引数には、ファイルパス文字列を渡します。カスタムの文字列やfilesystem (例: "/DATA/myfile.txt")を渡すことができます。
注: File コマンドでは絶対パス名のみがサポートされます。詳細な情報については、ファイルおよびフォルダオブジェクトパス名 のページを参照してください。
デフォルトで、4D はPOSIX シンタックスで表現されたパスを期待します。プラットフォームパス名(Windows またはmacOS)を使用した場合、pathType 引数を使用してそのことを宣言する必要があります。File and Folder 定数テーマ内の以下の定数を使用することができます:
定数 | 型 | 値 | コメント |
fk platform path | 倍長整数 | 1 | プラットフォーム特有のシンタックスで表現されたパス(プラットフォームパス名の場合には必須) |
fk posix path | 倍長整数 | 0 | POSIX シンタックスで表現されたパス(デフォルト) |
4Dfile 引数には、以下の定数のどれか一つを使用して4D ビルトインの、またはシステムファイルを渡します:
定数 | 値 | コメント |
Backup history file | 19 | バックアップ保存先フォルダに保存されているバックアップ履歴ファイル(バックアップジャーナル 参照)。 |
Backup log file | 13 | カレントのバックアップのログファイル。データベースのストラクチャーファイルのとなりにあるLogsフォルダに保存されています。ログファイルが作成されていない、あるいは存在しない場合には空のパスが返されます。エラーは生成されません。 |
Backup settings file | 18 | アプリケーションが現在使用している backup.4DSettings ファイル。使用されるのはデフォルトのバックアップ設定ファイル、または、データファイル用のユーザーバックアップ設定ファイルです。 |
Backup settings file for data | 17 | データフォルダーの Settings フォルダーにある、backup.4DSettings ファイル (xml 形式) |
Build application log file | 14 | アプリケーションビルダーのカレントのログファイル(xmlフォーマット)。データベースのストラクチャーファイルのとなりにあるLogsフォルダに保存されています。ログファイルが作成されていない、あるいは存在しない場合には空のパスが返されます。エラーは生成されません。 |
Build application settings file | 20 | データベースの Settings フォルダーに保存された、アプリケーションビルダーのデフォルト設定ファイル ("buildApp.4DSettings")。 |
Compacting log file | 6 | Compact data file コマンドによって、あるいはメンテナンス&セキュリティセンター(MSC)によって作成された、直近の圧縮のログファイル。データベースのストラクチャーファイルのとなりにあるLogsフォルダに保存されています。ログファイルが作成されていない、あるいは存在しない場合には空のパスが返されます。エラーは生成されません。 |
Current backup settings file | 1 | データベースの Settings フォルダーにある、デフォルトの backup.4DSettings ファイル (xml 形式) |
Debug log file | 12 | SET DATABASE PARAMETER(Debug log recording) コマンドによって作成されたログファイル。データベースのストラクチャーファイルのとなりにあるLogsフォルダに保存されています。デバッグログファイルが作成されていない、あるいは存在しない場合には空のパスが返されます。エラーは生成されません。 |
Diagnostic log file | 11 | SET DATABASE PARAMETER(Diagnostic log recording) コマンドによって作成されたログファイル。データベースのストラクチャーファイルのとなりにあるLogsフォルダに保存されています。診断が実行されていない、あるいはログファイルが存在しない場合には空のパスが返されます。エラーは生成されません。 |
Directory file | 16 | プロジェクトデータベースにおいて、ユーザーとグループ (あれば) の定義が格納された directory.json ファイル。このファイルは、データベースのユーザー設定フォルダー (デフォルト、プロジェクトに対してグローバル)、またはデータ設定フォルダー (データファイル専用) に保管されます。 |
HTTP debug log file | 9 | WEB SET OPTION(Web debug log) コマンドによって作成されたログファイル。データベースのストラクチャーファイルのとなりにあるLogsフォルダに保存されています。デバッグログファイルが作成されていない、あるいは存在しない場合には空のパスが返されます。エラーは生成されません。 |
HTTP log file | 8 | WEB SET OPTION(Web log recording) コマンドによって作成されたログファイル。データベースのストラクチャーファイルのとなりにあるLogsフォルダに保存されています。ログファイルが作成されていない、あるいは存在しない場合には空のパスが返されます。エラーは生成されません。 |
IMAP Log file | 23 | SET DATABASE PARAMETER(IMAP Log) コマンドによって作成されたログファイル。データベースのLogs フォルダに保存されています。 |
Last backup file | 2 | 任意の場所に格納されている、最終バックアップファイル (名称は: <databaseName>[bkpNum].4BK) |
Last journal integration log file | 22 | 最後のログ統合ログファイル(あれば)の完全なパス名(復元されたアプリケーションのLogs フォルダ内に保存されます)。このファイルは、自動修復モードにおいてログファイル統合が発生した時点で作成されます(自動復元参照)。 |
Repair log file | 7 | メンテナンス&セキュリティセンター(MSC)内からデータベースに対して行われたデータベース修復のログファイル。データベースのストラクチャーファイルのとなりにあるLogsフォルダに保存されています。修復オペレーションが実行されていない、あるいはログファイルが存在しない場合には空のパスが返されます。エラーは生成されません。 |
Request log file | 10 | SET DATABASE PARAMETER(4D Server log recording) あるいは SET DATABASE PARAMETER(Client log recording) コマンドによって作成された標準のクライアント/サーバーログファイル(Webリクエストは除かれます)。サーバー上で実行された場合にはサーバーログが返されます(ログファイルはサーバー上のLogsフォルダーに保存されています)。クライアントで実行された場合にはクライアントのログが返されます(ログファイルはクライアントのLogsフォルダーに保存されています)。 |
SMTP log file | 15 | SET DATABASE PARAMETER(SMTP Log) コマンドによって作成されたログファイル。データベースのストラクチャーファイルと隣に保存されます。SMTP ログファイルが作成されていない、あるいは存在しない場合、空のパスが返されます。エラーは発生しません。 |
User settings file | 3 | 設定が有効化されている場合、データベースストラクチャーファイルと同じ場所にある Settings フォルダーに格納された、全データファイルの settings.4DSettings ファイル |
User settings file for data | 4 | データファイルと同じ場所にある Settings フォルダーに格納された、カレントデータファイルの settings.4DSettings ファイル。 |
Verification log file | 5 | VERIFY CURRENT DATA FILE および VERIFY DATA FILE コマンドによって、あるいはメンテナンス&セキュリティセンター(MSC)によって作成されたログファイル。データベースのストラクチャーファイルのとなりにあるLogsフォルダに保存されています。検証がなされていない、あるいは存在しない場合には空のパスが返されます。エラーは生成されません。 |
4Dfile 引数で指定したターゲットとなるファイルが存在しない場合、null オブジェクトが返されます。エラーは生成されません。
コマンドがコンポーネントから呼び出されている場合、 * 引数を渡すことでホストデータベースのパスを取得するようにしてください。そうでない場合、 * 引数を省略すると、null オブジェクトが常に返されます。
返されるファイルオブジェクトには以下のプロパティとメソッドが格納されています:
プロパティ:
メソッド:
file.copyTo( ) |
file.create( ) |
file.createAlias( ) |
file.delete( ) |
file.getContent( ) |
file.getIcon( ) |
file.getText( ) |
file.moveTo( ) |
file.rename( ) |
file.setContent( ) |
file.setText( ) |
プロダクト: 4D
テーマ: ファイルとフォルダ
番号:
1566
初出: 4D v17 R5
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