ここは旧式の4DドキュメントWebサイトです。最新のアップデートされたドキュメントを読むには新サイトをご利用下さい→ developer.4d.com |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
4D v20.6
OBJECT SET ENTERABLE
|
OBJECT SET ENTERABLE ( {* ;} object ; enterable ) | ||||||||
引数 | 型 | 説明 | ||||||
* | 演算子 |
![]() |
指定時, Objectはオブジェクト名 (文字列) 省略時, Objectはフィールドまたは変数 | |||||
object | フォームオブジェクト |
![]() |
オブジェクト名 (* 指定時), または テーブルまたはフィールドまたは変数 (* 省略時) | |||||
enterable | ブール, 倍長整数 |
![]() |
ブール値 True=入力可, False=入力不可 倍長整数: 0=入力不可, 1=入力可能, 2=入力不可かつフォーカス不可 |
|||||
OBJECT SET ENTERABLE コマンドは、object で指定したフォームオブジェクトを入力可または入力不可に設定するとともに、フォーカス可能 属性も設定します。
注: フォーカス可能 なフォームオブジェクトはフォーカスを受けることができ、On Getting focus / On Losing focus フォームイベントをトリガーします。これに加え、フォーカス可能な入力および4D Write Proエリアオブジェクトは、たとえ入力不可であっても、そのコンテンツを選択してコピーすることができます。
オプションの * 引数を指定した場合、object はオブジェクト名です (文字列) 。オプションの * 引数を省略すると、object はフィールドまたは変数です。この場合、文字列ではなくフィールドまたは変数参照 (フィールドまたは変数のみ) を指定します。オブジェクト名に関する詳細は オブジェクトプロパティ を参照してください。
enterable 引数にはブール値または倍長整数値を渡すことができます:
定数 | 値 | コメント |
obk enterable | 1 | ユーザーは、フォームオブジェクトに値を入力することができ、オブジェクトはフォーカス可能です。 |
obk not enterable | 0 | ユーザーは、フォームオブジェクトに値を入力することができませんが、入力オブジェクトと4D Write Pro エリアはフォーカス可能です (他の入力不可オブジェクトは自動的にフォーカス不可となります)。 |
obk not enterable not focusable | 2 | ユーザーは、フォームオブジェクトに値を入力することができず、入力オブジェクトと4D Write Proエリアもフォーカス不可となります。 |
また、サブフォームとMODIFY SELECTIONやDISPLAY SELECTIONコマンドを用いて表示されたリストフォームに対して、プログラムからリスト更新可モードを有効にするために、OBJECT SET ENTERABLEコマンドを使用することもできます:
オブジェクトを入力不可にしても、プログラムから値を変更することはできます。
注: リストボックスのセルを入力不可にするためには、On Before Data Entryイベント内の$0に-1の値を渡します。この点については、入力の管理を参照して下さい。
以下の例は、船積みの重量に応じて、船積みフィールドを設定します。船積みが1オンス以下の場合は、shipperに米国郵便を設定しこのフィールドを入力不可にします。それ以外の場合には、入力可に設定します。
If([Shipments]Weight<=1)
[Shipments]Shipper:="US Mail"
OBJECT SET ENTERABLE([Shipments]Shipper;False)
Else
OBJECT SET ENTERABLE([Shipments]Shipper;True)
End if
次の例は、リストのヘッダに配置されたチェックボックスのオブジェクトメソッドであり、リスト更新モードを制御します:
C_BOOLEAN(bEnterable)
OBJECT SET ENTERABLE([Table1];bEnterable)
プロダクト: 4D
テーマ: オブジェクト(フォーム)
番号:
238
変更: 4D 2004
名称変更: 4D v12 (SET ENTERABLE)
変更: 4D v19 R4
ランゲージリファレンス ( 4D v20)
ランゲージリファレンス ( 4D v20.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v20.2)
ランゲージリファレンス ( 4D v20.3)
ランゲージリファレンス ( 4D v20.4)
ランゲージリファレンス ( 4D v20.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v20.6)