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4D v20 R7
CS
ShareLocalResourcesOnWindowsClient

ShareLocalResourcesOnWindowsClient  


 

 

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True / False

説明  

このキーは、Windows での組み込みクライアントが4D Server からのアプリケーションのローカルの resources共有フォルダにダウンロードされるかどうかを定義します。ローカルの resources にはクライアント側でのアプリケーションの実行に必要な全てのファイル(.4dz ファイル、Libraries フォルダ、Resources フォルダなど)が含まれます。

このキーが False に設定されている場合(デフォルト)、ローカルのリソースは以下のユーザーフォルダにダウンロードされます。
\Users\{UserAccount}\AppData\Local\{ApplicationName}\{ServerInformation}_ClientFolderSignature\

このキーが True に設定されている場合、ローカルのリソースは以下の共有フォルダにダウンロードされます。
\ProgramData\{ApplicationName}\{ServerInformation}_ClientFolderSignature\.

リモートデスクトップサービス、あるいはCitrix 環境においては、4D ローカルリソースフォルダに共有フォルダを使用することでダウンロードにかかる時間とディスク上の容量を節約することができます。

互換性に関する注意: このキーは以下のコンテキストにおいてのみ考慮されます:

  • 4D プロジェクト
  • Windows 上での組み込みクライアントアプリケーション

このキーがTrue に設定されている場合、クライアントアプリケーションのアップデートをするためにはユーザーがProgramData フォルダへの書込/読出権限を持っていることが必要になります。このコンテキストにおいては、管理者が以下の手順を踏むことが推奨されます:

  1. 全てのユーザーを接続解除し、アップデートをしようしている実行中の組み込み4D クライアントアプリケーションをどのユーザーもアクセスできないように禁止します。
  2. 組み込み4D Server アプリケーションをアップデートします。
  3. - 自動クライアントアップデートが有効化されている場合: Windows リモートデスクトップ管理者セッション内において、組み込み4D クライアントアプリを起動し、アップデートプロセスを行います。プロセスの最後に、組み込み4D クライアントアプリが起動し、組み込み4D Server アプリケーションへと接続するので、共有フォルダのローカルリソースの強制更新を実行します。
    - 自動クライアントアップデートが有効羽化されていない場合: Windows リモートデスクトップサーバー管理者セッションにおいて組み込み4D クライアントアプリを手動でアップデートし、起動して組み込み4D Server へと接続し、共有フォルダ内のローカルリソースの自動アップデートを実行します。
  4. 組み込み4D クライアントアプリケーションへのアクセス権を元に戻します。

これらの手順を踏むことでユーザーが組み込み4D クライアントアプリケーションのインスタンスを複数起動することがなくなります。これによって共有ローカルリソースフォルダに同時に書き込むことや、書き込み権限エラーを避けることができます。

 

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: CS

 
ページの目次 
 
履歴 

初出: 4D v19 R7

 
ARTICLE USAGE

アプリケーションビルド設定ファイル ( 4D v20 R7)