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4D v19.8
folder.delete( )

folder.delete( ) 


 

folder.delete ( {option} ) 
引数   説明
option  倍長整数 in フォルダ削除のオプション

説明   

folder.delete( ) メソッドはフォルダを削除します。

デフォルトでは、セキュリティ上の理由から、option 引数を省略した場合には、folder.delete( ) は空のフォルダしか削除しません。コマンドが空でないフォルダの削除をできるようにしたい場合には、以下の定数のいずれか一つをoption 引数に渡す必要があります:

定数 コメント
Delete only if empty 0 フォルダの中身が空の場合のみ削除する
Delete with contents 1 フォルダを中身ごと削除する

Delete only if empty が渡された場合、またはoption 引数が省略された場合:

  • フォルダは空である場合にしか削除されません。そうでない場合、コマンドは何もせず、エラー-47 が生成されます。
  • フォルダが存在しない場合、エラー-120 が生成されます。

Delete with contents が渡された場合:

  • フォルダと、その中身の全てが削除されます。
    警告: フォルダまたはその中身がロックされている、あるいは読み出し専用に設定されていたとしても、カレントユーザーが適切なアクセス権を持っていた場合にはフォルダとその中身は削除されます。
  • このフォルダ、またはその中にあるフォルダのどれかが削除できなかった場合、削除できない要素が検知された時点で削除は中止され、エラー(*) が返されます。このとき、フォルダは途中までしか削除されていない可能性があります。削除が中止された場合、GET LAST ERROR STACK コマンドを使用して原因となったファイルの名前とパスを取得することができます。
  • フォルダが存在しない場合、コマンドは何もせず、エラーは返されません。
    (*) Windowsの場合: -54 (ロックされたファイルを書き込みのために開こうとした)
    macOSの場合: -45 (ファイルはロックされていたか不正なパス名)



参照 

DELETE DOCUMENT
DELETE FOLDER

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: ファイルとフォルダ

This command can be run in preemptive processes

 
ページの目次 
 
履歴 

初出: 4D v17 R5

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v19)
ランゲージリファレンス ( 4D v19.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v19.4)
ランゲージリファレンス ( 4D v19.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v19.6)
ランゲージリファレンス ( 4D v19.7)
ランゲージリファレンス ( 4D v19.8)