entity.indexOf( )

4D v19.8

entity.indexOf( )


entity.indexOf ( {entitySelection} ) -> 戻り値

引数	型	説明
entitySelection	EntitySelection	エンティティの位置を取得するエンティティセレクション内を指定
戻り値	倍長整数	エンティティセレクション内でのエンティティの位置

説明

entity.indexOf( ) メソッドは、エンティティセレクション内のエンティティの位置を返します。

entitySelection 引数が省略された場合、デフォルトではメソッドはエンティティの、自身のエンティティセレクション内での位置を返します。そうでない場合、entitySelection 引数で指定されたエンティティセレクション内でのエンティティの位置を返します。

返される値は、0 から、エンティティセレクションのlength から1を引いたものの間のどれかです。

エンティティがエンティティセレクションを持たない場合、あるいはentitySelection 引数で指定したエンティティセレクションに所属しない場合には、メソッドは-1を返します。
entitySelection 引数で指定したエンティティセレククションがNull である、あるいはエンティティと同じデータクラスに所属していない場合には、エラーが生成されます。

例題

 C_OBJECT($employees;$employee)

 $employees:=ds.Employee.query("lastName = :1";"H@") //このエンティティセレクションには3つのエンティティが格納されている

 $employee:=$employees[1] //このエンティティはエンティティセレクションに所属している

 ALERT("The index of the entity in its own entity selection is "+String($employee.indexOf())) //1

 

 C_OBJECT($employee)

 $employee:=ds.Employee.get(725) //このエンティティはエンティティセレクションには所属していない

 ALERT("The index of the entity is "+String($employee.indexOf())) // -1

参照

entitySelection.contains( )