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4D v19.8
ds

ds 


 

ds {( localID )} -> 戻り値 
引数   説明
localID  テキスト in 参照を取得したいリモートデータストアのローカルID
戻り値  DataStore in 新しいデータストア参照

説明   

ds コマンドはカレントの4D データベース、または localID で指定したデータベースに合致するデータストアの参照を返します。

localID を省略した (または空の文字列 "" を渡した) 場合には、ローカル4Dデータベース (4D Server のリモートデータベースを開いている場合にはそのデータベース) に合致するデータストアの参照を返します。データストアは自動的に開かれ、dsによって直接利用することができます。

localID パラメーターに、開かれているリモートデータストアのローカルIDを渡すと、その参照を取得できます。このデータストアは、あらかじめカレントデータベース (ホストまたはコンポーネント)によって Open datastore コマンドで開かれている必要があります。このコマンドを使用したときにローカルIDが定義されます。

注: ローカルIDのスコープは、当該データストアを開いた (Open datastore コマンドを使った) データベースです。

localID に合致するデータストアが見つからない場合、コマンドは Null を返します。

ds を使用するためには、データベースが ORDAの必須要件 の章で説明されているようにORDA に準拠している必要があります。以下のルールが適用されます:

  • データストアは単一のプライマリーキーを持つテーブルのみを参照します。プライマリーキーがないテーブル、あるいは複合プライマリーキーがあるテーブルは参照されません。
  • BLOB 型属性はデータストアでは管理されません。

データストアの実装についての詳細は、データストア の章を参照してください。

4D データベースのメインのデータストアを使用している場合を考えます:

 $result:=ds.Employee.query("firstName = :1";"S@")

 C_OBJECT($connectTo;$frenchStudents;$foreignStudents;$firstFrench;$firstForeign)
 
 $connectTo:=New object("type";"4D Server";"hostname";"192.168.18.11:8044")
 $frenchStudents:=Open datastore($connectTo;"french")
 
 $connectTo.hostname:="192.168.18.11:8050"
 $foreignStudents:=Open datastore($connectTo;"foreign")
  //...
  //...
 $firstFrench:=getFirst("french";"Students")
 $firstForeign:=getFirst("foreign";"Students")

  //getFirst メソッド
  //getFirst(localID;dataclass) -> entity
  // ---------------------
 C_TEXT($dataClassName;$2;$localId;$1)
 C_OBJECT($0)
 
 $localId:=$1
 $dataClassName:=$2
 $0:=ds($localId)[$dataClassName].all().first()



参照 

4D環境
Open datastore

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: ORDA - データストア
番号: 1482

This command can be run in preemptive processes

 
ページの目次 
 
履歴 

初出: 4D v17
変更: 4D v18

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v19)
ランゲージリファレンス ( 4D v19.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v19.4)
ランゲージリファレンス ( 4D v19.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v19.6)
ランゲージリファレンス ( 4D v19.7)
ランゲージリファレンス ( 4D v19.8)