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4D v20 R7
QR SET INFO COLUMN
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QR SET INFO COLUMN ( area ; colNum ; title ; object ; hide ; size ; repeatedValue ; displayFormat ) | ||||||||
引数 | 型 | 説明 | ||||||
area | 倍長整数 |
![]() |
エリア参照 | |||||
colNum | 倍長整数 |
![]() |
カラム番号 | |||||
title | 文字 |
![]() |
カラムタイトル | |||||
object | フィールド, 変数 |
![]() |
カラムに割り当てられたオブジェクト | |||||
hide | 倍長整数 |
![]() |
0 = 表示, 1 = 非表示 | |||||
size | 倍長整数 |
![]() |
カラムサイズ | |||||
repeatedValue | 倍長整数 |
![]() |
0 = 繰り返ししない, 1 = 繰り返す | |||||
displayFormat | 文字 |
![]() |
データの表示フォーマット | |||||
QR SET INFO COLUMN コマンドを使用して、既存のカラムに関するパラメタを設定できます。
areaには、クイックレポートエリアの参照を指定します。
colNumには、修正するカラムの番号を指定します。
titleには、カラムのヘッダに表示されるタイトルを指定します。
objectには、そのカラムの実際のオブジェクト (変数、フィールド、またはフォーミュラ) を指定します。
hideには、カラムを表示するか、あるいは非表示にするかを指定します。
sizeには、カラムに割り当てるサイズをピクセル単位で指定します。-1はカラムのサイズを自動設定にします。
repeatedValueには、同一値印刷の有無を指定します。これは、フィールドまたは変数の値が連続するレコード間で同一値であった場合、同じ値を印刷するか、しないかを表します。
displayFormatには、表示フォーマットを指定します。この表示フォーマットは、表示されるデータに対応した4Dフォーマットです。
次のコードは、カラム番号1のタイトルとしてTitleをセットし、カラムの内容としてField2をセットし、幅150ピクセルでカラムを表示してフォーマットを###.##に設定します。
QR SET INFO COLUMN(area;1;"Title";"[Table1]Field2";0;150;0;"###,##")
QR SET INFO COLUMN コマンドを使用して同様のパラメタを設定できますが、設定しようとするパラメタにより、適用するエリアの参照が異なります。
第一に、このコマンドをクロステーブルモードで用いた場合、引数title、hide、repeatedValueは使用されません。設定したい値がカラムサイズ、データソース、表示フォーマットのいずれであるかによって、colNumに使用する値が変わります。
次のコードは、クロステーブルレポートのすべてのカラムに対してサイズを自動に設定し、その他の要素は以前のまま変更しません:
For($i;1;3)
QR GET INFO COLUMN(qr_area;$i;$title;$obj;$hide;$size;$rep;$format)
QR SET INFO COLUMN(qr_area;$i;$title;$obj;$hide;0;$rep;$format)
End for
カラムサイズだけを変更したいため、QR GET INFO COLUMNを使用してカラムのプロパティを取得し、それをQR SET INFO COLUMNに渡してカラムサイズ以外の項目は変更していません。
QR SET INFO COLUMNコマンドを使用しても、すべてのセルに対応できないことにお気付きでしょう。上図の中で番号が付けられていないセルに関しては、QR SET TOTALS DATAコマンドを用いて対処します。
次のコードは、基本的なクロステーブルレポートの作成に必要となる3つのセルに対し、データソースを割り当てます:
QR SET REPORT TABLE(qr_area;Table(->[Invoices]))
ALL RECORDS([Invoices])
QR SET REPORT KIND(qr_area;2)
QR SET INFO COLUMN(qr_area;1;"";->[Invoices]Item;1;-1;1;"")
QR SET INFO COLUMN(qr_area;2;"";->[Invoices]Quarter;1;-1;1;"")
QR SET INFO COLUMN(qr_area;3;"";->[Invoices]Quantity;1;-1;1;"")
この結果、レポートエリアは次のようになります:
無効なarea番号を渡した場合、エラー番号-9850が生成されます。
無効なcolNum引数を渡した場合、エラー番号-9852が生成されます。
プロダクト: 4D
テーマ: クイックレポート
番号:
765
初出: 4D 2003
ランゲージリファレンス ( 4D v20 R7)