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4D v20 R7
オブジェクトの表示プロパティを設定する
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オプション | 結果 |
水平方向サイジング: 拡大 | ユーザがウィンドウの幅を変更すると、オブジェクトの幅にも同じ割合を適用します。 |
水平方向サイジング: 移動 | ユーザがウィンドウの幅を変更すると、幅の増加分と同じだけオブジェクトを左か右に移動します。 |
垂直方向サイジング: 拡大 | ユーザがウィンドウの高さを変更すると、オブジェクトの高さにも同じ割合を適用します。 |
垂直方向サイジング: 移動 | ユーザがウィンドウの高さを変更すると、高さの変更分と同じだけオブジェクトを上か下に移動します。 |
位置調整オプションを使用すると、表示された状態を維持するために、オブジェクトは指定された方向へ移動されます。
なしオプションを指定すると、フォームサイズが変更されても、オブジェクトは固定されたままになります。
4Dでは、デフォルトで各ウィンドウの右側面と下側面は“プッシャー”スプリッターとして機能します。つまりウィンドウを大きくすると、画面上のウィンドウ境界の右側や下側にあるオブジェクトが右方向や下方向へ自動的に押し出されます:
注: この機能はスクロールバー付きのウィンドウでは動作しません。
大部分のオブジェクトに対してデフォルトで非表示プロパティを指定することができます。
プロパティリストの"表示"テーマにあるこのプロパティを使用すると、ダイナミックなインターフェースを容易に開発できるようになります。このようなインターフェースを開発するとき、多くの場合はフォームのOn Loadイベント中にプログラムからオブジェクトを非表示にした後で、一部のオブジェクトを再度表示する必要性が頻繁に生じます。
デフォルトで非表示プロパティを使用すると、特定オブジェクトをデフォルトで非表示にしておくことにより、このロジックを逆に働かせることができます。この後、開発者は状況に応じてOBJECT SET VISIBLEコマンドを使用し、これらのオブジェクトを表示するようプログラミングすることができます。このコマンドに関する詳細は4Dランゲージリファレンスマニュアルを参照してください。
注: このプロパティとポップアップメニューの非表示プロパティを混同しないでください。ポップアップメニューの非表示プロパティでも、オブジェクトが表示されなくなりますが、そのオブジェクトはアクティブな状態のままです。
プロパティリストの"アピアランス"テーマでオブジェクトごとにアピアランスを設定できます。これを行うには以下の選択肢があります:
注: 以前のバージョンの4Dから変換されたデータベースの場合、追加のプラットフォームプロパティを選択できることがあります。プラットフォームインターフェースプロパティについてはフォームプロパティを参照してください。
背景と境界プロパティを使用してオブジェクトの境界線やグラフィックアピアランスを設定できます。
透過属性は、透明または不透明になることができるオブジェクト (フィールド、変数、リストボックス、ボタン、ピクチャー、スタティックテキスト等) の"背景色と境界線"テーマで利用できます。オブジェクトの背景を透明にして、フォームの背景色を使用することができます。
以下の例は透明属性を設定していない、また設定したスタティックピクチャーです:
プロパティリストの"背景色と境界線"やコンテキストメニューの境界線スタイルサブメニューを使用して、ほとんどのオブジェクトの境界線スタイルを変更できます。これを行うには以下の選択肢があります:
注: このテーマの他のプロパティは設定された線のタイプによって変化します。例えば"ドット"を選択すると、プロパティリストに点線タイププロパティが表示されます。
以下はWindowsにおける境界線スタイルの例です:
4Dではモニターへの表示や、カラープリンターでの印刷時に使用できる、カラープロパティをオブジェクトに設定できます。
コンテキストメニューのカラーコマンドまたはプロパティリストから直接選択して、背景と境界線に異なるカラーを設定できます。
注: プロパティリストでは背景色が塗りカラー、境界線の色が線カラーと記載されています。コンテキストメニューでは描画色が線カラーに対応します。
背景色ではプロパティリストで2つの標準オプションを利用できます:
プロパティリストでは他...を選択することでシステムカラーパレットを表示し、カスタム色を選択することができます。
このプロパティは境界線スタイルで"ドット"を選択すると表示されます。ドット線フォーマットを選択するために使用します:
4Dでは線や、楕円、グリッド、四角などのオブジェクトに線幅を設定できます。
線幅はプロパティリストやオブジェクトメニューの線幅メニュー項目から指定します:
線幅を一つ選択します。プリンターで印刷できる最細幅である極細線及び1, 2, 3 あるいは 4ポイントの線幅から選択できます。その他...を選択すると、4Dは20ポイントまでを指定できるダイアログボックスを表示します。
プロパティリストの"テキスト"テーマ、またはオブジェクトメニューのフォント、スタイル、カラーサブメニューを使用して、テキストオブジェクトのフォント属性・スタイル属性を設定できます。
以下の属性を設定できます:
Appleからの推奨に従い、OS Xの4D v13ではテキストレンダリングに使用されている frameworks が更新され統一されています(廃止予定であったQD/MLTE frameworks を放棄し、CoreText の使用へと移行しました)。
この新しいCoreText framework への移行に伴う問題が最小限にとどまるように努力はしておりますが、OS Xの4D v13へと変換されたアプリケーションのテキストエリアのレンダリング(特に改行に関するレンダリング)において多少の変化を引き起こす可能性があります。この場合、変換する前のv12のデータベース内でいくつかのフォームオブジェクトをリサイズする必要があるかもしれません。
プロダクト: 4D
テーマ: フォームの作成
デザインリファレンス ( 4D v20 R7)