collection.fill( )

4D v19.8

collection.fill( )


collection.fill ( value {; startFrom {; end}} ) -> 戻り値

引数	型	説明
value	数値, テキスト, コレクション, オブジェクト, 日付, ブール	代入する値
startFrom	倍長整数	開始インデックス(含まれます)
end	倍長整数	終了インデックス(含まれません)
戻り値	コレクション	値が代入された元のコレクション

説明

collection.fill( ) メソッドはコレクションをvalue 引数で指定された値で満たしたコレクションを返します。オプションとして、startFrom インデックスとend インデックスで値を代入するインデックスを指定することもできます。

注: このメソッドは元のコレクションを変更します。

startFrom 引数が省略された場合、value引数の値はコレクションの全ての要素に設定されます(startFrom=0)。end 引数が省略された場合、value 引数の値はコレクションの最後の要素まで設定されます(end=length)。
startFrom 引数が負の値の場合、startFrom:=startFrom+length として再計算されます(コレクションの終端からのオフセットであるとみなされます)。計算された値も負の値の場合、startFrom 引数は0 に設定されます。
引数が負の値の場合、end:=end+length として再計算されます。
end < startFrom の場合(渡された値でも計算された値でも)、メソッドは何もしません。

例題

 C_COLLECTION($c)

 $c:=New collection(1;2;3;"Lemon";Null;"";4;5)

 $c.fill("2") // $c:=[2,2,2,2,2,2,2,2]

 $c.fill("Hello";5) // $c=[2,2,2,2,2,Hello,Hello,Hello]

 $c.fill(0;1;5) // $c=[2,0,0,0,0,Hello,Hello,Hello]

 $c.fill("world";1;-5) //-5+8=3 -> $c=[2,"world","world",0,0,Hello,Hello,Hello]

参照

collection.resize( )