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4D v20
SMTP_MessageID
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SMTP_MessageID ( smtp_ID ; message_ID {; option} ) -> 戻り値 | ||||||||
引数 | 型 | 説明 | ||||||
smtp_ID | 倍長整数 |
![]() |
メッセージ参照 | |||||
message_ID | テキスト |
![]() |
メッセージの固有の ID | |||||
option | 整数 |
![]() |
0 = 追加、 1 = 置き換え、 2 = 削除 | |||||
戻り値 | 整数 |
![]() |
エラーコード | |||||
SMTP_MessageID コマンドは、smtp_ID で指定されたメッセージのヘッダーに"Message-Id" フィールドを作成します。 この固有のIDはもっぱらフォーラムやメーリングリストにおいて使用されます。一般的に、メールサーバーは送信するメッセージには自動的にこのヘッダーを追加します。このコマンドを使用することによってその中身を定義することができます。
smtp_ID 引数にはSMTP_New コマンドを使用して作成したEメールのIDを渡します。
message_ID 引数には、メッセージに関連付けたい ID を渡します。渡す内容に関しては通常特に制限はありませんが、一般的には、"(文字または数字)@(ドメイン名)" という書式で書かれることが多いです(例えば"abcdef.123456@4d.com" など)。ただし、Gmailなどの一部のメールサーバーでは、カスタムのメッセージID ヘッダーを認識せず、上記の書式に沿っていない場合には置き換える、という点に注意して下さい。
option 引数では、既存の message_ID 引数を引き続き使用するかそれを削除するかを指定することができます:
以下の例では、[Admin] テーブル内のそれぞれのレコードに対して固有の"message_ID" ヘッダーを持ったメッセージが送信されます:
$error:=SMTP_New($smtp_id)
$error:=SMTP_Host($smtp_id;"infoserv.com")
$error:=SMTP_From($smtp_id;"info@infoserv.com")
$error:=SMTP_Subject($smtp_id;"General statistics")
FIRST RECORD([Admin])
For($i;1;Records in selection([Admin]))
$error:=SMTP_Body($smtp_id;$Stats)
$error:=SMTP_To($smtp_id;[Admin]Email;1) // Replaces the "A" header with a new value
$error:=SMTP_MessageID($smtp_id;[Admin]ID+"@infoserv.com";1) // Use of the admin ID
$error:=SMTP_Send($smtp_id)
NEXT RECORD([Admin])
End for
$error:=SMTP_Clear($smtp_id)
プロダクト: 4D
テーマ: IC メール送信(廃止予定)
初出: 4D Internet Commands v14
4D Internet Commands ( 4D v20)