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4D v20
SMTP_QuickSend
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SMTP_QuickSend ( hostName ; msgFrom ; msgTo ; subject ; message {; sessionParam}{; port}{; userName ; password} ) -> 戻り値 | ||||||||
引数 | 型 | 説明 | ||||||
hostName | 文字 |
![]() |
ホスト名またはIPアドレス | |||||
msgFrom | テキスト |
![]() |
送信元MailAddress または AddressList | |||||
msgTo | テキスト |
![]() |
送信先MailAddress または AddressList | |||||
subject | テキスト |
![]() |
件名(デフォルトではUTF-8) | |||||
message | テキスト |
![]() |
メッセージ本文(デフォルトではUTF-8) | |||||
sessionParam | 倍長整数 |
![]() |
0または省略 = SSLを使用しない(スイッチオーバーは許可)、1 = SSLを使用、2 = SSLを決して使用しない(スイッチオーバーを許可しない)、4 = SSLを使用せずにHTMLテキストを送信、5 = SSLを使用してHTMLを送信、8 = SSL/TLSを使用せずにMime HTMLテキストを送信、9 = SSL/TLSを使用してMime HTMLテキストを送信 | |||||
port | 倍長整数 |
![]() |
使用するポート番号 | |||||
userName | テキスト |
![]() |
認証に使用するユーザー名 | |||||
password | テキスト |
![]() |
認証に使用するパスワード | |||||
戻り値 | 整数 |
![]() |
エラーコード | |||||
SMTP_QuickSend コマンドは、一つのコマンドでメールの構築と送信を可能にします。メッセージに対する詳細なコントロールが必要な場合、またはメッセージが複雑な性質をし ているときには、 SMTP_New コマンドをはじめとするSMTP関連のコマンドを使用します。
注: このコマンドは"ASCIIモード"で動作している変換されたデータベースにおいては使用できません。
hostName はSMTPサーバのホスト名またはIPアドレスで、配送するメッセージを中継するサーバです。
msgFrom は、メールの送信人を表す一つ以上の完全なMailAddress または AddressListです。Fromヘッダに書かれたすべてのアドレスは メッセージの受信者から閲覧可能です。
msgTo は、一つ以上の完全なAddressListを含みます。msgTo ヘッダに記載されたAddressListにそれぞれメッセージが送信されます。それぞれの受信者は、他の受信者のアドレスを見ることができます。
subject にはメールの件名を渡します。
注: デフォルトでは、メッセージの件名と本文はUTF-8でエンコードされています。これにより、送信された文字はほぼ全てのe-メールクライアントで正常に解釈されます。特定の文字コードを使用したい場合は、SMTP_SetPrefs と SMTP_Charset コマンドを参照して下さい。
messageはメールメッセージのボディテキストを渡します。
オプションのsessionParam引数を使用すると、メッセージフォーマット(標準テキスト、HTML、またはMime HTML)や接続に使用するSSLプロトコルのアクティベーションモードを設定できます:
この値は通常の組み合わせにも対応しますが、sessionParam 引数は実際はbit フィールドであり、SET AUTOMATIC RELATIONSを使用した際にはどのようなカスタムの組み合わせも使用できるという点に注して下さい:
Bit 番号 | bit が 1の場合使用されるフォーマット |
0 | SSLまたはデフォルトの仕様を使い、クリアにコネクトします。可能であればSSLへとアップグレードします。 |
1 | 決してアップグレードしません。非暗号化モードにとどまり、可能な場合でもアップグレードしません。SSL(bit-0)が選択されていた場合にはBitは無視されます。 |
2 | Message 本文はHTMLとなり、ヘッダーはそれに報じて設定されます。 |
3 | MHTML メッセージ。bit-2(HTML)は無視されます。ユーザーは責任をもって"To"、"From"、"Date"、そして "Subject"以外の全てを設定する必要があります。 |
任意のuserName と password 引数はメールサーバーにて送信者を認証するために使用されます。これらの引数は一緒に渡す必要があります。この際には、サーバーでサポートされている最も安全な認証モードが(SMTP_Auth コマンドのデフォルトのモードとともに)使用されます。
以下はこのコマンドの使用例です:
$Host:="www.4d.com"
$ToAddress:="adupont@4d.fr"
$FromAddress:="jsmith@4d.com"
$Subject:="Sales Report"
$Message:="Can you send me the sales report for January 2000? Thanks."
$Error:=SMTP_QuickSend($Host;$FromAddress;$ToAddress;$Subject;$Message;1)
If($Error#0)
ALERT("Error: SMTP_QuickSend"+Char(13)+IT_ErrorText($Error))
End If
MS Exchange serverにセキュアモードでメールを送信する例題:
$ServerName:="exchange.4d.com"
$MsgTo:="adupont@gmail.com"
$MsgFrom:="a.user@4d.com"
$Subject:="Test message"
$Message:="This is a test for sending a message in secure mode. Please do not reply."
$Error:=SMTP_QuickSend($ServerName;$MsgFrom;$MsgTo;$Subject;$Message;0;587;"a.user";"@!password@!")
メッセージをHTMLフォーマットで、SSL/TLS モードを使用して送ります:
$Host:="smtp.gmail.com"
$ToAddress:="john@4d.com"
$FromAddress:="harry@gmail.com"
$Subject:="Message HTML"
$Message:="Let’s meet at <b>Joe’s Coffee Shop</b>!"
$Param:=5 //HTML フォーマットで SSL モード
$Port:=465 //gmail の SSLポート
$User:="harry@gmail.com"
$Password:="xyz&@!&@"
$Error:=SMTP_QuickSend($Host;$FromAddress;$ToAddress;$Subject;$Message;$Param;$Port;$User;$Password)
.mhtドキュメントをディスク上に保存し、それをEメールで送信したい場合を考えます。この場合、以下の様に書くことができます:
$Message:=Document to text("c:\\documents\\invitation.mht")
$Host:="smtp.gmail.com"
$ToAddress:="john@4d.com"
$FromAddress:="harry@gmail.com"
$Subject:="Let's party"
$Param:=9 //MHTML with SSL
$Port:=465 //gmailのSSL ポート
$User:="harry@gmail.com"
$Password:="xyz&@!&@"
$Error:=SMTP_QuickSend($Host;$FromAddress;$ToAddress;$Subject;$Message;$Param;$Port;$User;$Password)
プロダクト: 4D
テーマ: IC メール送信(廃止予定)
番号:
88992
変更: 4D Internet Commands v11
変更: 4D Internet Commands v12.1
変更: 4D v13.2
変更: 4D Internet Commands v14
変更: 4D Internet Commands v14 R5
変更: 4D Internet Commands v16
4D Internet Commands ( 4D v20)