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4D v20 R7
BLOB TO PICTURE
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BLOB TO PICTURE ( pictureBlob ; picture {; codec} ) | ||||||||
引数 | 型 | 説明 | ||||||
pictureBlob | BLOB |
![]() |
ピクチャを格納したBLOB | |||||
picture | ピクチャー |
![]() |
BLOBから取り出したピクチャ | |||||
codec | 文字 |
![]() |
ピクチャcodec ID | |||||
BLOB TO PICTURE コマンドは、元のフォーマットに関わらず、BLOBに格納されたピクチャを4Dのピクチャ変数やフィールドに挿入します。
このコマンドは READ PICTURE FILEコマンドと同様ですが、ファイルではなくBLOBに対して適用されます。このコマンドを使用すると、ネイティブのフォーマットでBLOBに保存されているピクチャを表示することができます。ピクチャのBLOBへのロードは、例えば DOCUMENT TO BLOB あるいは PICTURE TO BLOB コマンドを使用して行うことができます。
pictureBlob引数には、ピクチャを納めたBLOBタイプの変数やフィールドを渡します。このピクチャのフォーマットは4Dがネイティブにサポートされるものであればいずれの形式でも構いません。 PICTURE CODEC LIST コマンドを使用すると、使用可能なフォーマットのリストを取得できます。任意のcodec 引数を渡すと、4Dはこの引数で指定された値を使用してBLOBをデコードします (この3番目の引数を使用した特別な機能については後述の説明を参照)。
picture 引数にはピクチャを表示する4Dピクチャフィールドまたは変数を渡します。
注: 内部的なピクチャフォーマットは4Dの変数やフィールドに格納されます。
コマンドが実行され、BLOBが正しくデコードされると、picture 引数には表示するピクチャが返されます。
オプションのcodec 引数を使用して、BLOBのデコード方法を指定できます。
codecに4Dが認識する (PICTURE CODEC LIST コマンドから返される) codecを渡すと、それはBLOBとピクチャフィールドや変数に返されるピクチャに適用されます。
codecに4Dが認識できないcodecを渡すと、新しいcodecが動的に引数に渡したIDで記録されます。そして4DはBLOBをカプセル化したピクチャを返し、OK変数に1を設定します。この場合BLOBを取り出すには、同じカスタムIDを使用してPICTURE TO BLOB コマンドを使用します。この特別なメカニズムは以下のような2つの特定のニーズで使用できます:
こ れらのメカニズムの実装は特に、ピクチャ配列を使用したBLOB配列の作成を可能にします。配列は全体がメモリにロードされるため、このメカニズムは注意 して使用されなければなりません。大きなサイズのBLOBで作業を行うと、アプリケーションの動作に影響を与えることがあります。
Note: VARIABLE TO BLOB コマンドで作成されたBLOBは自動で管理されます。BLOBは署名されるため、カプセル化するためにcodecを渡す必要はありません。この場合、反対の操作にはcodec IDとして".4DVarBlob"を PICTURE TO BLOB コマンドに渡します。
コマンドが正しく実行されるとシステム変数OKは1に設定されます。変換に失敗 (QuickTimeがインストールされていない、Blobに読み取り可能なピクチャが格納されていない、codec引数を認識できたがBlobが有効でないなど) した場合、OKは0に設定され、4Dのピクチャ変数やフィールドは空になります。
プロダクト: 4D
テーマ: ピクチャ
番号:
682
変更: 4D v11 SQL Release 2
ランゲージリファレンス ( 4D v20 R7)