ここは旧式の4DドキュメントWebサイトです。最新のアップデートされたドキュメントを読むには新サイトをご利用下さい→ developer.4d.com

ホーム

 
4D v20 R7
Get database localization

Get database localization 


 

Get database localization {( {languageType}{;}{*} )} -> 戻り値 
引数   説明
languageType  倍長整数 in ランゲージの種類
演算子 in ホストデータベースについての情報を返す
戻り値  文字 in データベースのカレントランゲージ

説明   

Get database localizationコマンドは、データベースのデフォルトランゲージ、またはlanguageTypeで指定されたデータベースの言語を、RFC 3066で定義された標準で返します。例えばコマンドは英語の場合“en”を、日本語の場合“ja”を返します。この標準およびコマンドから返される値の情報については、Design Referenceマニュアルの付録 B: XLIFFアーキテクチャーを参照してください。

アプリケーション内では同時に複数の異なる言語設定を使用できます。取得する設定を指定するには、languageType4D Environmentテーマの以下の定数を渡します。

定数 コメント
Current localization 倍長整数 1 アプリケーションのカレント言語: デフォルト言語またはSET DATABASE LOCALIZATIONコマンドで設定された言語。
Default localization 倍長整数 0 Resourcesフォルダとシステム環境に基づき、4Dが起動時に自動で設定する言語 (変更不可)。
Internal 4D localization 倍長整数 3 並び替えやテキスト比較で4Dが使用する言語 (アプリケーションの環境設定で設定)。
User system localization 倍長整数 2 システムのカレントユーザーが設定した言語

languageTypeを省略するとデフォルトでコマンドはデフォルトランゲージ (0) を返します。

任意の * 引数は、コンポーネントを使用しているアーキテクチャーの場合に有用です。これを使用することで、言語を調べたいデータベース(ホストまたはコンポーネント)を指定することができます。

  • コマンドがコンポーネントから呼び出されているとき:
    • * 引数が渡された場合、コマンドはホストデータベースの言語設定を返します。
    • * 引数が渡されなかった場合、コマンドはコンポーネントデータベースの言語設定を返します。
  • コマンドがホストデータベースのメソッドから呼ばれている場合、コマンドは常にホストデータベースの言語設定を返します(* 引数は無視されます)。

データベースのカレントランゲージは、ローカライズされたアイテムをプログラムが検索する.lprojフォルダを指定するために使用されます。4Dは自動で、データベースの開始時に、システム環境とResourcesフォルダの内容で、カレントのランゲージを決定します。4Dは以下のような優先順位で、参照ランゲージに対応する.lprojフォルダを読み込みます:

  1. システムランゲージ (Mac OSでは、環境設定で複数のランゲージの順番を設定できます。4Dはこの設定を使用します)。
  2. 4Dアプリケーションのランゲージ
  3. English
  4. Resourcesフォルダで最初に見つかったフォルダ

Note: データベースに.lprojフォルダがない場合、4Dは以下の優先順位を適用します。1. システムランゲージ、2. English (システムランゲージを決定できなかった場合)



参照 

Get localized document path
SET DATABASE LOCALIZATION

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 4D環境
番号: 1009

This command can be run in preemptive processes

 
ページの目次 
 
履歴 

初出: 4D v11 SQL
名称変更: 4D v12 (Get current database localization)
変更: 4D v12

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v20 R7)