Windowsにおいて、4D Server をサービスとして起動できます。
サービスとして登録された4D Serverアプリケーションはマシンの開始時に自動で、ユーザセッションが開かれる前に、カレントのデータベースを使用して起動されます。またユーザがセッションを終了したときも、データベースは閉じられません。
この動作により、マシンの再起動が必要になるような出来事の場合でも、4D Serverが実行されるようになり、メンテナンスをリモートで行うことができます。
注:
- サービスとして登録された4D Server アプリケーションでは、暗示的にヘッドレス モードで実行されます(アプリケーションはインターフェースなしで実行されるということです。詳細はコマンドラインインターフェース参照)。
- サービスを管理するメカニズムについては、Windows のドキュメントを参照してください。
4D Serverデータベースをサービスとして登録するには、4D Serverのファイルメニューから現在のデータベースをサービスとして登録を選択します。マシンが次回に開始されるとき、4D Serverは自動で起動され、カレントのデータベースが開かれます。いくつでもデータベースを登録できます。それぞれのデータベースは一つのインスタンスとしてのみ登録できます。
注: Windows では、サービス管理機能へのアクセスが制限されている場合、このメニューは選択不可になります。この場合、このコマンドを使用できるようにするには管理者として4D Serverを実行します。 (これを行うにはアプリケーションアイコン上で右クリックし、コンテキストメニューから管理者として実行コマンドを選択します)。
警告: サービスとして登録されている場合、デフォルトで4D Server は"ローカルシステムアカウント"を使用するように設定されています。このアカウント設定は必ず変更する必要があり、お使いのアプリケーションに必要な権限と設定を持っている有効なユーザーアカウントを選択するようにして下さい。具体的には、印刷を可能にしたい場合には、セッションを、デフォルトの印刷設定を持ったアカウントで開く必要があります。この問題はネットワークボリュームにアクセスしたい場合に似ています。アカウントを変更するためには、コントロールパネル > システムとセキュリティ > 管理者ツール > サービスを開いて下さい。サービスの一覧の中から4D Server を右クリックし、プロパティオプションを選択し、ログオンタブに移動してサーバーを実行するアカウントを指定して下さい(この設定は次回起動時に使用されます)。
データベースの登録を解除するには、4D Serverのファイルメニューから現在のデータベースの登録解除を選択します。このコマンドはデータベースがサービスとして登録されていないときは選択できません。
すべての4D Serverデータベースの登録を一度に解除するには、4D Serverのファイルメニューからすべてのサーバサービスの登録解除を選択します。このコマンドは4D Serverサービスがどれも有効化されていないときには選択できません。
アプリケーションが起動時にサービスとして起動されているときは、4D Serverからサービスの登録状態を変更することはできません。この場合これらのメニューを選択することはできません。サービスを停止するには、サービスコントロールパネルを使用します。