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4D v20 R7
Get database parameter
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Get database parameter ( {aTable ;} selector {; stringValue} ) -> 戻り値 | ||||||||
引数 | 型 | 説明 | ||||||
aTable | テーブル |
![]() |
パラメタを取得するテーブル、または 引数が省略された場合デフォルトテーブル | |||||
selector | 倍長整数 |
![]() |
データベースパラメタコード | |||||
stringValue | 文字 |
![]() |
パラメタの文字列値 | |||||
戻り値 | 実数 |
![]() |
パラメタの現在の値 | |||||
Get database parameterコマンドを使用して、現在の4Dデータベースパラメーターの値を知ることができます。パラメーター値が文字列の場合、それはstringValue 引数に返されます。
selector 引数には、知りたいパラメーターを指定します。4DはDatabase Parameters テーマで、定義済み定数を提供しています:
定数 | 型 | 値 | コメント |
4D Server timeout | 倍長整数 | 13 | スコープ: value が正数なら4Dアプリケーション 2セッション間で設定を保持: value が正数ならYes とりうる値: 0 -> 32 767 説明: この引数を使用して、4D Serverのタイムアウトの値を変更することができます。4D Serverのタイムアウトのデフォルト値は、サーバ側の「環境設定」ダイアログボックスの「クライアント-サーバ/接続設定」ページで定義します。 サーバータイムアウトは、クライアントのレスポンスを待つ”認定された”最大の時間を設定します。例えばブロッキングオペレーションを実行中等です。この時間の後は、4D Serverはクライアントから切断します。 セレクタ4D Server Timeoutに より、対応する引数value の新しいタイムアウト(分単位で指定)を設定できます。この機能は、クライアント側でCPUを占有する、時間がかかる処理を 実行する前に、タイムアウト設定を長くしたい場合は特に便利です。例えば、膨大なページの印刷などは、予期しないタイムアウトになる可能性があります。 2種類のオプションがあります:
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4D Remote mode timeout | 倍長整数 | 14 | スコープ(旧式ネットワークレイヤーのみ): value が正数の場合4D アプリケーション 2セッション間で設定を保持: value が正数の場合Yes 説明: 非常に特殊な場合においてのみ使用されるべき定数です。この引数を使用して、4D Serverに接続したリモートの4Dマシンが参照するタイムアウト値を設定できます。リモートモードの4Dが使用するデフォルトのタイムアウト値は、リモートマシン上の環境設定の“クライアント-サーバ/設定”ページで設定されます。 4D Remote Mode Timeout セレクターは旧式ネットワークレイヤーを使用している場合のみ考慮されます。ServerNet レイヤーが有効化されている場合には無視されます。この設定は4D Server Timeout (13) によって完全に管理されています。 |
Port ID | 倍長整数 | 15 | スコープ: 4D ローカル, 4D Server 2セッション間で設定を保持: No 説明: Port IDセレクタは、コンパイルして4D Desktopを組み込んだ4D Webサーバで役立ちます(この場合、デザインモードへのアクセス手段がありません)。TCPポートIDに関する詳細はWebサーバー設定を参照してください。 |
Character set | 倍長整数 | 17 | 説明: 廃止 (互換性のために保持)。HTTPサーバー設定を変更するためにはWEB SET OPTIONとWEB GET OPTIONコマンドを使用してください。 |
Max concurrent Web processes | 倍長整数 | 18 | 説明: 廃止 (互換性のために保持)。HTTPサーバー設定を変更するためにはWEB SET OPTIONとWEB GET OPTIONコマンドを使用してください。 |
Client port ID | 倍長整数 | 22 | スコープ: すべての4Dリモートマシン 2セッション間で設定を保持: Yes とりうる値: セレクタ15参照 説明: このセレクタを使用して、Webサーバとして使用する4Dクライアントマシンの動作パラメタを指定できます。これらのセレクタを用いて指定された値は、 Webサーバとして使用するすべての4D Clientマシンに対して適用されます。特定の4D Clientマシンに対してのみ値を指定したい場合には、4D Clientの環境設定ダイアログボックスを使用してください。 |
Client character set | 倍長整数 | 24 | スコープ: すべての4Dリモートマシン 2セッション間で設定を保持: Yes とりうる値: セレクタ17参照 説明: このセレクタを使用して、Webサーバとして使用する4Dクライアントマシンの動作パラメタを指定できます。これらのセレクタを用いて指定された値は、 Webサーバとして使用するすべての4D Clientマシンに対して適用されます。特定の4D Clientマシンに対してのみ値を指定したい場合には、4D Clientの環境設定ダイアログボックスを使用してください。 |
Client max concurrent Web proc | 倍長整数 | 25 | スコープ: すべての4Dリモートマシン 2セッション間で設定を保持: Yes とりうる値: セレクタ18参照 説明: このセレクタを使用して、Webサーバとして使用する4Dクライアントマシンの動作パラメタを指定できます。これらのセレクタを用いて指定された値は、Webサーバとして使用するすべての4D Clientマシンに対して適用されます。特定の4D Clientマシンに対してのみ値を指定したい場合には、4D Clientの環境設定ダイアログボックスを使用してください。 |
Maximum Web requests size | 倍長整数 | 27 | 説明: 廃止 (互換性のために保持)。HTTPサーバー設定を変更するためにはWEB SET OPTIONとWEB GET OPTIONコマンドを使用してください。 |
4D Server log recording | 倍長整数 | 28 | Scope: 4D Server, 4D リモート
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Client Web log recording | 倍長整数 | 30 | スコープ: すべての4Dリモートマシン 2セッション間で設定を保持: Yes とりうる値: 0 = 記録しない (デフォルト), 1 = CLFフォーマットで記録, 2 = DLFフォーマットで記録, 3 = ELFフォーマットで記録, 4 = WLFフォーマットで記録 説明: このセレクタの動作はセレクタ29と同じです。しかし対象はWebサーバとして使用されるすべての4Dクライアントマシンです。この場合、"logweb.txt"ファイルは4Dクライアントデータベースフォルダ (キャッシュフォルダ) のLogsサブフォルダに作成されます。特定のクライアントマシンにのみ設定を行いたい場合、4Dクライアントの環境設定を使用します。 |
Table sequence number | 倍長整数 | 31 | スコープ: 4D アプリケーション 2セッション間で設定を保持: Yes とりうる値: 任意の倍長整数値 説明: デフォルトで、この固有の番号は4Dが設定し、レコードの作成順に対応します。詳細はSequence numberコマンドのドキュメントを参照してください。 |
Debug log recording | 倍長整数 | 34 | スコープ: 4Dアプリケーション 2セッション間で設定を保持: No 2つのモードを利用することができます: |
Client Server port ID | 倍長整数 | 35 | スコープ: データベース 2セッション間で設定を保持: Yes とりうる値: 0~65535 説明: 4D Server が(4D Client に対して)データベースを公開するために使用されるTCPポート番号をプログラムで変更するために使用します。デフォルト値は19813 です。 この値を変更すれば、TCPプロトコルを使用して、複数の4D クライアント/サーバアプリケーションを同じマシンで同時に使用することができます。その場合、それぞれのアプリケーションごとに異なるポート番号を設定します。 公開ポート番号は、ストラクチャファイルに記録されています。ローカルモードの4Dで設定することもできますが、クライアント/サーバ環境でのみ考慮されます。 値を変更した場合、新しい設定が有効になるためには、アプリケーションを再起動する必要があります。 |
HTTPS Port ID | 倍長整数 | 39 | 説明: 廃止 (互換性のために保持)。HTTPサーバー設定を変更するためにはWEB SET OPTIONとWEB GET OPTIONコマンドを使用してください。 |
Client HTTPS port ID | 倍長整数 | 40 | スコープ: すべての4Dリモートマシン 2セッション間で設定を保持: Yes とりうる値: 0 ~ 65535 説明: このセレクタは、クライアントマシンのWebサーバがSSLによるセキュアな接続(HTTPSプロトコル)で使用するTCP ポート番号を、プログラムで変更するために使用できます。デフォルトの値は443(標準ポート番号)です。 このセレクタの動作はセレクタ39と同じですが、Web サーバとして使用されるすべてのクライアントマシンに適用されます。特定のクライアントマシンの設定だけを変更するのであれば、4Dリモートの環境設定ダイアログ画面を使用してください。 |
SQL Autocommit | 倍長整数 | 43 | スコープ: データベース 2セッション間で設定を保持: Yes とりうる値: 0 (無効) または 1 (有効) 説明: SQLの自動コミットモードを有効または無効にするために使用します。デフォルトは 0 (無効モード) です。 自動コミットモードは、データベースの参照整合性を強化するために使用されます。このモードが有効の時、すべてのSELECT, INSERT, UPDATE そして DELETE (SIUD) クエリは、これらがトランザクション内で実行されていない場合、自動でアドホックなトランザクションに含められます。このモードはデータベースの環境設定でも設定できます。 |
SQL Engine case sensitivity | 倍長整数 | 44 | スコープ: データベース デフォルトで値は1 (大文字小文字を区別する) です。SQLエンジンは文字列比較 (並び替えやクエリ) の際に大文字と小文字とアクセント付き文字を異なる文字として扱います。例えば“ABC”= “ABC”ですが“ABC” # “Abc”であり、"abc" # "âbc"です。SQLエンジンと4Dエンジンの動作をそろえたいなど特定の場合では、大文字と小文字を区別しない文字列比較 (“ABC”=“Abc"="âbc") を使用できます。 |
Client log recording | 倍長整数 | 45 | スコープ: リモート4Dマシン |
Query by formula on server | 倍長整数 | 46 | スコープ: カレントテーブルおよびプロセス 2セッション間で設定を保持: No とりうる値: 0 (データベース設定を使用), 1 (クライアント上で実行) または 2 (サーバ上で実行) 説明: 引数に渡されたtableに対して実行されるQUERY BY FORMULAやQUERY SELECTION BY FORMULAコマンドの実行場所。 クライアント/サーバモードでデータベースを使用するとき、フォーミュラを使用したクエリをサーバ上またはクライアント上で実行させることができます:
value 引数に0を渡すと、フォーミュラを使用するクエリの実行場所は、データベースの設定に基づきます: 4D v11 SQLで作成されたデータベースでは、これらのコマンドはサーバ上で実行されます。変換されたデータベースでは、データベース環境設定に基づき、クライアントマシンまたはサーバマシンで実行されます。valueに1または2を渡すと、これらのコマンドの実行場所をクライアントマシンまたはサーバマシンに強制できます。 例題2を参照してください。 Note: "SQLタイプ"のJOINを有効にしたい場合 (QUERY BY FORMULA Joins (49) セレクタ参照) は、フォーミュラがレコードにアクセスすることができるよう、常にフォーミュラをサーバ上で実行しなければなりません。このコンテキストでは、フォーミュラはいかなるメソッド呼び出しも含んではいけないことに注意してください。そうでない場合、自動でリモートマシンでの実行に切り替わります。 |
Order by formula on server | 倍長整数 | 47 | スコープ: カレントテーブルおよびプロセス 2セッション間で設定を保持: No とりうる値: 0 (データベース設定を使用), 1 (クライアント上で実行) または 2 (サーバ上で実行) 説明: 引数に渡されたtableに対して実行されるORDER BY FORMULAコマンドの実行場所。 クライアント/サーバモードでデータベースを使用するとき、ORDER BY FORMULAコマンドをサーバ上またはクライアント上で実行させることができます。このセレクタを使用して、このコマンドの実行場所 (サーバまたはクライアント) を指定できます。このモードはデータベース環境設定でも設定できます。詳細はセレクタ46、Query By Formula On Serverの説明を参照してください。 Note: "SQLタイプ"のJOINを有効にしたい場合 (QUERY BY FORMULA Joins (49) セレクタ参照) は、フォーミュラがレコードにアクセスすることができるよう、常にフォーミュラをサーバ上で実行しなければなりません。このコンテキストでは、フォーミュ ラはいかなるメソッド呼び出しも含んではいけないことに注意してください。そうでない場合、自動でリモートマシンでの実行に切り替わります。 |
Auto synchro resources folder | 倍長整数 | 48 | スコープ: 4D リモートマシン 2セッション間で設定を保持: No とりうる値: 0 (同期しない), 1 (自動同期) または2 (確認する). 説明: このコマンドを実行する4DクライアントマシンのResourcesフォルダの動的な同期モード。 サーバ上のResourcesフォルダの内容が更新されたり、(リソースエクスプローラや SET DATABASE LOCALIZATION コマンドで) ユーザが同期をリクエストすると、サーバは接続されたユーザに通知を行います。 クライアント側では3つの同期モードを選択できます。Auto Synchro Resources Folderセレクタはカレントセッションでクライアントマシンが使用するモードを指定できます:
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Query by formula joins | 倍長整数 | 49 | スコープ: カレントプロセス 2セッション間で設定を保持: No とりうる値: 0 (データベース設定を使用), 1 (常に自動リレーションを使用) または 2 (可能ならSQL JOINを使用) 説明: "SQL JOIN"の利用に関連する、QUERY BY FORMULAとQUERY SELECTION BY FORMULAコマンドの動作モード。 4D v11 SQLのバージョン11.2以降で作成されたデータベースでは、これらのコマンドはSQL JOINモデルに基づくJOINを実行します。このメカニズムを使用して、(以前のバージョンでは必要な条件だった) 自動リレーションで接続されていない他のテーブルに対して実行されたクエリに基づき、テーブルのセレクションを変更できます。 QUERY BY FORMULA Joinsセレクタで、カレントプロセスの、フォーミュラによるクエリの動作モードを指定できます:
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HTTP compression level | 倍長整数 | 50 | 説明: 廃止 (互換性のために保持)。HTTPサーバー設定を変更するためにはWEB SET OPTIONとWEB GET OPTIONコマンドを使用してください。 |
HTTP compression threshold | 倍長整数 | 51 | 説明: 廃止 (互換性のために保持)。HTTPサーバー設定を変更するためにはWEB SET OPTIONとWEB GET OPTIONコマンドを使用してください。 |
Server base process stack size | 倍長整数 | 53 | スコープ: 4D Server 2セッション間で設定を保持: No とりうる値:正の倍長整数 説明: サーバ上のプリエンプティブシステムプロセス毎に割り当てるスタックのサイズ (バイト単位) です。デフォルトでの値はシステムによって決定されます。 プ リエンプティブシステムプロセスはメインの4D クライアントプロセスを制御するためにロードされます。デフォルトでそれぞれのプリエンプティブプロセスに割り当てられるサイズはおよその場合最適なサイ ズですが、何百ものプロセスが作成されるようなケースではこのサイズが適切かどうか検討する必要が出てくるかもしれません。 データベースが実行する処理がそれを許す限り、最適化の目的でこのサイズを大幅に減らすことができます ( 例えばデータベースで大量のレコードの並び替えなどを行わない場合)。512 や256 KB でさえも設定可能です。スタックサイズを小さくしすぎることは致命的であり、4D Server の動作に害を及ぼすことになるので注意してください。このパラメタの設定は注意を持って行い、データベースの利用状況 (レコード数や行う処理など) を考慮しながら行わなければなりません。 このパラメタの設定を行うには、On Server Startupデータベースメソッド などにおいてサーバ上でコマンドが実行されなければなりません。 |
Idle connections timeout | 倍長整数 | 54 | スコープ: 値が負数でないなら4Dアプリケーション |
PHP interpreter IP address | 倍長整数 | 55 | スコープ: 4D アプリケーション |
PHP interpreter port | 倍長整数 | 56 | スコープ: 4D アプリケーション 2セッション間で設定を保持: No 値: 正の倍長整数値。デフォルト値は8002。 説明: 4DのPHPインタプリタが使用するTCPポート番号。データベース設定でこの値をすべてのマシン用にグローバルに変更できます。PHPインタープリタに関する詳細はDesign Reference マニュアルを参照してください。 |
SSL cipher list | 倍長整数 | 64 | スコープ: 4Dアプリケーション 2セッション間で設定を保持: No |
Cache unload minimum size | 倍長整数 | 66 | スコープ: 4Dアプリケーション 2セッション間で設定を保持: No とりうる値: 1より大きい正の倍長整数 説明: エンジンがオブジェクトをデータベースキャッシュに配置する際に空き空間を作成する必要が出た場合、データベースキャッシュからリリースするメモリの最小サイズ (バイト単位)。 このセレクタの目的はキャッシュからデータをリリースする時間を減らし、よりパフォーマンスを得ることにあります。キャッシュのサイズやデータベース中で処理されるデータのブロックサイズに応じてこの値を変更できます。 このセレクタが使用されないとデフォルトで、4Dは空間が必要になった時最低10%のキャッシュをアンロードします。 |
Direct2D status | 倍長整数 | 69 | スコープ: 4Dアプリケーション 2セッション間で設定を保持: No |
Direct2D get active status | 倍長整数 | 74 | 注: このセレクターはGet database parameterコマンドでのみ使用することができ、設定することはできません。 説明: WindowsにおいてDirect2Dのアクティブな実装を返します。 取りうる値: 0, 1, 2, 3, 4 または 5 (セレクター69の値参照)。返される値はDirect2Dが利用可能かどうか、およびハードウェア、OSによってサポートされるDirec2Dの品質に基づきます。 例えば以下のコードを実行した場合、 SET DATABASE PARAMETER(Direct2D status;Direct2D Hardware) - Windows 7以降、システムがDirect2D互換のハードウェアを検知すると、$modeに1が設定されます。そうでなければ$modeは3に設定されます (ソフトウェアコンテキスト)。 - Windows Vistaでは、システムがDirect2D互換のハードウェアを検知すると、$modeに1が設定されます。そうでなければ$modeは0に設定されます (Direct2D無効)。 - Windows XPでは、$modeは常に0です (Direct2D非互換)。 |
Diagnostic log recording | 倍長整数 | 79 | スコープ: 4Dアプリケーション |
Log command list | 倍長整数 | 80 | スコープ: 4D アプリケーション 2セッション間で設定を保持: No 取りうる値: 記録する4Dコマンドの番号リスト。型は文字列で各コマンド番号をセミコロンで区切ります。"all"を渡すとすべてのコマンドが記録され、"" (空の文字列) を渡すとなにも記録されません。 説明: デバッグファイルに記録する4Dコマンドのリスト (セレクター 34, Debug Log Recording参照)。デフォルトではすべての4Dコマンドが記録されます。 このセレクターを使用すれば、記録に残したい4Dコマンドを指定することで、デバッグファイルに保存される情報の量を制限することができます。例えば以下のようにコードを記述できます: SET DATABASE PARAMETER(Log command list;"277;341") |
Spellchecker | 倍長整数 | 81 | スコープ: 4D アプリケーション 2セッション間で設定を保持: No とりうる値: 0 (default) = macOSのシステムのスペルチェッカー(ハンスペルは無効化されます), 1 = ハンスペルスペルチェッカー有効化 説明: macOS環境下においてハンスペルスペルチェッカーを有効化します。デフォルトでは、このプラットフォームではシステムのスペルチェッカーが有効化されています。例えば、クロスプラットフォームアプリケーションのインターフェースを統一するためにハンスペルを使用したいという場面があるかもしれません(Windowsでは、ハンスペルチェッカーのみが動作します)。詳細な情報に関しては、スペルチェックを参照して下さい。 |
Dates inside objects | 倍長整数 | 85 | スコープ: カレントプロセス 2セッション間で設定を保持: No 取り得る値: String type without time zone (0), String type with time zone (1), Date type (2) (デフォルト) 説明: 日付がオブジェクトにどのように保存されるかを定義するとともに、どのようにJSON に読み込み/書き出しされるかも定義します。 セレクターの値がDate type (4D v17以降で作成されたデータベースにおけるデフォルト)のとき、4D 日付はオブジェクト内で日付型として保存され、ローカルの日付設定に準拠します。JSON フォーマットに変換された時、日付属性は、時間を含まない文字列へと変換されます(注: この設定は、データベース設定のにある"オブジェクト内ではISO日付フォーマットの代わりに日付型を使用"オプションによって設定することができます)。 セレクターにを渡した場合、4D 日付はローカルなタイムゾーンを考慮に入れつつISO 文字列に変換されます。例えば、例えば、23/08/2013という日付の変 換を、フランスのサマータイム(GMT+2)にて実行した場合、JSONフォーマットの"2013-08-22T22:00:00Z"という結 果が返されます。この原理はJavaScriptの標準のオペレーションに従うものです。これは異なるタイムゾーンにいる人にJSON日付の値を 送る場合には、エラーの原因となりかねません。例えば、Selection to JSONを使ってフランスでエクスポートされたテーブルをJSON TO SELECTION を使用してアメリカで再インポートする、というような場合です。日付の値は、デフォルトではそれぞれのタイムゾーンにおいて再変換 されるため、データベース内に保存された値は異なってしまいます。こういった場合には、このセレクターにString type without time zoneを渡す事によって、タイムゾーンを考慮しないよ うに日付の変換モードを変更することができます。すると、23/08/2013という日付を変換した場合に は、"2013-08-23T00:00:00Z"という値を返すようになります。 |
Diagnostic log level | 倍長整数 | 86 | スコープ: 4D アプリケーション 異なるセッション間で設定を保持: No 説明: 診断ログが有効化された際に、そこに含まれるメッセージのレベル(Diagnostic log recording セレクターを参照)。各レベルは診断メッセージのカテゴリを指定し、それより重要なカテゴリのメッセージも自動的に含まれます。カテゴリの詳細については、developer.4d.com 上のDiagnostic log levels の章を参照してください。 取りうる値: 以下の定数のいづれか(デフォルトは Log info ):
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Use legacy network layer | 倍長整数 | 87 | スコープ: 4D ローカル、4D Server 異なるセッション間で値を保持: Yes 詳細: クライアント/サーバー間の通信のネットワークレイヤーのカレントの状態を設定・取得します。旧式ネットワークレイヤーは4D v14 R5以降廃止予定となり、お使いのアプリケーションにおいてServerNet ネットワークレイヤーへと積極的に置き換えられてい行くべきです。ServerNet は、将来のネットワークの進化の恩恵を受けるために、今後の4Dのリリースの中で必須要項となって行きます。互換性の理由から、既存のアプリケーションの速やかな移行をサポートするために、旧式のネットワークレイヤーは引き続きサポートされます(v14 R5以前のリリースから変換されたアプリケーションにおいてはデフォルトで旧式ネットワークレイヤーが使用されます)。クライアント/サーバー通信において旧式ネットワークレイヤーを使用するためにはこの引数に1を渡します(ServerNet が無効化されます)。0を渡すと旧式ネットワークレイヤーが無効化されます(そしてServerNet が使用されます)。 このプロパティはデータベース設定の互換性ページ の"旧式ネットワークレイヤー"オプションを使用することによっても設定できます(ネットワーク/クライアント-サーバー通信参照)。この章では、移行戦略についての議論を読むこともできます。ServerNet の速やかな有効化が推奨されます。 この引数が有効になるためには、アプリケーションを再起動する必要があります。OS X版の4D Server 64-bit 版においてはServerNet のみをサポートするため、このオプションはご利用いただけません(常に0を返します)。 取り得る値: 0 または 1 (0 = 旧式ネットワークレイヤーを使用しない、1 = 旧式ネットワークレイヤーを使用する) デフォルトの値: 4D v14 R5以降で作成されたデータベースにおいては0、4D v14 R4以前のものから変換されたデータベースにおいては1 |
SQL Server Port ID | 倍長整数 | 88 | スコープ: 4D ローカル、4D Server 2セッション間で設定を保持: Yes 説明: 4Dローカル、または4D Server の統合されたSQLサーバーで使用されるTCPポート番号を取得、または設定します。デフォルトの値は19812です。このセレクターが設定されると、データベース設定は更新されます。TCPポート番号はデータベース設定ダイアログボックスの"SQL"ページにおいても設定可能です。 とりうる値: 0 から 65535 デフォルト値: 19812 |
Circular log limitation | 倍長整数 | 90 | スコープ: 4Dローカル、4D Server 異なるセッション間で値を保持: No |
Number of formulas in cache | 倍長整数 | 92 | スコープ: 4Dアプリケーション 異なるセッション間で保持: No 取りうる値: 正の倍長整数 デフォルト値: 0 (キャッシュなし) 詳細: フォーミュラのキャッシュに保存されるフォーミュラの最大数を設定あるいは取得します。これはEXECUTE FORMULAコマンドで使用されます。この上限は全てのプロセスに適用されますが、各プロセスにはそれぞれ独自のフォーミュラ用キャッシュがあります。フォーミュラをキャッシュすると、それぞれのフォーミュラはこの場合1度しかトークン化されないため、コンパイル済みモードでのEXECUTE FORMULAコマンドの実行が速くなります。キャッシュ値を変化させると、例え新しいサイズが以前のものより大きくても、既存の中身は全てリセットされます。キャッシュ内のフォーミュラ数が上限値に達すると、その後新しく実行されたフォーミュラはキャッシュ内の一番古いものを消去します(FIFOモード)。この引数は、コンパイルされたデータベース、あるいはコンパイルされたコンポーネントでのみ考慮されます。 |
OpenSSL version | 倍長整数 | 94 | スコープ: 4D マシン全体 2セッション間で設定を保持: No 説明: マシン上で使用されているOpenSSL ライブラリーのバージョン番号を返します(読み込みのみ) |
Cache flush periodicity | 倍長整数 | 95 | スコープ: 4Dローカル、4D Server 異なるセッション間で値を保持: No 取りうる値: 倍長整数 > 1 (秒) 詳細: 秒単位で指定された、キャッシュ保存頻度を取得あるいは設定します。この値を変更すると、データベース設定のXML DECODE内のキャッシュを保存: X秒毎オプションをセッション中の間上書きします(これはデータベース設定には保存されません)。 |
Remote connection sleep timeout | 倍長整数 | 98 | スコープ: 4D Server アプリケーション |
Tips enabled | 倍長整数 | 101 | スコープ: 4D アプリケーション 異なるセッション間で値を保持: No 取りうる値: 0 = tips無効化、1 = tips有効化(デフォルト) 詳細: 4DアプリケーションのTipsのカレントの表示状態を設定あるいは取得します。デフォルトでは、Tipsは有効化されています。 この引数は全ての4DTipsに影響するという点に注意してください。つまり、フォームヘルプメッセージとデザインモードのエディターTipsに影響します。 |
Tips delay | 倍長整数 | 102 | スコープ: 4Dアプリケーション 異なるセッション間で値を保持: No 取りうる値: 倍調整数 >= 0 (ティック) 詳細: マウスカーソルがヘルプメッセージが関連づけられたオブジェクト内で停止してからTipsが表示されるまでの遅延時間です。値はティック(1/60秒)単位で表現されます。デフォルトの値は45ティック(=0.75秒)です。 |
Tips duration | 倍長整数 | 103 | スコープ: 4Dアプリケーション 異なるセッション間で値を保持: No 取りうる値: 倍調整数 >= 60 (ティック) 詳細: Tipsの最大表示時間です。値はティック(1/60秒)単位で表現されます。デフォルトの値は720ティック(=12秒)です。 |
Min TLS version | 倍長整数 | 105 | スコープ: 4D Server、4D Web サーバーおよび4D SQL サーバー
注:
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User param value | 倍長整数 | 108 | スコープ: 4D スタンドアロン、4D Server 2セッション間で値を保持: No
(*) SET DATABASE PARAMETERがUser param value を設定した後に、OPEN DATABASEにuser-param xml 属性を含む.4DLink ファイル渡して呼び出した場合、4D はSET DATABASE PARAMETERで提供された引数のみを考慮します。 |
Times inside objects | 倍長整数 | 109 | スコープ: 4D ローカル、4D Server (全てのプロセス) 異なるセッション間で値を保持: No 取りうる値: Times in seconds (0) (デフォルト)、 Times in milliseconds (1) 詳細: オブジェクトプロパティ内およびコレクション要素内で時間値がどのように変換され保存されるかを定義するとともに、JSONおよびWeb エリアへの読込/書出の方法を定義します。デフォルトでは、4D v17 以降、時間はオブジェクト内では秒数として変換・保管されます。 以前のリリースでは、時間値はこれらのコンテキストにおいてはミリ秒数として変換・保管されていました。このセレクターを使用することで、必要であれば以前の設定に戻すことで、移行がスムーズになります。 注: ORDA メソッドとSQL エンジンはこの設定を無視し、時間値は常に秒数であるとみなします。 |
SMTP Log | 倍長整数 | 110 | スコープ: 4D ローカル、4D Server |
Current process debug log recording | 倍長整数 | 111 | スコープ: 4D アプリケーション
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Is current database a project | 倍長整数 | 112 | 注: このセレクターはGet database parameter コマンドでのみ使用可能で、その値を設定することはできません。 |
Is host database a project | 倍長整数 | 113 | 注: このセレクターはGet database parameter コマンドでのみ使用可能で、その値を設定することはできません。 |
Libldap version | 倍長整数 | 114 | スコープ: カレント4D マシン |
Libsasl version | 倍長整数 | 115 | スコープ: カレント4D マシン |
POP3 Log | 倍長整数 | 116 | スコープ: 4D ローカル、4D Server |
Is host database writable | 倍長整数 | 117 | 注: このセレクターはGet database parameter コマンドでしか使用できず、この値を設定することはできません。 |
IMAP Log | 倍長整数 | 119 | スコープ: 4D ローカル、4D Server |
Libzip version | 倍長整数 | 120 | スコープ: カレントの4D マシン |
Pause logging | 倍長整数 | 121 | スコープ: 4D アプリケーション |
Get database parameter コマンドは、以下のセレクターを使用する場合にはプリエンプティブプロセスで使用することができます:
アプリケーションを、初回起動後に再起動させたい場合を考えます。アプリケーションは、Windows 上において例えば以下のようなコマンドラインで起動したとします:
%HOMEPATH%\Desktop\4D\4D.exe %HOMEPATH%\Documents\myDB.4dbase\myDB.4db --user-param "First launch"
On Startupデータベースメソッド 内において、以下のように書きます:
C_REAL($realVal)
C_TEXT($welcome)
$realVal:=Get database parameter(User param value;$welcome)
If($welcome#"")
ALERT($welcome)
If($welcome="First launch") //初回起動である
//... 何かの処理をする
SET DATABASE PARAMETER(User param value;"Database has restarted!") //次の起動のために設定
RESTART 4D
End if
End if
DISTINCT VALUES
Get application info
QUERY SELECTION
SET DATABASE PARAMETER
プロダクト: 4D
テーマ: 4D環境
番号:
643
変更: 4D v11 SQL Release 4
変更: 4D v11 SQL Release 5
変更: 4D v12
変更: 4D v13
変更: 4D v16 R4
変更: 4D v19 R5
変更: 4D v20 R6
ランゲージリファレンス ( 4D v20 R7)