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4D v19
WP Get footer

WP Get footer 


 

WP Get footer ( targetObj ) | (wpDoc ; sectionIndex {; sectionSubType} ) -> 戻り値 
引数   説明
targetObj  オブジェクト in 4D Write Pro レンジ
wpDoc  オブジェクト in 4D Write Pro ドキュメント
sectionIndex  倍長整数 in セクションインデックス
sectionSubType  倍長整数 in サブセクションのタイプ(wk first page、wk left page、あるいは wk right page)
戻り値  オブジェクト in 4D Write Pro フッター

説明   

WP Get footer コマンドはwpDoc 引数で指定したドキュメントの、targetObj 引数で指定したレンジ、あるいはsectionIndex 引数で指定したインデックスに関連付けられたフッターを返します。引数で指定した条件に合致するフッターが見つからなかった場合、コマンドはNull を返します。

  • 第一シンタックス(targetObj 引数を使用)では、コマンドはレンジ内の最初のページのフッター、あるいは引数として渡されたセクション/サブセクションのフッターを返します。ページ内においてサブセクションがアクティブになっている場合、コマンドはアクティブなサブセクションのフッターを返します(そのため常に表示されているフッターを返します)。
  • 第二シンタックス(wpDoc 引数)では、sectionIndex コマンドは引数で指定したセクションのフッターを返します(sectionIndex 引数の値は1以上でなければなりません)。
    subSectionType 引数が渡された場合、コマンドは指定されたサブセクションタイプに関連付けられたフッターを返します。subSectionType 引数には以下の定数のどれか一つを渡すことができます:
    定数
    wk first page 倍長整数 1
    wk left page 倍長整数 2
    wk right page 倍長整数 3

    subSectionType 引数が指定されなかった場合、メインセクションのフッターが返されます。この場合、サブセクションがアクティブになっている場合、メインセクションのフッターオブジェクトはundefined となります(メインセクションフッターはアクティブなwk first page あるいは wk left page サブセクションがない場合にのみ利用可能です)。

例題  

ある4D Write Pro ドキュメントの最初のページのフッターを、他の4D Write Pro ドキュメントのすべてのページのフッターにコピーしたい場合を考えます:

 C_OBJECT($footerSource;$rangeSource;$tempoc;$footerTarget;$rangeTarget)
 
 $footerSource:=WP Get footer([TEMPLATES]WPtemplate;1;wk first page//セクション1の最初のページのフッターを取得
 $rangeSource:=WP Text range($footerSource;wk start text;wk end text)
 $tempoc:=WP New($rangeSource)
 
 $footerTarget:=WP Get footer([Docs]MyWPDoc;1) //セクション1の全てのページ
 $rangeTarget:=WP Text range($footerTarget;wk start text;wk end text)
 
 WP INSERT DOCUMENT($rangeTarget;$tempoc;wk replace)



参照 

4D Write Pro エリアを使用する
WP DELETE FOOTER
WP Get frame
WP Get header
WP New footer

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 4D Write Proランゲージ
番号: 1504

This command can be run in preemptive processes

 
ページの目次 
 
履歴 

初出: 4D v16 R5
変更: 4D v17 R3

 
ARTICLE USAGE

4D Write Proリファレンス ( 4D v19)