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4D v19
WP SET VIEW PROPERTIES

WP SET VIEW PROPERTIES 


 

WP SET VIEW PROPERTIES ( {* ;} wpArea ; wpViewProps ) 
引数   説明
演算子 in 指定時: wpAreaはフォームオブジェクト名(文字列) 省略時: wpAreaはオブジェクトフィールドまたは変数(ドキュメント)
wpArea  文字, オブジェクト in フォームオブジェクト名(* 指定時)または4D Write Pro オブジェクト変数またはフィールド(* 省略時)
wpViewProps  オブジェクト in 編集するビュープロパティ

説明   

WP SET VIEW PROPERTIES コマンドを使用すると、wpArea 引数で指定した4D Write Pro エリアの、一つまたは複数のビュープロパティを動的に設定することができます。

任意の * 引数を渡した場合、wpArea 引数でフォームオブジェクト名(文字列)で指定します。省略時にはwpArea 引数で4D Write Pro ドキュメント(オブジェクト変数またはフィールド)を指定します。このコマンドはwpArea で指定したエリアがフォームオブジェクトまたはフォームページに割り当てられている(つまりフォーム内に表示されている)場合にのみ使用できます。4D Write Pro ドキュメントが複数のフォームオブジェクトに表示されている場合、どのビューを設定するのか定義するには * 引数を使用する必要があります。

wpViewProps 引数には、それぞれのプロパティが4D Write Pro エリア内で編集したいビュープロパティを格納しているオブジェクトを渡します。wpViewProps 引数に含まれていないビュープロパティは以前の値をそのまま保持します。以下の定数を使用することができます: 

定数 コメント
wk page view mode pageMode

スクリーン上のフォームエリアに4D Write Pro ドキュメントを表示するモードです。取りうる値(文字列):

  • "draft": 基本的なドキュメントプロパティだけの下書きモード
  • "page": もっとも完全なビューモードで、ページのアウトライン、向き、マージン、改ページ、ヘッダー、フッターなどが表示されます。
  • "embedded": 埋め込みエリアに適したビューモード
wk resolution dpi

4D Write Pro エリアのコンテンツの画面解像度。取りうる値:

  • wk auto (0)
  • 1より大きい数字
wk spell enable spellEnabled

スペルチェックを有効化します。取りうる値:True/False

wk visible background visibleBackground

背景画像と背景色の両方を表示します(ページ、または埋め込みビューモードでのみ表示されるエフェクトです)。取りうる値: True/False

wk visible footers visibleFooters

フッターを表示または書き出しします(表示用においてはページビューモードでのみ表示されるエフェクトです)。取りうる値: True/False

wk visible headers visibleHeaders

ヘッダーを表示または書き出しします(表示用においてはページビューモードでのみ表示されるエフェクトです)。取りうる値: True/False

 

wk visible hidden characters visibleHiddenChars

非表示文字を表示します。取りうる値: True/False

wk visible horizontal ruler visibleHorizontalRuler

垂直ルーラーを表示します。取りうる値: True/False

wk visible HTML WYSIWYG htmlWYSIWIGEnabled

HTML WYSISYG ビューを有効化します。取りうる値: True/False

wk visible page frames visiblePageFrames

ページフレームを表示します(ページビューモードでのみ表示されるエフェクトです)。取りうる値: True/False

wk visible references visibleReferences

ドキュメントに挿入されている4D 式を参照として表示または書き出しします。取りうる値: True/False

 

wk visible vertical ruler visibleVerticalRuler

垂直ルーラーを表示します(ページビューモードでのみ表示されるエフェクトです)。取りうる値: True/False

wk zoom zoom

4D Write Pro エリアのコンテンツを表示するズーム倍率。取りうる値:

  • 1より大きい数値

どのプロパティもいつでも編集可能ですが、一部のプロパティはそれに対応している4D Write Pro 表示モードが使用されている時のみ考慮されます。そのため、ビュープロパティが変更されたとしても、カレントの表示モードでは視覚的には何も変化がない場合も有り得ます。

注: ビュープロパティについてのより詳細な情報については、4D Write Pro エリアを定義する のページを参照してください。

このコマンドを使用してwpArea 引数で指定したエリアに対してビュープロパティを設定した場合、フォームエリアが他の呼び出しで変更されない限りは指定したフォームエリアに適用され続けます。ただしプロパティの編集はドキュメントまたはフォームには保存されません。

例題  

4D Write Pro エリアの一部のビュープロパティを設定したい場合を考えます:

 C_OBJECT($viewProps)
 $viewProps:=New object
 
 $viewProps[wk page view mode]:="page"
  // または $viewProps.pageMode="page"
 
 $viewProps[wk visible horizontal ruler]:=True
  // または $viewProps.visibleHorizontalRuler:=True
 
 $viewProps[wk visible vertical ruler]:=True
  // または $viewProps.visibleVerticalRuler:=True
 
 WP SET VIEW PROPERTIES(*;"4DWPArea";$viewProps)



参照 

WP Get view properties

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 4D Write Proランゲージ
番号: 1648

This command can be run in preemptive processes

 
ページの目次 
 
履歴 

初出: 4D v17 R5

 
ARTICLE USAGE

4D Write Proリファレンス ( 4D v19)