ここは旧式の4DドキュメントWebサイトです。最新のアップデートされたドキュメントを読むには新サイトをご利用下さい→ developer.4d.com

ホーム

 
4D v19.8
entitySelection.average( )

entitySelection.average( ) 


 

entitySelection.average ( attributePath ) -> 戻り値 
引数   説明
attributePath  テキスト in 計算に使用する属性パス
戻り値  実数, Undefined in エンティティの属性値の算術平均(相加平均)

説明   

entitySelection.average( ) メソッドはエンティティセレクション内のattributePath 引数で指定した、nullでない値の算術平均(相加平均)を返します。

attributePath 引数には、評価する属性パスを渡します。

計算には、数値のみが考慮されます。ただし、エンティティセレクションの 引数で指定したパスに異なる型の値が混在している場合、entitySelection.average( ) は全てのスカラー要素を対象として平均値を算出します。

注: 日付値は数値(秒数)に変換され、平均を計算するのに使用されます。

entitySelection.average( ) は、エンティティセレクションが空の場合、またはattributePath 引数に数値型の値が何も含まれていない場合にはundefined を返します。

以下の場合には、エラーが返されます:

  • attributePath がリレートされた属性である。
  • attributePath がエンティティセレクションデータクラス内にない属性を指定している場合。

例題  

給与が平均給与より高い従業員の一覧を取得したい場合を考えます:

 C_REAL($averageSalary)
 C_OBJECT($moreThanAv)
 $averageSalary:=ds.Employee.all().average("salary")
 $moreThanAv:=ds.Employee.query("salary > :1";$averageSalary)



参照 

entitySelection.count( )

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: ORDA - エンティティセレクション

 
ページの目次 
 
履歴 

初出: 4D v17
変更: 4D v18 R6

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v19)
ランゲージリファレンス ( 4D v19.1)
ランゲージリファレンス ( 4D v19.4)
ランゲージリファレンス ( 4D v19.5)
ランゲージリファレンス ( 4D v19.6)
ランゲージリファレンス ( 4D v19.7)
ランゲージリファレンス ( 4D v19.8)