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4D v20 R7
Strings

Strings 

 

定数  コメント
sk case insensitive  倍長整数 2

文字列は、カレントのデータ言語設定に応じて比較され、大文字/小文字の差異は考慮されません。ただしアクセント記号は考慮されるという点に注意してください。例えば、"A" と"a" は同じとみなされますが、"a" は"à" とは違うとみなされます。デフォルトでは、4Dの文字列比較は大文字と小文字を区別しません。

これは以下の定数と組み合わせ可能です:

  • sk char codes または sk diacritic insensitive
  • sk whole word (Position コマンドのみ)

この定数は、暗示的に以下の定数を使用します(可読性向上のために組み合わせることも可能です):

  • sk kana insensitive
  • sk width insensitive
  • sk strict
sk char codes  倍長整数 1

文字列は文字コードに基づいて比較されます。カレントのデータ言語設定は比較の際には考慮されません。

 

これは以下の定数と組み合わせ可能です: sk case insensitive 

これは"a-z" または "A-Z" のレンジのみ使用可能です(例: Alpha = alpha、しかし Alpha # âlphà)

sk diacritic insensitive  倍長整数 4

文字列は、カレントのデータ言語設定に応じて比較されますが、文字のアクセント記号(アクセントや記号など)は無視されます。例えば、"a" は"à" と同じとみなされます。

これは以下の定数と組み合わせ可能です:

  • sk case insensitive
  • sk whole word (Position コマンドのみ)

この定数は、暗示的に以下の定数を使用します(可読性向上のために組み合わせることも可能です):

  • sk kana insensitive
  • sk width insensitive
  • sk strict
sk ignore empty strings  倍長整数 1 結果のコレクションから空の文字列を削除する(空の文字列を無視)
sk kana insensitive  倍長整数 8

日本語のみ。ひらがな文字とカタカナ文字の区別をコントロールします。意味合いを考える場合には、一般的にはひらがなとカタカナの差異は大きいものですが、より多くの結果を検索で見つけるために、4D ではデフォルトではこの差異を無視するように(kana insensitive に)設定されています。例えば、"あ" は"ア" と同じとみなされます。sk strict オプションはひらがなとカタカナを区別する比較を実行します。sk kana insensitive を使用するとひらがなとカタカナを同一視するようにルールを一部緩和させることができます。


注:
このオプションを使用するためには、データ言語が日本語に設定されている必要があります。その他の全ての言語に対してはこのオプションは無視され、Compare stringssk strict が指定された時と同じように振る舞います。言い換えると、日本語以外の言語のコンテキストにおいてこのオプションを設定した場合、文字列の比較はひらがなとカタカナを区別するようになります(つまり本来の想定とは逆の効果が出ます)。

 

これは以下の定数と組み合わせ可能です:

  • sk case insensitive
  • sk diacritic insensitive

 

この定数は、暗示的に以下の定数を使用します(可読性向上のために組み合わせることも可能です):

  • sk width insensitive
  • sk strict
sk strict  倍長整数 0

文字列は、カレントのデータ言語設定の基づいて完全一致するかどうかに応じて比較されます。多くの場合、大文字/小文字、アクセント記号の有無は比較の際に考慮されます(違う文字とみなされます)。

 

これは以下の定数と組み合わせ可能です:

  • sk case insensitive
  • sk diacritic insensitive
  • sk kana insensitive

この定数は、暗示的に以下の定数を使用します(可読性向上のために組み合わせることも可能です):

  • sk width insensitive
sk trim spaces  倍長整数 2 分割した文字列の先頭と最後にある空白文字(スペース)は切り取る
sk whole word  倍長整数 32

文字列は、カレントのデータ言語設定に基づいて比較されます。完成された単語全体が文字列として考慮されます。例えば、"where" は"somewhere" 内に含まれているのが見つかった場合は同じとはみなされません。

 

これは以下の定数と組み合わせ可能です: 

  • sk case insensitive (Position コマンドのみ)
  • sk diacritic insensitive (Position コマンドのみ)
sk width insensitive  倍長整数 16

日本語のみ。Unicode Standard Annex #11 に定義されているUnicode 標準の「東アジアの文字幅」に対応します。意味合いを考える場合には、文字の"全角"と"半角"(あるいは"狭い"と"広い")の差異は一般的にはあまり大きくなく、そのため4D でもデフォルトではこのモードが採用されています。例えば、"ア" は"ア" と同じであるとみなされます。

 

: 

  • このオプションを使用するためには、データ言語が日本語に設定されている必要があります。その他の全ての言語に対してはこのオプションは無視され、Compare stringssk strict が指定された時と同じように振る舞います。言い換えると、日本語以外の言語のコンテキストにおいてこのオプションを設定した場合、文字列の比較は全角と半角を区別するようになります(つまり本来の想定とは逆の効果が出ます)。
  • このオプションは Position コマンドでは無視されます。Unicode のWidth Insensitive コレーションは非対称的であり、位置や長さで検索を行うのは不可能だからです。

 

これは以下の定数と組み合わせ可能です:

  • sk case insensitive
  • sk diacritic insensitive
  • sk kana insensitive

この定数は、暗示的に以下の定数を使用します(可読性向上のために組み合わせることも可能です):

  • sk strict


参照 

Compare strings
Position
Split string

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 定数テーマリスト

 
履歴 

初出: 4D v16 R6

 
ARTICLE USAGE

ランゲージリファレンス ( 4D v20 R7)