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4D v20 R7
WP DELETE SECTION

WP DELETE SECTION 


 

WP DELETE SECTION ( wpDoc ; indexNumber {; count} ) 
引数   説明
wpDoc  オブジェクト in 4D Write Pro document
indexNumber  整数 in Index of the section to be deleted
count  整数 in Number of sections to be deleted
WP DELETE SECTION ( section ) 
引数   説明
section  オブジェクト in 4D Write Pro section

説明   

WP DELETE SECTION コマンドはsection 引数に渡されたセクションオブジェクト、またはindexNumber 引数で指定されたセクションから count 引数に応じて1つ以上のセクションを削除します。セクションが削除されると、それに付随してヘッダー、フッター、本文部分、アンカーされた画像、テキストボックス、終わりのセクションブレーク(セクションブレークでも継続されたセクションブレークでも)を含めて、関連づけられていたものは全て削除されます。

WP DELETE SECTION コマンドが全てのセクションを削除しようとした場合、あるいは削除しようとしたドキュメントにセクションが1つしかなかった場合には、このコマンドはエラーを生成します。

WP DELETE SECTION コマンドは、変更後のセクションへのアンカーを調節するように、テキストボックスと画像のanchorSection 属性を再インデックスします。例えば、ドキュメントに4つのセクションがあり、2つめのセクションが削除された場合、セクション3と4 は、それぞれ2と3 となり、削除前はセクション3 と4 にアンカーされていたテキストボックスおよび画像は、削除後はセクション2 と3 にアンカーされます。

注意: 画像またはテキストボックスがページへとアンカーされていて(例: 20ページ目にアンカー)、セクション削除後にそのページが存在しない場合には、その画像(またはテキストボックス)はドキュメント内に残り続け、20ページ目が再び出現した際には、そこに表示されます。

例題  

ドキュメントの最初のセクションを削除したい:

 wpDoc:=WP Import document(“test.wp”)
  // セクション1を削除する(ドキュメント内にセクションが1つしかない場合をのぞきエラーは生成されない)
 WP DELETE SECTION(wpDoc;1)

 

ドキュメントのセクション5を削除したい:

 wpDoc:=WP Import document(“test.wp”)
  // セクション5のみを削除する
 WP DELETE SECTION(wpDoc;5)

 

ドキュメントのセクション5、6、7を削除する:

 wpDoc:=WP Import document(“test.wp”)
 WP DELETE SECTION(wpDoc;5;3)

 

セクション5以降のセクションを全て削除する:

 wpDoc:=WP Import document(“test.wp”)
  // セクション5 以降の全てのセクションを削除する(セクション5が存在しない場合を除きエラーは生成されない)
 WP DELETE SECTION(wpDoc;5;MAXLONG)

 

セクション5を取得し、削除する:

 wpDoc:=WP Import document(“test.wp”)
  // セクション5を取得する
 $section:=WP Get section(wpDoc, 5)
  // $section を削除する
 WP DELETE SECTION($section)

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 4D Write Proランゲージ
番号: 1842

 
ページの目次 
 
履歴 

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初出: 4D v20 R7

 
ARTICLE USAGE

4D Write Proリファレンス ( 4D v20 R7)