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4D v20 R7
WP Table insert rows

WP Table insert rows 


 

WP Table insert rows ( targetObj | {tableRef ; rowNumber} {; numRows} ) -> 戻り値 
引数   説明
targetObj  オブジェクト in レンジまたは要素または4D Write Pro ドキュメント
tableRef  オブジェクト in 表参照
rowNumber  倍長整数 in 行インデックス番号
numRows  倍長整数 in 挿入する行の数(デフォルト値=1)
戻り値  オブジェクト in 表の行のレンジ

説明   

WP Table insert rows コマンドは、4D Write Pro の表に一つまたは複数の行を挿入します。

このコマンドは二つのシンタックスをサポートします:

  • 最初の引数としてtargetObj を渡した場合、コマンドはターゲットに含まれる最初の表に行を挿入します。targetObj 引数に渡せるものは以下の通りです:
    • レンジ
    • 要素(行/段落/本文/ヘッダー/フッター/インラインピクチャー/セクション/サブセクション)
    • 4D Write Pro ドキュメント

      targetObj 引数のターゲットが表または行が挿入可能なテキストレンジと交差しない場合、コマンドは何もせず、Null を返します(エラーは生成されません)。
  • tableRef および rowNumber 引数の両方を渡した場合、コマンドは指定された表の、指定された行インデックスに行を挿入します。
    rowNumber 引数の番号がの表内にある行数より大きい場合、行は表に挿入ではなく追加される形になります。

任意のnumRows 引数はtargetObj または tableRef に挿入される行の数を定義します。この引数が省略された場合、デフォルトで1行が挿入されます。

 

戻り値

コマンドは、挿入された行を表す行レンジを返すか、あるいは何も挿入されなかった場合にはNull を返します。

例題  

Invoice の表の終わりに行を二つ追加したい場合を考えます。以下のコードを実行すると:

 C_OBJECT($row)
 C_OBJECT($table;$row)
 C_LONGINT($rowNum)
 
 $table:=WP Get element by ID(WParea;"Invoice") //"Invoice" の表を取得
 
 If($table#Null)
    $rowNum:=$table.rowCount+1 // 最後の行に1を加えた数を指定することで行を追加する
    $row:=WP Table insert rows($table;$rowNum;2)
 End if

正しい位置に行が二つ新しく追加されます:



参照 

WP Table insert columns

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 4D Write Proランゲージ
番号: 1691

This command can be run in preemptive processes

 
ページの目次 
 
履歴 

初出: 4D v18

 
ARTICLE USAGE

4D Write Proリファレンス ( 4D v20 R7)