WP Get element by ID コマンドは、wpDoc 引数で指定したドキュメント内の、ID 引数で指定された要素を格納しているオブジェクトを返します。
wpDoc 引数には、4D Write Pro ドキュメントを渡します。
ID 引数には、取得する要素の属性IDを渡します。要素なドキュメント内のもの、例えば画像、段落、表、などを指定できますし、あるいはドキュメント自身を指定することもできます。ドキュメント内に指定されたIDを持つ要素がなかった場合、null 値が返されます。
注: ID 引数の値は大文字と小文字を区別します。
"img1"というID を持つピクチャーを取得する場合を考えます:
C_OBJECT(obImage)
obImage:=WP Get element by ID(myDoc;"img1")
表要素を探し、その境界線を太い紫の境界線に変更したい場合を考えます:
要素を取得し、そのID を変更したい場合を考えます:
$colTable:=WP Create table range([INFO]Sample)
$elements:=WP Get elements($colTable)
$elem:=WP Get element by ID([INFO]Sample;"Paris")
If($elem#Null)
$elem.ID:="Lyon"
End if