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4D v20 R7
WP Get frame

WP Get frame 


 

WP Get frame ( {* ;} wpArea {; textBoxID} ) -> 戻り値 
引数   説明
演算子 in 指定時、wpArea はフォームオブジェクト(文字列)。省略時、wpArea はオブジェクトフィールドあるいは変数
wpArea  文字 in フォームオブジェクト名(* 指定時)あるいは4D Write Pro オブジェクト変数あるいはフィールド(* 省略時)
textBoxID  文字 in テキストボックスのID(テキストボックスにフォーカスがある場合にのみ値が入ります)
戻り値  倍長整数 in カーソルが現在設定されているフレーム

説明   

WP Get frame コマンドはwpArea 引数で指定した4D Write Pro エリア内で、カーソルが現在設定されているフレームを返します。

任意の * 引数を渡した場合、wpArea 引数はフォームオブジェクト名(文字列)です。省略時、wpArea 引数は4D Write Pro オブジェクト変数あるいはフィールドです。

: このコマンドは、wpArea 引数がフォームオブジェクトに割り当てられている場合にのみ使用可能です(つまり引数がカレントのフォーム/ページに表示されている必要があります)。

返された値は、4D Write Pro テーマ内にある以下の定数のどれか一つと比較することができます:

定数 コメント
wk body 倍長整数 0 セクションのボディフレーム
wk current section default footer 倍長整数 10 セクションのメインのフッター(アクティブなサブセクションのフッターがない場合にのみ利用可能)
wk current section default header 倍長整数 9 セクションのメインのヘッダー(アクティブなサブセクションのヘッダーがない場合にのみ利用可能)
wk current section first footer 倍長整数 4 セクションの最初のページのフッター
wk current section first header 倍長整数 3 セクションの最初のページのヘッダー
wk current section left footer 倍長整数 6 セクションの左ページのフッター
wk current section left header 倍長整数 5 セクションの左ページのヘッダー
wk current section right footer 倍長整数 8 セクションの右ページのフッター
wk current section right header 倍長整数 7 セクションの右ページのヘッダー
wk text box 倍長整数 11

テキストボックス

カレントのカーソル位置がテキストボックス要素内にある場合、テキストボックスの要素 IDtextBoxID 引数に返されます。その他の場合には、この引数は空の値が返されます。

例題  

ユーザーがカーソルをヘッダーあるいはフッターフレームに設定したかどうかを確認したい場合を考えます:

 var $frameGet : Integer
 $frameGet:=WP Get frame(*;"WParea")
 If($frameGet=wk body)|($frameGet=wk text box)
    ALERT("フッターあるいはヘッダーを選択してください")
 End if



参照 

WP Get footer
WP SET FRAME

 
プロパティ 

プロダクト: 4D
テーマ: 4D Write Proランゲージ
番号: 1519

 
ページの目次 
 
履歴 

初出: 4D v16 R5
変更: 4D v19 R8

 
ARTICLE USAGE

4D Write Proリファレンス ( 4D v20 R7)