VP Export to object コマンドは、vpAreaName で指定した 4D View Pro エリアに関連付けられている 4D View Pro オブジェクトを返します。このコマンドによって、たとえば 4D View Pro エリアを 4D データベースのオブジェクトフィールドに保存することができます。
vpAreaName 引数には、4DView Pro エリアの名前を渡します。存在しない名前を渡した場合、エラーが返されます。
option 引数には、必要に応じて以下の書き出しオプションを渡すことができます:
プロパティ | 型 | 詳細 |
includeFormatInfo | ブール | Trueであればフォーマット情報を含める、それ以外の場合にはFalse(デフォルトはTrueです)。フォーマット情報は一部の場合においては有効です(例:SVGへの書き出しなど)。一方で、プロパティをFalseに設定することで書き出しの時間を短縮することもできます |
4D View Pro オブジェクトについての詳細は 4D View Pro オブジェクト を参照ください。
4D View Pro エリアの "version" プロパティを取得します:
C_OBJECT($vpAreaObj)
C_LONGINT($vpVersion)
$vpAreaObj:=VP Export to object("vpArea")
$vpVersion:=$vpAreaObj.version
フォーマット情報を含めずにエリアを書き出したい場合を考えます:
C_OBJECT($vpObj)
$vpObj:=VP Export to object("vpArea";New object("includeFormatInfo";False))