VP SET ROW ATTRIBUTES コマンドは、rangeObj 引数で指定した行に対して、propertyObj 引数内で定義されている属性を適用します。
rangeObj 引数には、レンジを格納しているオブジェクトを渡します。レンジに行とカラムの両方が格納されている場合、属性は行に対してのみ適用されます。
propertyObj 引数は、rangeObj 引数のレンジ内の行に対して適用される属性を指定できます。指定できる属性は以下の通りです:
プロパティ
| 型
| 詳細
|
height | 数値 | 行の高さ(ピクセル単位) |
pageBreak | ブール | True であればレンジの最初の行の前に改ページを挿入する、そうでなければFalse |
visible | ブール | True であれば行を表示する、そうでなければFalse |
resizable | ブール | True であれば行はリサイズ可能、そうでなければFalse |
header | テキスト | 行ヘッダーのテキスト |
2行目のサイズを変更し、ヘッダーを設定したい場合を考えます。以下のコードを実行すると:
C_OBJECT($row;$properties)
$row:=VP Row("ViewProArea";1)
$properties:=New object("height";75;"header";"June")
VP SET ROW ATTRIBUTES($row;$properties)
以下のように表示が変わります:
