VP Get formula by name コマンドは、name 引数に渡された名前の命名フォーミュラあるいは命名レンジに対応したフォーミュラとコメントを返します。定義されたスコープにそれらが存在しない場合にはnull が返されます。
vpAreaName 引数には、4D フォーム内のエリアのオブジェクト名プロパティを渡します。存在しない名前を渡した場合、エラーが返されます。
name 引数には、取得したい命名レンジあるいは命名フォーミュラの名前を渡します。命名レンジは、絶対セル参照を格納したフォーミュラとして返されるという点に注意して下さい。
scope 引数を使用することで、フォーミュラを取得するスコープを定義できます。その際、シートのインデックス(0 から数え始める)を渡すか、以下の定数のいずれかを渡して下さい:
定数 |
値 |
コメント |
vk current sheet |
-1 |
4D View Pro エリアのカレントシートを指定します。(デフォルト) |
vk workbook |
-2 |
4D View Pro エリアのワークブック全体を指定します。 |
返されるオブジェクトには、以下のプロパティが格納されます:
プロパティ | 型 | 詳細 |
formula | テキスト | 命名フォーミュラまたは命名レンジに対応したフォーミュラのテキスト。命名レンジの場合、フォーミュラは連続した絶対セル参照として返されます。 |
comment | テキスト | 命名フォーミュラまたは命名レンジに対応したコメント |